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天井ヶ岳〈南尾根ルート〉(下関市豊田町一ノ俣) [県西部の山]

天井ヶ岳の南尾根が前々から気にかかっていたので歩くことにした。
新しい「ウォッちず」では、標高452.5mの四等三角点のピーク下まで作業道らしきものが記載されているので、これに取り付くことにし、そのまま尾根伝いに天井ヶ岳をめざした。前半は伐採倒木で荒れた植林境などがあり手こずったが、後半は気持ちのよい雑木尾根歩きが楽しめた。なお、前半の最後あたりで展望岩を発見、今回一番の収穫となった。(2013.04.21)
P1090397展望岩から天井ヶ岳.JPG展望岩から眺める天井ヶ岳
天井ヶ岳.jpg (クリックで拡大)

堰堤手前の作業道入口近くに駐車。伐採谷に作業道が付いている。
P1090340堰堤 .JPG堰堤
P1090341作業道入口.JPG作業道入口
P1090342作業道.JPG作業道

谷を進むと地形図記載の作業道は荒れているため、すぐに明瞭な左の谷に付いた作業道へ入る。
P1090344やや荒れた作業道.JPGやや荒れた作業道
P1090345左のヒノキ谷へ入る.JPG左のヒノキ谷へ入る
P1090346谷を詰める.JPG谷を詰める

尾根上まで作業道が延びており、左の巻き道となるので、作業道から分かれ、ヒノキ植林尾根に取り付いて植林境を登る。
P1090348尾根と合わさる.JPG尾根と合わさる
P1090349ヒノキ尾根に取り付く.JPGヒノキ尾根に取り付く

まもなくシダが現われるので、よけながら、シダ被りの薄いところを選びながら登る。
P1090350シダ尾根.JPGシダ尾根

280mピークに出ると尾根上が伐採され、そのまま伐採尾根が続く。
P1090353 280mピーク.JPG280mピーク
P1090352 280mピークからの展望(勇山).JPGピークからの展望(勇山)
P1090354 カヤの茂る平坦尾根.JPGカヤの茂る平坦尾根

右から作業道が合わさり、これを登る。作業道がいくつも枝分かれするので、どれを取るか迷うが、運よく作業道の最高部へ上がることができた。
P1090355作業道.JPG作業道
P1090358作業道.JPG作業道
P1090360作業道から一位ヶ岳遠望.JPG作業道から一位ヶ岳
P1090361上部の作業道.JPG上方の作業道

作業道が谷に合わさったところで終わるので、支谷を登り、途中から右の雑木疎林尾根へ上がる。
P1090362作業道終点部.JPG作業道終点
P1090363小谷を詰める.JPG支谷を詰める

疎林の中を進むと、ヒノキ林境の四等三角点(点名「大滝」)ピークに着く。
P1090364雑木疎林尾根.JPG疎林尾根
P1090366三角点ピーク.JPG三角点ピーク

平坦尾根を右折しヒノキ林境を進む。歩きやすい尾根が続く。
P1090370ヒノキ林境(平坦尾根).JPGヒノキ林境

上りとなりシダが現われると509mピークに出る。
P1090371シダが現われる.JPGシダが現われる
P1090374 509mピーク部.JPG509mピーク

まもなく切開きが左右に分かれるが、右を取る。鞍部を登り返し疎林ヤブを抜けると、ヒノキ林境の500mピークへ出る。
P1090375雑木切開き.JPG雑木切開き
P1090379 500mピーク.JPG500mピーク

左折しヒノキ林境を登り返すと、次の500m小ピークに着く。シダ付きのヒノキ林境となり、少し荒れてくる。
P1090380ヒノキ林境.JPGヒノキ林境
P1090381 次の500mピーク.JPG次の500mピーク
P1090383ヒノキ・シダ尾根.JPGヒノキ・シダ尾根

再びヒノキ林境の鞍部を登り返すと、枝打ちされていない枝や伐採木などが邪魔をし、歩きづらくなる。
P1090384ヒノキ林尾根.JPG
P1090387枝打ちされていない荒れたヒノキ林境.JPG枝打ちされていない荒れたヒノキ林境

