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城ヶ谷頭(山口市徳地三谷) [県央部の山]

15年ほど前に石ヶ岳へ登った際、795m峰(城ヶ谷頭)にも足を延ばしたが、西麓の三谷側から鉄塔巡視路がかなり長い距離で上がっており、いつか歩いてみたいと思っていた。
今回、往路は船谷を詰め、尾根伝いに山頂をめざし、帰路は巡視路を下ることにする。
船谷川沿いに林道船谷線を終点まで歩き、山道をたどると、途中から踏み跡程度となる。旧村境の峠へ出て、藪気味の植林境や雑木ヤブ尾根を進むと、途中からササ尾根となるが、まもなく新設林道終点へ出る。
山頂下まで林道をたどり、ヒノキ植林谷を少し登ると展望のない山頂へ着く。帰路は北側の別の新設林道へ出て、巡視路へ入り、鉄塔を確認しながらひたすら下ると林道足谷線へ降り立つ。(2014.05.24)
P1160594奈良原集落から鉄塔尾根を望む.JPG神原集落付近から山頂方向
城ヶ谷頭.jpg (クリックで拡大)

神原集落に入り県道沿いの幅広スペースに車を置く。
すぐに「足谷の滝1.5km」の標柱が立つ分岐を下り、船谷へ向かう。
P1160421集落道分岐.JPG集落道分岐
P1160422足谷の滝道標.JPG足谷の滝道標
P1160423船谷橋.JPG船谷橋
P1160425集落道.JPG集落道

林道足谷線を左に分け、廃屋を左に過ごすと「林道船谷線起点」の標柱を見る。
P1160426林道足谷線起点.JPG林道足谷線起点
P1160428集落道.JPG集落道
P1160429林道船谷線起点.JPG林道船谷線起点

右に堰堤を見てすぐに林道小船谷線を右に分けると、炭焼窯と小屋を見る。
P1160430堰堤.JPG堰堤
P1160431林道小船谷線起点.JPG林道小船谷線起点
P1160433炭焼小屋.JPG炭焼窯

左植林斜面を伐採作業中で重機が1台急斜面を動いている。
すぐ先で林道が小崩壊しており、現在のところ車両の通行は厳しいだろう。
P1160435伐採地.JPG伐採地
P1160436林道小崩壊地.JPG林道小崩壊地

コンクリート橋を渡り300mほど進むと小広場に着く。前方が開け下草が被るところを抜けると林道終点となる。
P1160437下草・林道.JPG林道
P1160438立派な石垣沿いの林道.JPG立派な石垣沿いの林道
P1160439滝.JPG
P1160440林道.JPG林道
P1160443コン橋.JPGコン橋
P1160444林道.JPG林道
P1160446小滝.JPG小滝
P1160447小広場.JPG小広場
P1160448林道終点手前.JPG林道終点手前
P1160449下草が被る.JPG下草が被る
P1160450林道終点・板橋.JPG林道終点・板橋

板橋を渡り植林内で谷分岐を右に取ると、沢より少し上方で山道が現われる。
P1160452植林地.JPG植林地
P1160453山道.JPG山道
P1160454草被り.JPG草被り
P1160455山道.JPG山道

沢沿いの道となり、谷分岐を右に取る。
P1160456沢沿いの山道.JPG沢沿い
P1160458ワサビ畑跡.JPG沢沿い
P1160459草被り.JPG分岐を右へ

倒木等で歩きづらくなると、右(左岸)へ移り、石積みの小暗渠(?)を渡ってふたたび左(右岸)へ移る。
P1160460.JPG山道
P1160462.JPG沢沿い
P1160463左岸へ移る.JPG左岸へ移る
P1160464両岸の石垣.JPG両岸の石垣
P1160466石積みの暗渠.JPG石積みの小暗渠?

