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熊野岳(長門市油谷久富) [県北部の山]

この山には平成8年にグループで、平成21年に単独で登っている。いずれも林道を利用し北東ないし北西側から取り付いたが、植林のネットやシダで悩まされた記憶がある。今回、シダ漕ぎなしに登れるところはないかと、東麓の有宗側から延びる林道牛地線を利用し、谷詰めで歩いてみた。
林道を数百メートル入ると意外に大きいナメ滝があり、その先は最近利用された形跡はない。植林もすぐに終わり雑木の谷が続くが、林道は不明瞭ながら標高200mあたりまで確認できる。主尾根が近くなり谷分岐を確実に取れば、山頂南西側の鞍部に出る。ここまで測量杭やテープの類はまったくない。ヒノキ林境の尾根を右に取って登ると、植林最上部で山頂直下の展望地に出る。帰路は『防長山野へのいざない 第2集』で紹介された植林境の尾根ルートを概ねたどり、林道へ出た。(2013.11.23)
熊野岳.jpg  (クリックで拡大)

牛地橋のたもとにごみステーションがあり、ここに駐車させてもらう。すぐ右に林道が分かれるので、これに入る。
P1120611林道入口.JPG林道入口

草被り気味の林道を進むとまもなく左に堰堤を見る。右斜面のヒノキ植林もこのあたりで終わり、角石の多い林道を歩くようになる。ここ最近重機や車両が入った様子はない。
P1120612やや草が被る林道.JPGやや草が被る林道
P1120614堰堤.JPG堰堤
P1120615石の多い林道.JPG石の多い林道

やがて左下にナメ滝が見え始める。案外高低差があり、上段は二条の滝となっている。
P1120616ナメ滝.JPGナメ滝
P1120617二条の滝.JPG二条の滝

流水でえぐれた道となり滝上部でコンクリート張りの沢を渡る。
P1120618抉れた林道・コンクリート張り.JPGえぐれた林道
P1120619コンクリート張り.JPGコンクリート張り

少し進むと沢にぶつかるので右の対岸へ渡る。以前は何らかの橋がかけられていたようだ。
P1120621淵.JPG
P1120622渡渉箇所.JPG渡渉箇所

幅広の道から山道程度となり、まもなく左へ渡る。この先右左と何度か渡り替えながら進む。
P1120623幅広の林道.JPG幅広の林道
P1120624林道.JPG林道
P1120625山道程度に変わる.JPG山道程度に変わる
P1120626渡渉.JPG渡渉
P1120627ゴロ石が多くなる.JPGゴロ石が多くなる
P1120628林道.JPG林道
P1120629渡渉.JPG渡渉
P1120630渡渉.JPG渡渉
P1120631やや荒れた林道.JPGやや荒れた林道
P1120632渡渉.JPG渡渉
P1120633渡渉.JPG渡渉

最初の炭焼窯跡を右に見てすぐに左へ沢を渡る。
P1120634炭焼窯跡.JPG炭焼窯跡
P1120635渡渉.JPG渡渉

谷分岐を右に取り、左右に渡り替えたり沢上を歩いたりしながら谷を詰める。
P1120636渡渉・林道.JPG渡渉
P1120637林道.JPG林道
P1120638渡渉.JPG渡渉

二つ目の炭焼窯跡を右に過ごすと、谷分岐を右に進む。すぐに左の対岸へ渡る。
P1120639窯跡.JPG窯跡
P1120640林道.JPG林道
P1120641渡渉.JPG渡渉

炭焼窯跡と思われるものを見ると、倒木に遮られるので右の対岸へ逃げ回りこむ。
P1120642窯跡?.JPG窯跡?
P1120643倒木を右に迂回.JPG木を右に迂回

対岸へ戻ると土砂が流れた跡らしく荒れた道となり、雑木の中を進む。
P1120644雑木疎林ヤブ.JPG雑木疎林ヤブ
P1120645渡渉.JPG渡渉

右の対岸へ移ると再び幅広道となるが、低い石垣のある平坦地にぶつかるあたりで終わる。このあたりが林道終点と思われる。
P1120646石垣の平坦地・林道も終わる.JPG石垣の平坦地・林道終点?