540mピークで「団」のマークの小プラ杭を見て右折し、伐採木をよけながら進む。主尾根への分岐点が分かりづらいので注意が要る。
P1090388「団」プラ杭(540mピーク).JPG 「団」プラ杭(540mピーク)P1090389ヒノキ林境.JPGヒノキ林境
P1090390伐採倒木尾根.JPG伐採倒木

低木ヤブに隠れた国調筆界プラ杭を確認して左折し、密生した雑木ヤブを抜けると、切開きが現われ、少し歩きやすくなる。
P1090391支尾根分岐点のプラ杭.JPG支尾根分岐点のプラ杭
P1090393雑木切開き.JPG雑木切開き

雑木尾根の鞍部を登り返すと、前方の樹間に大岩がいくつか現われる。高さ3m程度なので、中央の岩によじ登ると、東側に一位ヶ岳などの展望が大きく開ける。
P1090395展望岩(左・中央).JPG展望岩(左・中央)
P1090396展望岩(右).JPG展望岩(右)
P1090403展望岩(中央).JPG展望岩(中央)

P1090401勇山.JPG勇山
P1090402一位ヶ岳.JPG一位ヶ岳

少し離れた西端にも大岩があり、岩上にあがると、白滝山など西側の展望が得られる。
P1090406展望岩(西側).JPG展望岩(西側)
P1090404西側展望岩から白滝山.JPG白滝山
P1090405城山方向.JPG城山・狗留孫山方向

雑木尾根を進むと、尾根が分かれ切開きが不明瞭となるので、左の主尾根方向を確認しながら下ると再び切開きが現われる。
P1090409雑木尾根.JPG雑木尾根
P1090410支尾根分岐部.JPG支尾根分岐部

鞍部へ下ると右側がヒノキ谷となっている。地形図では下方の谷へ破線道が延びており、これを利用して鞍部まで上がることができると思われる。
P1090411ヒノキ林境の鞍部.JPGヒノキ林境の鞍部
P1090412鞍部から右の谷方向.JPG鞍部から右の谷方向

ここからは雑木尾根が山頂まで続き、気持ちの良い尾根歩きが楽しめる。
P1090413ヒノキ林境.JPGヒノキ林境
P1090414雑木平坦尾根.JPG雑木平坦尾根
P1090415 500mピーク.JPG500mピーク
P1090417雑木尾根.JPG雑木尾根
P1090418雑木尾根.JPG雑木尾根

小岩が散在する590m地点で支尾根が合流し、さらに620m小ピーク手前で左からの支尾根に合わさると、測量時のものと思われるピンクテープが現われ、山頂まで続く。
P1090421小岩が散在する590mピーク.JPG590mピーク
P1090422 620mピーク手前の支尾根合流点.JPG支尾根合流点
P1090423 620mピーク.JPG620mピーク

途中平坦尾根で数ヶ所切開きが不明瞭となるが、ピンクテープが目印となる。
P1090425雑木平坦尾根.JPG雑木平坦尾根
P1090426 620m小岩ピーク.JPG620m小岩ピーク
P1090427雑木尾根.JPG雑木尾根

天井ヶ滝コースへの分岐となる640m鞍部を登り返し、雑木尾根を進むと、市境尾根に出て、傍示ヶ峠コースと合流する。
P1090429雑木尾根.JPG雑木尾根
P1090432支境尾根合流点.JPG市境尾根合流点

左折するとまもなく一等三角点(点名「天上ヶ岳」)のある山頂広場へ着く。
山頂からは北西方向と南西方向へわずかに展望が開ける。
P1090433天井ヶ原山頂.JPG天井ヶ岳山頂
P1090434山頂からザレ山.JPG山頂からザレ山
P1090435狗留孫山.JPG狗留孫山

