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一位ヶ岳〈本浴上尾根ルート〉(下関市豊田町一ノ俣) [県西部の山]

前回地元の古老に教えてもらった本浴上ルートをさっそく歩いてみた。
古老の話から日幡神社の上の尾根を歩くものと思っていたところ、予想に反して、谷を挟んで右(東)側の支尾根に取り付き、上部で以前歩いたことのある怒瀬(いかりせ)川側からのルートと合流した。
「林道まで100mのところまで上がれる」とのことだったが、水平距離ではなく、どうも標高差だったようで、作業道が終わると雑木尾根からスギ植林ヤブの直登となり、なんとか林道へ抜けた。そのままヒノキ林の尾根を登り、雑木からカヤトの尾根を進むと山頂広場へ出た。
帰路は584mピークから南側に派生する尾根を下ってみた。一部方向を取りにくいところもあるが、410mピークあたりからしばらくは気持ちのよい雑木尾根が楽しめる。(2013.04.19)
P1090297管理道から一位ヶ岳.JPG管理道から一位ヶ岳
一位ヶ岳.jpg (クリックで拡大)

駐車地から日幡神社前の道に入り、最奥民家の手前で右の林道に入る。
P1090233林道が右へ分岐.JPG林道が右へ分岐
P1090234林道から一位ヶ岳.JPG林道から一位ヶ岳

分岐を右に取り、谷を横切るとゲートがあるので、開けさせてもらうと作業道となる。
P1090235林道分岐.JPG林道分岐
P1090236ゲート.JPGゲート
P1090237作業道.JPG作業道

峠で分岐を右に取り、その先も何ヶ所か分岐があるが、尾根上に付けられた主要道を進む。
P1090238峠・作業道分岐.JPG峠・作業道分岐
P1090239作業道分岐.JPG作業道分岐

植林沿いから勾配のある道に変わると、カヤが現われる。
P1090240スギ植林帯.JPGスギ植林帯
P1090243カヤで少し荒れた作業道.JPGカヤで少し荒れた作業道

スギや竹の倒木のあるやや荒れた道を抜けると、鞍部で植林帯に出会い、ここで以前歩いたことのある尾根道と合わさる。
P1090244竹林.JPG竹林
P1090245鞍部で植林帯と出会う.JPG鞍部で植林帯と出会う

ここで作業道は左の尾根上へ続き、倒竹がやや目立つようになる。
P1090246尾根上に作業道が続く.JPG尾根上に作業道が続く

雑木尾根となり少し歩きやすくなる。
P1090247雑木尾根の作業道.JPG雑木尾根

左側ヒノキ林の道に変わり、再び雑木尾根となると、作業道が終わる。
P1090248左植林帯.JPG左植林帯
P1090250左ヒノキ林.JPG左ヒノキ林
P1090251作業道終点部.JPG作業道終点部

ここから雑木疎林の尾根を登り平坦地に出ると、前方にスギ植林帯が現われる。
P1090252雑木尾根の切開き.JPG雑木尾根の切開き
P1090257スギ植林帯.JPGスギ植林帯

植林で付けられた踏み跡を探しながら急斜面を登る。途中でいくつか平坦道を横切る。
P1090259スギ植林帯.JPGスギ植林帯
P1090260植林帯の平行道.JPG植林帯の平行道

新設林道の法面に出て、イバラや倒木のヤブを抜けると林道最南端部へ出る。
P1090263林道出合い(逆方向).JPG林道出合い(逆方向)
P1090265林道.JPG林道

ここから前方の尾根に取り付き、ヒノキ植林帯を登る。ケモノ道程度の踏み跡があり、これをたどる。
P1090266尾根の取り付き.JPG尾根の取り付き
P1090267ヒノキ林斜面.JPGヒノキ林斜面

途中、材木岩らしきものを数個見つける。また、その原型とも思われる岩があり、これが風化作用で割れ、材木状の岩ができるものと推測した。
P1090269材木石?.JPG材木岩?
P1090270材木石?.JPG
P1090272階段石?.JPG鬼の石段?
P1090274岩)材木石の原石?.JPG材木岩の原石?

雑木尾根に変わり、わずかな踏み跡をたどる。平坦地で前方樹間に山頂部が望める。
P1090273雑木尾根.JPG雑木尾根
P1090275尾根上の踏み跡.JPG尾根上の踏み跡
P1090276樹幹わずかに山頂展望.JPG樹間わずかに山頂展望

カヤが現われ、間を抜けていくと、山頂広場へ出る。
P1090281カヤトの平坦尾根.JPGカヤトの平坦尾根
P1090290山頂.JPG山頂
P1090284天井ヶ岳.JPG天井ヶ岳・電波塔跡

帰路は鞍部まで椎ノ木コースを下り、電波塔跡のピークまで登り返し、舗装管理道の途中から新設林道へ入った。
P1090293ヒノキ林境尾根.JPGヒノキ林境尾根
P1090294 570mピーク.JPG570mピーク
P1090295管理道出合い.JPG管理道出合い
P1090296電波塔跡.JPG電波塔跡
P1090298新設林道分岐.JPG新設林道分岐
P1090300林道.JPG林道

林道が支尾根を左へ大きくまわり込む先端部で、カヤが茂る支尾根へ入る。
P1090301林道.JPG林道先端部
P1090303林道分岐先端部.JPG林道分岐先端部