植林斜面に付けられた道を登り、植林が終わるとワサビ畑跡と思われる沢へ出る。
P1160468植林内の山道.JPG植林内の山道
P1160471植林終端部.JPG植林終端部
P1160472沢と合わさる.JPG沢と合わさる
P1160474ワサビ畑跡.JPGワサビ畑跡

途中で右(左岸)へ移り、スギ植林の谷を倒木をよけながら詰める。
P1160475左岸へ渡る.JPG左岸へ渡る
P1160478植林下の踏み跡.JPG植林下の踏み跡
P1160480倒木をよけて進む.JPG倒木をよけて進む
P1160481.JPG谷を詰める

谷分岐を右に取り、一旦峠鞍部へ出る。
旧村境は植林ヤブの平坦尾根となっており、明瞭な道はないので、再度左の谷へ降り、植林斜面を左へトラバースしながらショートカットする。
P1160482だだっ広い谷分岐.JPGだだっ広い谷分岐
P1160483鞍部(北側).JPG鞍部(北方向)
P1160485鞍部(南側).JPG鞍部(南方向)
P1160484西側の植林谷.JPG西側の植林谷
P1160486東側の植林谷.JPG東側の植林谷
P1160487トラバースの踏み跡.JPGトラバースの踏み跡

明瞭な道が見当たらないので、やむなく雑木ヤブ尾根を登ると、670mの支尾根合流点へ出る。
P1160488雑木ヤブ尾根.JPG雑木ヤブ尾根
P1160489 670m支尾根合流ピーク.JPG670m支尾根合流ピーク

ヒノキ植林境がヤブ化しており、左の雑木林へ逃げ込みながら尾根伝いに進むと681mピークに着く。
P1160490雑木疎林尾根.JPG雑木疎林尾根
P1160491植林境.JPG植林境
P1160492 681mピーク.JPG681mピーク

この先小刻みに支尾根が入り込み、主尾根の方向をそのつど確認しながら雑木ヤブを進む。測量杭もなくここ最近人がほとんど入っていないようだ。イヌマキなどの灌木がはびこるところがあり、足元に注意しながら進む。
P1160493灌木ヤブ.JPG灌木ヤブ
P1160495イヌマキが這うヤブ.JPGイヌマキが這うヤブ
P1160497 700mピーク.JPG700mピーク
P1160498雑木疎林尾根.JPG雑木疎林尾根
P1160499 700m支尾根合流点.JPG700m支尾根合流点
P1160500雑木疎林尾根.JPG雑木疎林尾根
P1160501灌木ヤブ.JPG灌木ヤブ
P1160503雑木ヤブ.JPG雑木ヤブ

730mピークを越えると突然ササヤブが現われ、次の740mピークあたりから肩ぐらいの高さとなる。
P1160504 730mピーク.JPG730mピーク
P1160505鞍部でササ現る.JPG鞍部でササ現る
P1160506 ササヤブ.JPGササヤブ
P1160508 740mピークのササヤブ.JPG740mピークのササヤブ

山頂までこの調子で続くのだろうかと観念しながらササを漕いでいると、突然目の前に地面が現われ、新設林道の終点部へ抜けた。
P1160509ササヤブの下り.JPGササヤブの下り
P1160510ササヤブ.JPGササヤブ
P1160511林道と出会う.JPG林道と出会う
P1160513林道終点部(逆方向).JPG林道終点部(逆方向)

新設林道をたどって山頂方向へ向かう。分岐を右へ過ごし、伐採地を右に見ながら登る。
P1160514新設林道.JPG新設林道
P1160515林道分岐・伐採帯.JPG林道分岐・伐採帯
P1160516伐採帯上部から.JPG伐採帯上部から

林道終点手前の右カーブするところからヒノキ林の緩い谷へ取り付く。ササは薄いので歩きやすい。
だだっ広い鞍部へ出て右折し、約100m進んだ植林最高地点が山頂である。赤いプラスチックの札があるくらいで、展望はまったくない。
P1160519緩いヒノキ谷.JPG緩いヒノキ谷
P1160521だだっ広い鞍部.JPGだだっ広い鞍部
P1160522山頂方向.JPG山頂方向
P1160523山頂部.JPG山頂部
P1160524.JPG山頂部

鞍部へ戻り、北側のヒノキ谷を下る。すぐに新設林道のU字カーブ地点へ出る。
P1160526北側のヒノキ谷.JPG北側のヒノキ谷
P1160527新設林道(U字カーブ地点).JPG新設林道(U字カーブ地点)

前方奥に、鉄塔がわずかに望める。左折し、林道を下っていくと、上方を高圧電線が走るあたりで左のヒノキ林の中に火の用心の黄色いピニール札を見る。これを目標にヒノキ林へ入ると巡視路が見つかる。取り付きには標柱等が見当たらず分かりづらくなっている。
P1160528林道.JPG林道
P1160531植林内の火の用心札.JPG植林内の火の用心札
P1160532林道西側斜面.JPGヒノキ林内の巡視路