帰路は天井ヶ滝コースを久しぶりに下ってみた。古いテープが間遠くしか付いておらず少し荒れており、このコースを歩く登山者は少ないことがうかがえる。
コース分岐まで戻り、左の雑木疎林の谷へ下る。
P1090437鞍部.JPGコース分岐の鞍部
P1090438疎林谷.JPG疎林谷
P1090440谷.JPG

炭焼窯跡をいくつか過ごすと、そま道となり、所々不明瞭となる。
P1090442窯跡1.JPG炭焼窯跡
P1090444沢 .JPG
P1090445窯跡2.JPG炭焼窯跡
P1090446窯跡 3.JPG炭焼窯跡
P1090447窯跡4.JPG炭焼窯跡
P1090448そま道.JPGそま道
P1090449そま道.JPGそま道

支谷でヒノキ林に出会うとガレた谷を下る。
P1090450ヒノキ林 .JPGヒノキ林
P1090451ガレ谷を下る .JPGガレた谷を下る

小滝に出会い、林道終点部に出る。
P1090454小滝 .JPG小滝
P1090455林道終点.JPG林道終点

林道を少し進み、最初のカーブ地点でヒノキ植林尾根を下る。枝打ちされておらず歩きづらい。
P1090456林道 .JPG林道
P1090457ヒノキ植林尾根 .JPGヒノキ植林尾根

沢と出会うところで炭焼窯跡を見る。谷の上流方向にも踏み跡とテープがある。林道へ出ず小滝のところからそのまま沢沿いに下った方がみやすかったかもしれない。
P1090458窯跡 .JPG炭焼窯跡

そのまま下っていくと天井ヶ滝の上部へ出る。
P1090459スギ林.JPGスギ林
P1090460窯跡 .JPG炭焼窯跡

左の高巻きの道を下ると滝の下部に着く。
P1090462高巻きの山道 (123).JPG高巻きの山道

見上げると勇壮な滝である。
P1090464天井ヶ滝.JPG天井ヶ滝

山道を下り、途中丸木橋を二つ渡ると、堰堤がある。P1090467山道 .JPG山道
P1090468窯跡.JPG炭焼窯跡
P1090469丸木橋.JPG丸木橋
P1090471丸木橋2.JPG丸木橋
P1090472堰堤 .JPG堰堤

舗装道を下り、国道491号へ出る。
P1090473堰堤管理道.JPG堰堤管理道
P1090474道路分岐.JPG天井ヶ滝入口看板
P1090475株山百年記念碑.JPG株山百年記念碑
P1090477一の俣桜公園.JPG一の俣桜公園

■ 山でのワンショット:「人面木」
P1090377人面木?.JPG人面木

509mピークから雑木尾根を下っていると、なんとなく視線を感じた。あれっと思い足元から前方へ目を向けると、それがいた。「人面木」だった。
泣きべそをかいて、バンザイ(降参のポーズ?)をしているようにも見える。
まるで私へのあてつけのような気がして、やれやれと思いながらその場を後にした。

植林境の次のピークへ着いて、腰のカメラバッグに手をのばすと…、ない。さっきまで確かにあったはずのカメラが消えていた。
仕方なく、直前に写真を撮った人面木のところまで引き返すことにした。
落ち葉が積もった地面に残る足跡を追いながら戻ったが、やはりない。人面木の方を見ると、今度は何かあざ笑っているようにも見える。畜生と思いながら、もう一度ピークまで引き返したが無駄骨だった。

前々からいつかやるだろうと思っていたが、とうとうやってしまった。
「とにかく、ないものはない。写真を撮りにもう一度来いということか」などと、ブツブツ言いながら身支度を始めたところ、ひょいと目の前の小枝が目に留まった。
あった、あった。カメラのストラップが小枝に引っかかってぶら下がっている。足元ばかりに気を取られていたので、今まで気が付かなかったのだ。どうも最後の疎林ヤブを抜けるとき引っ掛けたらしい。とにかく見つかってよかった。
P1090378カメラが引っかかった小枝(中央).JPG引っかかった小枝(中央)

「あきらめが肝心」と言うが、「最後まであきらめるな。ベストを尽くせ」という啓示だろうか。