床並山(阿武町奈古) [県北部の山]
前回(6月18日)北麓の林道から取り付いたがまもなく道が消失し断念したので、17年前と同じく南麓の奈古側から再挑戦した。以前取り付いたところより東寄りの尾根に取り付き、踏み跡もない雑木とシダの尾根を直登。帰路は東側の411mピークまで主尾根をたどり県道へ下った。(2016.06.26)
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登山口付近は県道の付け替え工事中で、休日にもかかわらず梅雨の合間の工事が進められていた。旧道へ少し入った路肩に駐車。
工事用道路が分岐するところの尾根に取り付く。入口のヤブを分けるとすぐに雑木尾根の斜面が前方に開ける。山道はおろか踏み跡もないので、雑木の間を縫いながらひたすら上方へ向かって登る。下草がないので案外歩きやすい。
取り付き
雑木疎林
雑木疎林
標高310mあたりからシダが現れるので、シダをよけたり薄いところを探しながら登る。そのうちシダが濃くなり、逃げ場がなさそうなので、やむなくシダヤブに突入する。
上方にシダが見える
シダをよけながら登る
シダヤブ
シダヤブ
標高350mあたりで勾配が緩むとシダが薄くなり、そのうちシダがほぼ消失する。
シダがやや薄くなる
シダ消失
雑木尾根をさらに登っていくと標高450mで右からの支尾根と合流、さらに登ると標高470mで主尾根と合わさる。雑木疎林も主尾根上は明瞭な切り開きはないもののさらに歩きやすくなる。
雑木疎林(400m)
雑木疎林
450m支尾根合流点
平坦尾根
470mピーク①
小さなコブをいくつか越えながら鞍部を上り返すと山頂部の一角に出て、平坦尾根を進むとあっけなく四等三角点(点名「床並」)のある山頂へ着く。三角点から5、6m離れたところには「宇、村境」と刻まれた石杭がある。雑木高木に囲まれ、展望はまったく得られない。
470mピーク②
470mピーク③
460m鞍部
上り
山頂尾根へ出る
床並山山頂
四等三角点
石杭「宇・村境」
主尾根を470m支尾根合流点まで戻り、そのまま主尾根を東方向へたどってみる。ところどころ倒木があるものの案外歩きやすい雑木疎林の尾根が続く。
470m・下り
450m支尾根分岐点
雑木疎林・下り
430m付近
枯れアカマツの大木
平坦尾根
410m支尾根分岐点で方向を確認し南東方向の尾根を下る。
410m支尾根分岐
390m支尾根分岐
左植林境・下り
370m鞍部から県道へ下ることも考えたが、道路工事の掘削で道路法面が切り立っている恐れもあることから、さらに411mピークまでめざすことにする。
370m植林境鞍部
植林境・上り
平坦雑木尾根
400m平坦尾根
平坦尾根
鞍部
411mピークは変哲もない平坦尾根となっており、方向を定めて雑木斜面を東方向へ下ると鞍部へ出る。
さらに縦走は可能に思われたが、ここで県道へ下ることにする。
411m平坦ピーク
雑木斜面・下り
390m鞍部
南側のスギ谷へ下り、やや歩きやすそうに思えたので途中から左の支尾根上へ出る。
スギ谷へ下る
スギ谷
スギ谷
左の支尾根へ向かう
支尾根へ出る
岩の間を抜け植林尾根を下っていくと、県道が見え、階段状の石組上に出て、県道へ降り立つ。
岩(逆方向)
植林支尾根
左下に県道が見える
下降地点
下降地点(逆方向)
下降地点付近(逆方向)
工事箇所を右に見ながら駐車地へ戻る。山行中測量杭や目印のテープ類は一切見なかった。
付替え道路工事中
■山名考
防長地下上申には床並山の名は見えない。三角点の点名と同様、奈古側の字名「床並」に由来すると思われる。

登山口付近は県道の付け替え工事中で、休日にもかかわらず梅雨の合間の工事が進められていた。旧道へ少し入った路肩に駐車。
工事用道路が分岐するところの尾根に取り付く。入口のヤブを分けるとすぐに雑木尾根の斜面が前方に開ける。山道はおろか踏み跡もないので、雑木の間を縫いながらひたすら上方へ向かって登る。下草がないので案外歩きやすい。
標高310mあたりからシダが現れるので、シダをよけたり薄いところを探しながら登る。そのうちシダが濃くなり、逃げ場がなさそうなので、やむなくシダヤブに突入する。
標高350mあたりで勾配が緩むとシダが薄くなり、そのうちシダがほぼ消失する。
雑木尾根をさらに登っていくと標高450mで右からの支尾根と合流、さらに登ると標高470mで主尾根と合わさる。雑木疎林も主尾根上は明瞭な切り開きはないもののさらに歩きやすくなる。
小さなコブをいくつか越えながら鞍部を上り返すと山頂部の一角に出て、平坦尾根を進むとあっけなく四等三角点(点名「床並」)のある山頂へ着く。三角点から5、6m離れたところには「宇、村境」と刻まれた石杭がある。雑木高木に囲まれ、展望はまったく得られない。
主尾根を470m支尾根合流点まで戻り、そのまま主尾根を東方向へたどってみる。ところどころ倒木があるものの案外歩きやすい雑木疎林の尾根が続く。
410m支尾根分岐点で方向を確認し南東方向の尾根を下る。
370m鞍部から県道へ下ることも考えたが、道路工事の掘削で道路法面が切り立っている恐れもあることから、さらに411mピークまでめざすことにする。
411mピークは変哲もない平坦尾根となっており、方向を定めて雑木斜面を東方向へ下ると鞍部へ出る。
さらに縦走は可能に思われたが、ここで県道へ下ることにする。
南側のスギ谷へ下り、やや歩きやすそうに思えたので途中から左の支尾根上へ出る。
岩の間を抜け植林尾根を下っていくと、県道が見え、階段状の石組上に出て、県道へ降り立つ。
工事箇所を右に見ながら駐車地へ戻る。山行中測量杭や目印のテープ類は一切見なかった。
■山名考
防長地下上申には床並山の名は見えない。三角点の点名と同様、奈古側の字名「床並」に由来すると思われる。
2016-07-01 21:40
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