植林帯を出て両側にササが茂る中、巡視路をたどると鉄塔に出る。(途中の標柱から鉄塔番号がNo.23であることがわかる)
P1160533巡視路.JPG巡視路
P1160534.JPG巡視路
P1160536.JPG巡視路
P1160537 鉄塔No.23.JPG鉄塔No.23

ここで巡視路は高圧線方向の西ではなく、一旦尾根伝いに北へ向かう。あとは巡視路を忠実にたどって下ればよい。
標高700mあたりからササ道が終わり、植林尾根に残る雑木林を下っていくと鉄塔No.24に着く。
P1160540.JPG巡視路
P1160543ヒノキ尾根となる.JPGヒノキ尾根となる
P1160544尾根上に残る雑木林.JPG尾根上に残る雑木林
P1160545古い標柱.JPG古い標柱
P1160547.JPG巡視路
P1160549鉄塔No.24.JPG鉄塔No.24

標高596mピークを右にトラバースしながら下ると鉄塔No.25に出会う。
P1160551.JPG巡視路
P1160553 596mピークの右をトラバース.JPG596mピークの右をトラバース
P1160554左ヒノキ林.JPG左ヒノキ林
P1160556古い標柱.JPG古い標柱
P1160557鉄塔No.25.JPG鉄塔No.25
P1160558鉄塔No.26方向.JPG鉄塔No.26方向

植林尾根を下るようになり、標柱を見ると鉄塔No.26への巡視路を左へ分ける。一旦No.26まで往復し、ふたたび主尾根を下る。
P1160559植林尾根.JPG植林尾根
P1160563標柱.JPG標柱
P1160564鉄塔No.26.JPG鉄塔No.26

鞍部で標柱を見て少し登り返すと鉄塔No.27に出る。
P1160566.JPG巡視路
P1160567.JPG巡視路
P1160568古い標柱.JPG古い標柱
P1160569植林尾根の上り.JPG植林尾根の上り
P1160570鉄塔No.27.JPG鉄塔No.27

標高400あたりからジグザグの下りとなり、下草が被るヤブっぽいところを抜けると鉄塔No.28に着く。
P1160571標高462m付近.JPG標高462m付近
P1160572植林境の下り.JPG植林境の下り
P1160573一部ヤブ気味の鞍部.JPG一部ヤブ気味の鞍部
P1160575下草が被る.JPG下草が被る
P1160576鉄塔No.28.JPG鉄塔No.28

植林尾根を下り切った鞍部で標柱を見て、ここで直進方向の鉄塔NO.29への巡視路と分かれ、右のスギ谷へ下る。(鉄塔No.29から先に巡視路はないようなので、登ってもピストンすることになる)
P1160577植林尾根.JPG植林尾根
P1160578植林境.JPG植林境
P1160580鞍部.JPG鞍部
P1160581巡視路分岐・標柱.JPG巡視路分岐・標柱

ジグザグから左トラバースの道に変わり下っていくと、林道足谷線に降り立つ。
P1160582スギ谷を下る.JPGスギ谷を下る
P1160583スギ谷を下る.JPGジグザグ道
P1160584下草が被るトラバース道.JPG下草が被るトラバース道
P1160585トラバース気味にスギ斜面を下る.JPGトラバース道
P1160586林道と出会う.JPG林道へ出る
P1160587巡視路取り付き(逆方向).JPG下山口(逆方向)

左折し、林道を歩いて戻る。
P1160588林道足谷線.JPG林道足谷線

■山名考
「城ヶ谷(じょうがたに)頭」の山名は、『防長風土注進案』串鯖河内村の大山の項に「城ヶ谷頭 右村内ノ之高山、西ハ三谷村東ハ當村、直高凡五丁半廻り難相定」とあり、これに拠った。
ただ、この山名はこの項以外には記載がなく、同書の隣村境書之事の項には出てこない。これは隣村境書之事の項が『防長地下上申』の境目書の記述を転載したものであることから、地下上申以後に現われた呼称かもしれない。
また『防長地下上申』や『防長風土注進案』の三谷村の項には、石ヶ岳の南に続く山として、「大はだか山」、「新山ヶ嵩」、「野山」といった山名が出てくるが、石ヶ岳南峰を指すようでもあり、決め手を欠くので採用しなかった。

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