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大迫山(補天王山)(山口市阿東町地福下、生雲東分) [県央部の山]

大迫山は11年前に一度歩いている。その時は、作業道築地東線線の終点からそのまま谷を詰め、尾根伝いに山頂を踏んだ。
今回は林道田代線で谷を詰め、尾根伝いに山頂をめざした。帰路はそのまま主尾根伝いに縦走し大規模林道鹿野・豊田線へ抜けるつもりが、途中、植林境尾根から再びササ尾根に変わったため、やむなく植林境を下り、林道大迫線に出た。(2013.03.02)
P1080604田代から補天王山.JPG田代側から大迫山
補天王山.jpeg (クリックで拡大)

田代集落に入り、国道9号線に架かる陸橋近くに駐車。
P1080605駐車地と陸橋.JPG駐車地と陸橋

陸橋をわたり、数軒の民家を過ごすと、左に田代神社がある。石灯籠には「安政六年」の字が確認できる。
P1080525集落外れから補天王山.JPG集落外れから大迫山
P1080526田代神社.JPG田代神社
P1080528四十三番札所.JPG境内にある四十三番札所

すぐ先で未舗装の林道田代線に入る。
P1080529林道田代線起点.JPG林道田代線起点

左の植林帯に享和年間の古墓を見ると、防獣柵のゲートに出会う。通行は自由との注意書きがあり、安心して開けて入る。
P1080530路傍の古墓(享和元年).JPG路傍の古墓
P1080531フェンス.JPGゲート

林道田代支線を左に分け、コンクリート橋をわたる。まもなく左に堰堤を見る。
P1080532林道田代支線.JPG林道田代支線分岐
P1080534堰堤.JPG堰堤

再びコンクリート橋をわたり、さらに進むと林道終点の広場に出る。右下に進むと堰堤がある。
P1080537コンクリート橋.JPGコンクリート橋
P1080538林道終点部.JPG林道終点広場
P1080539堰堤.JPG右下の堰堤

道はそのまま左の谷へ向かい、すぐに堰堤で終点となる。
P1080540堰堤.JPG堰堤

先ほどの広場へ戻り、直進方向のスギ植林をよく見ると山道が延びているので、これに入る。沢を渡り、最近ササが刈られたらしい踏み跡をたどって沢沿いに進む。
P1080541山道が延びる.JPG山道が延びる
P1080542沢を渡る.JPG沢を渡る
P1080543ササ刈りの山道.JPGササ刈りの山道

沢を右(左岸側)にわたり、すぐ先で支谷の沢を渡る。まもなく左右に谷が分かれ、山道は左の谷へ続いているが、ここで谷詰めをあきらめ、右の支尾根へ取り付く。
P1080544沢渡り.JPG沢渡り
P1080545谷分岐.JPG谷分岐

植林帯の歩きやすいところを選んで支尾根の植林斜面へ向かう。ヒノキ植林の急斜面にはササが被るが、上方では薄くなる。
P1080547ササの植林斜面.JPGササの植林斜面
P1080548斜面上部.JPG斜面上部

植林帯を抜け雑木尾根上に出ると、ササヤブ帯となる。これから山頂まで腰高から背丈ぐらいのササヤブがずっと続く。最近人が歩いた形跡はなく、ひたすらササを漕ぐ。通常の倍ぐらいは時間がかかるとみた方がよい。
P1080549ササ被りの支尾根.JPGササ被りの支尾根
P1080551植林境の斜面.JPG植林境の斜面
P1080552ササヤブの支尾根.JPGササヤブの支尾根

尾根上には所々赤色のプラスチック杭が打たれている。
P1080550プラスチックポール.JPG赤いプラスチックポール

左からの支尾根と合流し、さらにササ漕ぎを頑張ると標高550mの平坦ピークに出る。
P1080554背丈状のササ.JPG背丈状のササ
P1080555 500m平坦小ピーク.JPG550m平坦小ピーク

平坦尾根を進み、山頂手前で主尾根と合流する。
P1080558赤プラスチックポール(主尾根合流部).JPG主尾根合流部の赤ポール

右折し、一旦鞍部へ下りてササを分けて進むと、雑木疎林とササヤブの山頂に着く。
P1080559主尾根上のササ.JPG主尾根上のササ
P1080560山頂手前鞍部から右(北側)の植林谷.JPG手前鞍部から北側の植林谷

