So-net無料ブログ作成
検索選択

徳仙山・八ツ又の頭(長門市俵山) [県北部の山]

堂ヶ岳の北麓側からのコースとしては、黒川(クロガワ)からの2コースが知られている。地形図を見ると、一の谷に破線道、そのひとつ北側に実線の林道がある。今回これを歩いてみた。
当初堂ヶ岳まで歩くつもりだったが、無理をせず、徳仙山で引き返した。(2013.06.23)
P1100459とくせん山・堂ヶ岳の稜線.JPG徳仙山・堂ヶ岳の稜線
徳仙山・八ツ又の頭.jpg (クリックで拡大)

行事がないときは黒川区民館の駐車場が利用可能のようだが、遠慮して少し東の道幅が広くなったところへ停める。
県道からの分岐は黒川コースと同じ中電電柱「クロカワ32」のところから入り、墓地の先の林道分岐を左に取る。未舗装道で分岐もあるので、県道をさらに東進し、上黒川から入った方が分かりやすいだろう。
P1100379分岐.JPG県道・林道分岐
P1100380林道分岐.JPG墓地先の分岐
P1100383林道・捻松山.JPG未舗装林道・捻松山

林道分岐を右に取り、未舗装の林道八ツ又線に入る。
P1100387林道右へ.JPG林道右へ
P1100389林道入口.JPG林道八ツ又線

コンクリート橋を渡ると、車の轍部分だけが舗装された道が続く。右には川との間には耕作跡地があり、ネット柵が張りめぐらされている。
P1100393林道・耕作放棄地.JPG林道・耕作放棄地

途中林道が右の川方向へ分岐するが、そのまま直進する。
P1100395林道分岐.JPG林道分岐

地形図の実線より先まで林道が延びており、ところどころ草被りの道となる。やがてカヤが茂る林道終点に着く。
P1100397林道未舗装となる.JPG未舗装林道
P1100398草つきの林道.JPG草被りの林道
P1100399林道終点・山道左へ.JPG林道終点、左の山道へ

ここから左上に道があり、これに取り付くと梅園跡が現われる。踏み跡程度の道が梅園沿いに続く。
P1100402果樹園沿いの踏み跡.JPG果樹園沿いの踏み跡

まもなく左の山際に踏み跡があり、これを上がると棚田跡の植林帯となる。
「八ツ又」と言うとおり支谷がいくつも分かれている。下草がなくどこでも歩けそうに見えるので、方向を定めて進む。
P1100404山際に踏み跡.JPG山際に踏み跡
P1100405山道.JPG山道
P1100406植林帯の山道.JPG植林帯の山道

棚田跡上を右に進むと沢と出会い、これを渡ると、山道の名残りが現われる。
P1100407棚田跡.JPG棚田跡
P1100408山道.JPG山道

沢沿いにたどると、右に炭焼窯跡を見て、まもなく5mほどの小滝を見る。
P1100410炭焼窯跡.JPG炭焼窯跡
P1100411小滝.JPG小滝

滝を左に過ごし、沢沿いに歩きやすいところを選びながら登る。高巻きを強いられるところもある。
P1100412ナメ滝.JPGナメ滝の沢
P1100413踏み跡.JPG沢沿いの踏み跡
P1100414踏み跡.JPG踏み跡
P1100415石積み.JPG対岸の石積み

やがて下草が被り、低木がまばらに生えた緩い谷を詰めるようになる。
P1100417草つきの谷.JPG草つきの谷
P1100418ウツギ?.JPG雑木低木

最後は雑木疎林となり、勾配が緩めの左方向の支谷を詰めると、主稜線に出る。
この尾根は2年前に縦走した際に歩いているが、特に変わった様子はない。
P1100420稜線手前の谷.JPG稜線手前の谷

