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大平山(阿武町宇田・木与) [県北部の山]

当山は平成13年2月に一度歩いている。採石場跡地へのやや荒れた作業道を利用し、主尾根近くまでたどれる。
周辺には耐火レンガの原料となるろう石の採石場跡が散在しているが、これもその一つと思われる。昭和の中期頃採掘されたようで、中腹には作業道沿いに溝やコンクリート施設が残り往時をしのばせる。
シダをよけながら尾根をたどると山頂に至る。
山頂近くでハチに付きまとわれ、地形図確認もろくにできず、ほうほうのていで木与側へ下った。(2016.07.23)
P1340224国道から大平山.JPG国道から大平山



田部バス停そばのスペースに駐車。200mほど西側には正規の駐車地もある。
P1340088田部港.JPG田部港

JR山陰線の鉄橋下をくぐり分岐①を右に取る。田部集落沿いに進み、民家が切れるところの分岐②を左に向かう(前回は右に取り、上方の尾根上で左道と合流した)。
P1340090鉄橋・大平山.JPG鉄橋・大平山
P1340091分岐①.JPG分岐①
P1340092民家沿い・大平山.JPG民家沿い
P1340093分岐②.JPG分岐②

耕地沿いに歩き、上方で分岐③を右に取ると、田圃で舗装道が終わり、右の草被りの作業道に取り付く。
P1340094耕地沿い.JPG耕地沿い
P1340095分岐③.JPG分岐③
P1340097舗装道終点・作業道取り付き.JPG舗装道終点
P1340099作業道.JPG作業道

倒壊小屋を左に見て、右折し逆S字状に作業道をたどり、切通しの鞍部を抜けると右からの幅広道と合わさる。
P1340100倒壊小屋.JPG倒壊小屋
P1340102作業道・シダ.JPG作業道・シダ
P1340104作業道・植林沿い.JPG作業道・植林沿い
P1340105切通し・鞍部.JPG切通し・鞍部
P1340107作業道・左方向.JPG作業道(左方向)

左折し荒れ気味の作業道をジグザグにたどる。旧地形図では作業道が破線で表示されていたので、前回はこれを頼りに登ったが、現地形図では消去されている。
幅広の作業道はところどころ分岐があるが、雑木が生え視界が遮られるためわかりづらい。
分岐②と③の間に鉄骨造のベランダ風の展望台らしき跡がある。現在は樹木が生い茂り展望は期待できない。
P1340109作業道・竹林沿い.JPG作業道・竹林沿い
P1340110作業道.JPG作業道
P1340112①左折地点.JPG ①左折地点
P1340113作業道.JPG作業道
P1340114②右折地点.JPG ②右折地点
P1340115作業道.JPG作業道
P1340117展望台跡.JPG展望台跡
P1340120③左折地点.JPG ③左折地点
P1340121作業道・溝.JPG作業道・溝
P1340122コン施設(1).jpgコン施設
P1340124.JPG作業道

前回と違って分岐④で右折道をたどってみたところ、上方で行き止まりとなった。掘削崩壊斜面を注意しながら登ってみたが、シダ被りの厳しい尾根へ出たので無理をせずあきらめた。
P1340126④分岐点・広場.JPG ④分岐点・広場
P1340127作業道.JPG作業道
P1340128崩落石.JPG崩落石
P1340132作業道終点部.JPG作業道終点部
P1340134掘削崩壊斜面.JPG掘削崩壊斜面
P1340137シダ尾根.JPGシダ尾根

分岐④まで戻り直進する。雑木が生えた土手状の巻き道となり谷を横切ると、右折し谷詰めの道に変わる。
P1340139作業道.JPG作業道
P1340141土手状作業道.JPG土手状作業道
P1340142⑤右折部.JPG ⑤右折部

S字状に登ると道がやや不明瞭となり、谷を横切るところで左の谷を詰めると230m鞍部へ出る。
P1340143作業道.JPG作業道
P1340144左折⑥.JPG ⑥左折
P1340145段差のある作業道.JPG段差のある作業道
P1340146右折⑦.JPG ⑦右折
P1340149谷分岐.JPG ⑧谷分岐
P1340150谷を詰める.JPG谷を詰める
P1340151 230m鞍部(右方向).JPG230m鞍部(右方向)

右折し尾根上のシダを右によけながら雑木疎林を抜けると、250m鞍部へ出る。
P1340152シダ尾根を右によけ雑木疎林を進む.JPGシダ尾根を右によけて進む
P1340153雑木疎林.JPG雑木疎林
P1340154 250m鞍部.JPG250m鞍部