右ヒノキ林境を登り返すと、雑木尾根の490mピークに着く。
P1090304ヒノキ林境.JPGヒノキ林境
P1090306 490mピーク.JPG490mピーク

勾配があるため尾根分岐が分かりずらいので、主尾根方向を確認しながら下る。所々測量杭がある。
P1090307測量プラ杭.JPG測量プラ杭と斜面

左側ヒノキ林となり、倒木の目立つ鞍部を登り返すと、420mピークに着く。
P1090308左ヒノキ林.JPG左ヒノキ林
P1090309 420mピーク.JPG420mピーク

倒木等でやや荒れ気味の雑木尾根を下り、390m鞍部を登り返す。
P1090310やや荒れた雑木尾根.JPGやや荒れた雑木尾根
P1090312 390m鞍部.JPG390m鞍部

410mピーク付近で、左後方に一位ヶ岳が展望できる。このあたりから感じの良い雑木疎林尾根がしばらく続く。
P1090314 410mピーク手前.JPG410mピーク手前
P1090315 410mピーク付近から一位ヶ岳展望.JPG一位ヶ岳展望
P1090316 410mピーク.JPG410mピーク
P1090317感じの良い雑木尾根.JPG雑木尾根
P1090318.JPG
P1090319.JPG

勾配のある雑木斜面を下っていくと、鞍部で右側が植林帯に変わる。
P1090322測量プラ杭.JPG雑木尾根
P1090325右側植林帯.JPG右側植林帯

登り返すと四等三角点(点名:「たか上」)が設置された302.4mピークに着く。展望は得られない。
P1090326 302.4m三角点.JPG四等三角点

雑木尾根を下り勾配が緩むと、シダが現れる。
P1090328雑木尾根.JPG雑木尾根
P1090329シダ被り.JPGシダ被り

さらに下ると、右側が伐採地となり、尾根上で作業道が合わさる。
P1090330雑木疎林尾根.JPG雑木疎林尾根
P1090331伐採地.JPG伐採地
P1090332作業道合流部.JPG作業道合流部
P1090333作業道(逆方向).JPG作業道(逆方向)

そのまま尾根を下ると、ヒノキ林に変わり、前方に民家が現われる。
P1090334ヒノキ林・前方に民家.JPGヒノキ林と前方に民家

平坦作業道に出て右折し、柵沿いに進む。
P1090335柵沿いの作業道.JPG柵沿いの作業道

沢を渡り山道を下ると、防獣柵に出会うので、ゲートを抜けると、民家裏に出た。国道を駐車地まで戻る。

◆ 山でのワンショット:「イバラのトンネル」
P1090262イバラのネット.JPG林道法面手前のイバラ
P1090280イバラのネット.JPG山頂手前のイバラ

新設林道の法面へ抜ける時と山頂手前の緩い雑木尾根を進む時、障害物競走のようにイバラのネットが立ち塞がった。
まるで今の自分の心境だなと思ったが、よくよく考えるとイバラなら痛いのを我慢すればなんとか抜け出せるが、リアクションが全くない場合は対処のしようがなく、途方に暮れるしかない。
ともかく、イバラに出くわしたときは、なるべく迂回して進むようにしているが、迂回できそうにないときや面倒に思うときは、ネットを持ち上げて隙間をくぐり抜けるか、上から踏みつけて強引に進むこともある。毛皮しか防護するものがない動物たちはどうしているのだろうか。
そう言えば隙間をくぐる際、ネックレスのように首の周りにぐるっと引っかき傷を付けたという話を聞いたことがある。「イバラの首飾り」とはシャレにもならない。

◆ 山の生きものたち:「ダニ」
P1090321マダニ.JPGズボンに付着したマダニ
下山時、シダ尾根あたりでふと足元を見ると、ズボンの裾あたりに茶色の粒のようなものがいくつもくっ付いている。あわてて帽子で強く何度かはたき落としたが、敵もなかなかしぶとい。やっと落としたと思ったら、風のようにふわっと飛んできて、またくっついている。

「ダニのような男」という形容はよく付けたものだと以前から感心している。有名なアイルランド民謡に「ダニーボーイ」というのがある。山歩きを始めてからは、この曲を耳にするとついこれを思い出し、真面目な気持ちで聞けなくなってしまった。

この話を行きつけの散髪屋のおばちゃんにしたら、大いに受けて、笑いころげていた。付きまとわれた経験があるのだろうか。

似たようなものに「ストーカー」がある。
最近思うに、ストーカーかどうかは相手次第ではないだろうか。相手が嫌悪を感じればそうだろうし、逆に少しでも好意を持てばそうではなくなる。このあたりが難しいところだ。片思いのつらさがそこにある。

◆ 余談
駐車地へ戻り身支度をしていると、この前の古老がいつの間にかそばに立っておられた。
神社の鳥居横に寄り合い所があり、そこで地元のお年寄りが毎朝集結し、よもやま話に花を咲かせているらしい。今日も私の車のほか軽トラが4、5台停めてあった。今朝、私が寄り合い所のそばを通るのを中から見ていたらしい。

「どうだったかね」と尋ねられた。
かくかくしかじかで、作業道終点から林道へ出るまで結構大変だったという話をしたところ、それくらいは山へ入れば当たり前といった風情で、動じる気配はない。
材木石を見たという話をしたところ、「そげいなのがいっぺー重なっていたんじゃが…」とのこと。お礼を言って別れた。

帰りに古老お薦めの「温泉荘」に立ち寄り汗を流した。田舎の銭湯といった雰囲気だったが、少し早い時間のせいか湯船を独占できた。料金は600円。