尾根上は雑木疎林ですぐに明瞭な切り開きの道となる。
P1100421雑木疎林尾根.JPG雑木疎林尾根
P1100422疎林尾根.JPG雑木疎林尾根

上りになると切り開きが不明瞭となるが、登り切ると四等三角点(点名:「堂ヶ岳北」が設置された557.1mピークに立つ。小伐採地となっているが展望は得られない。
P1100423 556mピーク.JPG八ツ又の頭
P1100424 四等三角点.JPG四等三角点

このあたりから堂ヶ岳まではヤブこぎもなく静かな尾根歩きが楽しめる。
雑木の平坦細尾根を進み、鞍部で右にスギ植林帯が現れる。
P1100425雑木尾根.JPG雑木尾根
P1100426雑木尾根.JPG雑木尾根
P1100429植林境(逆方向).JPG植林境(逆方向)
P1100430植林境.JPG植林境

540mピークを越え、鞍部を上り返すと、市境の国土調査プラ杭(黄色)と石杭に出会う。
P1100431 540mピーク(逆方向).JPG540mピーク(逆方向)
P1100432雑木尾根.JPG雑木尾根
P1100436<strong>市境分岐点の石杭・プラ杭.</strong>JPG市境分岐点の石杭・プラ杭

右に少し進めば小伐採広場の徳仙山山頂に着く。
山頂から東方向に堂ヶ岳の山頂部がわずかに顔を出す。他は低木に囲まれ展望は得られない。
P1100433 とくせん山頂.JPG徳仙山山頂
P1100434図根三角点.JPG地籍図根三角点
P1100435堂ヶ岳.JPG堂ヶ岳が覗く

堂ヶ岳まではわずかだが、ここで引き返すことにし、元来た道を鞍部まで下る。
鞍部からは左(西側)のスギ植林谷を急降下で下る。下草がないので案外歩きやすい。
P1100437鞍部から一の谷方向.JPG鞍部から一の谷方向
P1100438杉植林谷.JPG杉植林谷
P1100439植林谷.JPG植林谷

谷の出合いまで下り切ると植林時に立てられたと思われる倒れた木柱を見る。ここから沢沿いに付いた踏み跡を下る。
ところどころ倒木などで塞がれ迂回や高巻きを余儀なくされるが、ヤブ漕ぎするほどではない。
P1100441木柱.JPG木柱
P1100442沢沿いの山道.JPG沢沿いの山道
P1100443山道.JPG山道
P1100444高巻きの山道.JPG高巻きの道

前方が開け堰堤が見えると、取水ホースが設置された沢へ降り対岸へ渡る。
P1100445堰堤が見える.JPG堰堤が見える
P1100446取水ホース(逆方向).JPG取水ホース(逆方向)

石垣沿いの踏み跡をたどると、堰堤上部の広場へ飛び出る。ここが林道徳田支線の終点となっている。
P1100447石垣下踏み跡.JPG石垣沿いの踏み跡
P1100449堰堤.JPG堰堤
P1100448小広場(逆方向).JPG林道終点(逆方向)

そのまま林道を下っていくと、黒川コースの林道徳田線と出合う。合流点の山側に小さな祠と庚申塚がある。
P1100452林道.JPG林道
P1100454林道出合い(逆方向).JPG林道出合い(逆方向)
P1100455林道分起点の庚申塚・石祠.JPG石祠・庚申塚

さらに林道を下り、駐車地へ戻る。

■山名考

◆徳仙山
この山名については、堂ヶ岳の項(2011年11月16日付け)に掲載済みである。

◆八ツ又の頭
地下上申俵山村の境目書の項には「一ノ谷・やつまたノ頭」、「八ツまた」の名が見える。また、同書渋木村の「村境名付」の項を見ると、「徳善山」の次に「大滝」の名があり、この山にあたると思われる。 

「八ツ又」とは谷の名称と思われることから、「やつまたノ頭」はこの谷の上方に位置するいずれかのピークであろう。四等三角点のある標高557.1mピーク、その北に位置する500mピーク、逆に三角点から平坦尾根の南西端にある530mピークなどが候補として挙げられるが、そのうち、分岐する谷の正面にあり標高が最も高い三角点ピークを妥当と判断した。