さらに右に回り込みながら登りきると、小コン杭を見てまもなく260mピークへ着く。
P1340156雑木疎林.JPG雑木疎林
P1340157小コン杭.JPG小コン杭
P1340158 260mピーク.JPG260mピーク

雑木疎林の主尾根上を進むと尾根境に石塁が現われる。赤プラポールの先で270mピークに着く。
P1340159雑木尾根・石塁.JPG雑木尾根・石塁
P1340161雑木尾根・石塁.JPG雑木尾根・石塁
P1340162赤ポール.JPG赤プラポール
P1340163 270mピーク.JPG270mピーク

このあたりから黒色のアシナガバチ(?)現われたので、速足で進むと大平山山頂に着く。平坦な中央に三等三角点(点名「大平」)がある。
P1340164雑木尾根.JPG雑木尾根
P1340165大平山山頂・三角点.JPG大平山山頂・三角点

ハチが執拗にまとわりつくので、地形図をゆっくりと確認もできず、休む間もなく南西尾根をめざして下る。
尾根上のシダを右によけながら赤プラポールの立つ260mピークを越え下っていく。
P1340166疎林尾根.JPG疎林尾根
P1340168 260mピーク.JPG260mピーク
P1340169 260mピーク・赤ポール.JPG赤プラポール
P1340170疎林尾根.JPG疎林尾根

210m鞍部付近でシダを分け南尾根へ向かうつもりが、シダが濃いためやや薄そうな方へ下ると、尾根を外れ、自然と谷に向かって下るようになる。
P1340171シダ尾根.JPGシダ尾根
P1340173シダ谷.JPGシダ谷

シダを分けながら必死で下ると、標高170mあたりでやっとハチが姿を消してくれたのでホッとする。
涸れ沢となり溝状の沢を下る。ところどころシダが深いところを抜け、溝沿いを歩いたりしながら下っていくと、コンクリート水路に出る。
P1340175シダ谷.JPGシダ谷
P1340176溝状の小沢・シダ.JPG溝状の小沢・シダ
P1340177シダヤブ.JPGシダヤブ
P1340178涸れ沢.JPG涸れ沢
P1340180涸れ沢.JPG涸れ沢
P1340182沢.JPG
P1340186沢(逆方向).JPG沢(逆方向)
P1340189下降口.JPG下降口
P1340187コン用水路(左方向).JPGコン水路(左方向)

水路沿いに細道が続いており、右折して巻き道状にたどると、棚田が広がる緩い尾根上に出て防獣フェンスに出合う。
P1340190用水路.JPGコン水路
P1340191.JPGコン水路
P1340196防獣フェンス.JPG防獣フェンス

ゲートを抜け棚田上の舗装農道を下る。「やまぐち棚田20選」の道標を目印に逆に下っていく。
P1340198棚田・遠岳山.JPG棚田・遠岳山
P1340199棚田道標.JPG棚田道標
P1340200農道から大平山.JPG農道から大平山(逆方向)
P1340201農道ゲート(逆方向).JPGゲート(逆方向)

途中道路際に「木与村新田碑銘」の石碑がある。明治期に新田開発された経緯が刻まれており、『長門木与史』(坪内五郎著、昭和44年刊)に詳述されている。
P1340202石碑.JPG石碑

集落道に出て右折し、両側に石仏や古墓のあるところを抜けていくと木与八幡宮の境内に出る。
P1340204分岐.JPG集落道へ出る
P1340205石仏.JPG石仏
P1340206古墓.JPG古墓
P1340207八幡宮.JPG八幡宮

石鳥居と拝殿を結ぶ参道上に舞殿があり、舞殿の真ん中を参道が抜けている。舞殿の天井には神輿が吊られている。
P1340208舞台・参道.JPG舞殿・参道
P1340209神輿.JPG天井の神輿

国道へ出て北へ向かうと、漁港入口に「防波之碑」が建つ。『長門木与史』によると宿願の埠頭改築を記念したもので、明治末期の竣工となっている。
P1340213漁港.JPG漁港
P1340216石碑・防波堤・遠岳山.JPG石碑・防波堤・遠岳山

真夏の日差しの下、海岸沿いの奇岩を眺めながら駐車地へ戻る。
P1340217奇岩①.JPG奇岩①
P1340219奇岩②.JPG奇岩②
P1340220奇岩③.JPG奇岩③
P1340223奇岩④.JPG奇岩④

■山名考
大平山は地形図に山名の記載はないが、『阿武町史』に大平山の名が見える。
山名は宇田側の呼び名と思われ、防長地下上申宇田村の境目書に記載がある。
木与側では、地下上申木与村の境目書にある「鳥之巣之浴頭」がこの山にあたると思われる。

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