平坦山頂で周囲を見渡すと測量ポールの頭がササの上に出ており、その下に枯葉を被った三等三角点(点名「大迫山」)があった。
P1080564山頂部・測量ポール.JPG山頂部の測量ポール
P1080562ササヤブの中の三角点.JPGササヤブの中の三角点

山頂は雑木疎林に囲まれ、北や北東方向の樹間越しにわずかな展望が得られる。
P1080565北東方向の樹間展望.JPG北東方向の樹間展望

ヤブで落ち着くところがないので、早々に帰路に着く。西に延びる主尾根を進む。相変わらずササが続くが、次の平坦ピークを過ぎて下りにかかると、右にヒノキ植林が現れ、鞍部あたりから植林境の歩きに変わり、ササ漕ぎからやっと解放される。
P1080566ササヤブの平坦ピーク(前回到達点).JPG平坦ピーク
P1080567ヒノキ植林境の鞍部.JPGヒノキ植林境の鞍部

鞍部では丸に「団」と彫られたコンクリートの小杭が打たれ、その後もピーク付近でいくつか確認できる。
P1080568鞍部の小コン杭.JPG鞍部の小コン杭
P1080569鞍部から北側の植林谷.JPG鞍部から北側の植林谷

植林境の歩きが続き、四つ目の小ピークで植林が終わり再びササヤブ帯となる。
P1080570ヒノキ林境.JPGヒノキ林境
P1080571小コン杭.JPG途中の小コン杭
P1080572枝打ちされた植林境と小コン杭.JPG枝打ちされた植林境
P1080574下降地点の小ピーク.JPG植林終端部の小ピーク
P1080573主尾根方向のササヤブ.JPG主尾根方向のササヤブ

ここで縦走はあきらめ、そのまま植林境を下ることにした。枝打ちされた枝が所々邪魔になるが、比較的歩きやすい。
P1080575ヒノキ植林境.JPGヒノキ植林境
P1080576植林境.JPG植林境を巻く

支尾根が終わるあたりで右の支尾根へ移ると、すぐに苔むした石の多い沢へ下りる。
P1080578植林境.JPG右の支尾根へ移る
P1080580ヒノキ植林斜面(逆方向).JPGヒノキ植林斜面(逆方向)
P1080581沢下降部(逆方向).JPG沢下降部(逆方向)

沢沿いに少し歩くと、左に炭焼窯跡があり、上部からそま道程度の巻き道が続いている。
P1080582小岩の多い沢を下る.JPG沢を下る
P1080583炭焼窯跡.JPG炭焼窯跡

はじめは崩れかけたそま道で怪しいが、まもなく明瞭な山道となる。
P1080584そま道.JPGそま道
P1080585山道となる.JPG明瞭な山道

支尾根上の分岐を左へまわり込むと保安林看板を見て、林道(作業道築地東線)終点に出る。
P1080586支尾根分岐’逆方向).JPG支尾根上の分岐(逆方向)
P1080587山道・保安林看板(逆方向).JPG山道・保安林看板(逆方向)
P1080588林道.JPG終点部先の林道

未舗装の林道を下り、すぐに右へ道が分かれるが(これはすぐ先で終点となる)、そのまま直進して下っていくと舗装された林道(林道大迫線)に出る。この林道は右折後100mほど先で終点となる。
P1080589林道分岐(逆方向).JPG林道分岐(逆方向)
P1080590林道.JPG未舗装林道
P1080592リンドウ分岐部(逆方向).JPG林道合流部(逆方向)
P1080593舗装林道終点.JPG舗装林道終点

左折し林道を下り、右に堰堤を二つ過ごす。
P1080594堰堤.JPG最初の堰堤
P1080596堰堤.JPG次の堰堤

コンクリート橋を渡って、さらに左に堰堤を過ごすと、国道9号に出る。道路の向かいには「あとう直販センター」がある。
P1080597舗装林道.JPG舗装林道
P1080600林道大迫線起点.JPG林道大迫線起点(国道側から)

右折し、駐車地へ戻る。

山頂だけをめざすのであれば、帰路に取ったルートをピストンするのがみやすいだろう。西側鞍部から山頂間のササを除けば、ヤブ漕ぎなしで登れる。

■ 山名考

地形図には山名の記載はないが、三角点名は「大迫山」であり、林道にも「大迫」の名がある。
大迫山の位置に該当する山名として、地下上申生雲村境目書には「ほてんのう山」、風土注進案生雲村の項には「補天王山」の名が見える。
補天王山の名前の由来は不明だが、山名に何か魅かれるものがあり捨てがたいが、公的機関が作成した地図にも大迫山の記載があるため、これを採用することにした。