この先そま道を進むとすぐ右に炭焼窯跡がある。
P1120647そま間道.JPGそま道
P1120648窯跡.JPG窯跡

まもなく谷分岐となるので、ここは左の谷へ進む。(当初やや歩きやすそうな右の谷へ向かったが、シダが多くなったので分岐へ戻る)
P1120649雑木疎林の谷分岐.JPG雑木疎林の谷分岐
P1120656左の谷へ入る.JPG左の谷へ入る


左の斜面に踏み跡程度のそま道があるので、これに上がり、右下に沢を見ながら慎重に谷を詰める。
P1120657そま道.JPGそま道
P1120660そま道.JPGそま道

最初は左、次は右に支谷を分けて雑木疎林谷を詰めると、稜線が見え、登り切るとヒノキ植林境の尾根上へ出る。
P1120664谷を詰める.JPG谷を詰める
P1120665雑木疎林谷.JPG雑木疎林谷
P1120666稜線.JPG稜線

右折して、防獣ネットの名残りがある植林境を登っていくと、ヒノキ林が終わり、尾根の斜面が少し伐採されて、西側が大きく開ける展望地となっている。
P1120668植林境.JPG植林境
P1120670植林境・ネット.JPG植林境・ネット
P1120675小伐採尾根.JPG小伐採尾根
P1120671白滝山.JPG白滝山
P1120672 346mピーク.JPG346mピーク
P1120673大藤山・ザレ山.JPG大藤山・ザレ山
P1120674向津具半島.JPG向津具半島

切り開きの雑木尾根を少し登ると尾根分岐に出る。
P1120676支尾根分岐点.JPG支尾根分岐点

さらに切り開きを進み、少しシダが被るところを抜けていくと溝に出会う。山頂の周りをめぐって掘られている溝である。旧日本軍の監視所があったという説もあるようだ(『防長山野へのいざない 第2集』)。
そこで林道牛地線の設置目的について疑問が生じた。植林は麓ですぐに終わっており、炭焼窯跡もそれほど多くはなく規模も小さい。したがってそうしたことが目的ではなく、ひょっとしたら軍事用に造られたものではないだろうか。
林道の名残りは標高200mあたりで消える。ここから支尾根に上がり物資等を尾根伝いに運んだのではないかと勝手な想像をしてみた。
P1120677雑木切り開き.JPG雑木切り開き
P1120678ややシダ被り.JPGややシダ被り
P1120680環濠.JPG溝(西側)
P1120683環濠.JPG溝(東側)

山頂は雑木に囲まれた小空間で、三等三角点(点名:「熊野岳」)がある。展望は得られない。
P1120682山頂三角点.JPG山頂・三角点

帰路は尾根分岐点まで戻り、右の雑木尾根を下る。
鞍部で左がヒノキ林となるが、平坦尾根を進むと、小jピークで右がヒノキ植林帯となる。樹間に千畳敷などが望める。
P1120684.JPG鞍部
P1120685北西尾根.JPG平坦尾根
P1120686ヒノキ林境.JPGヒノキ林境
P1120687樹間に千畳敷方面.JPG樹間に千畳敷方面

さらに右側ヒノキ林の境をどんどん下っていくと鞍部から280m小ピークに着く。旧油谷町の境界標を確認して、右側ヒノキ林境のシダ尾根に突っ込む。
P1120688植林境.JPG植林境
P1120689植林境.JPG植林境
P1120690境界標・下降地点.JPG境界標・下降地点
P1120692植林境・シダ尾根.JPG植林境のシダ尾根

途中、鞍部や尾根分岐などを確認しながら、シダ漕ぎを続けて下っていく。
P1120693.JPGシダ尾根
P1120694小空間.JPGシダが途切れた平坦部
P1120695シダ.JPGシダ尾根
P1120696 210m支尾根分岐点.JPG標高210m支尾根分岐
P1120697ヒノキ植林境.JPG植林境
P1120698 200m平坦ピーク.JPG標高200m支尾根分岐
P1120700シダ尾根.JPGシダ尾根

標高180mの平坦尾根上で少し伐採木があり、ここで右のヒノキ植林へ下る。
P1120701下降地点.JPG下降地点
P1120702下降方向の谷.JPG下降方向の谷
P1120703ヒノキ谷から下降斜面(逆方向).JPG下降斜面(逆方向)

溝を渡り、植林谷に付けられた踏み跡をたどると林道終点の小広場へ出る。
P1120704溝を渡る.JPG溝を渡る
P1120705踏み跡をたどる.JPG踏み跡をたどる
P1120706林道終点広場.JPG林道終点広場

そのまま林道をたどり、左に堰堤を過ごし、右に林道を分けながら戻る。
P1120707林道.JPG林道
P1120708堰堤.JPG堰堤
P1120710林道分岐から山頂.JPG林道分岐から山頂
P1120711コン舗装林道.JPGコンクリート舗装林道
P1120713林道分岐(逆方向).JPG林道分岐(逆方向)