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桂木山〈日の峰尾根ルート〉(美祢市秋芳町嘉万・青景) [県北部の山]

日の峰(「ひのみ」と読む)からの登山道としては、「防長山野へのいざない」では谷詰と巡視路の両コースが紹介されている。今回は、山頂から南東に延びる大字境の尾根に日の峰川渓谷から取り付き、縦走を試みた。
P1070783如意ヶ岳から桂木山および南西尾根.JPG如意ヶ岳から桂木山・南西尾根
桂木山.jpg
桂木山2.jpg (クリックで拡大)
※緑色のルートは、以前歩いたときのおおまかなトラックです。

山王日吉神社を過ぎたところの駐車スペースへ車を止めると、「日峯川遊歩道」と書かれた看板を見つけたので、渓流沿いに取りあえず歩いてみることにした。看板によると、遊歩道終点までは延長約1200mで、終点から400m先の駐車場までは自然護岸の渓流とある。
P1070624遊歩道入口.JPG遊歩道入口

遊歩道はここ最近整備されたらしく、道標が各所に設置されているが、まだそれほど歩かれた様子はない。植林帯や渓流沿いに道が続き、途中、「一の滝」と「二の滝」を見て、終点の看板で左上の市道へ上がる。終点から先も踏み跡程度の道が続いているようだが、今回はここで引き返す。
P1070628渓流沿いの遊歩道.JPG渓流沿いの遊歩道
P1070630渓流.JPG渓流
P1070631一の瀧.JPG一の滝
P1070633ニの滝.JPGニの滝
P1070835終点看板.JPG終点看板
P1070634遊歩道出口(市道合流点).JPG遊歩道出口(市道合流点)

二の滝の少し手前で対岸へ渡ると、山道がある。
P1070636渡渉点.JPG渡渉点
P1070637山道.JPG山道

小谷を巻くと砂防堰堤があり、ここで道が消失する。
P1070640堰堤.JPG堰堤

土砂が埋まり湿地帯となった谷の山際沿いを進むと、左に「公社造林宮地事業地」の看板を見る。ここで谷が分かれるが、右の支谷へ進む。
P1070641公社造林看板.JPG公社造林看板
P1070642右の谷へ入る.JPG右の谷へ入る

スギ谷の踏み跡を進むと、前方に公社造林看板が立ち、左上方に大岩があるところで再び谷分岐となるので、ここも右の支谷を取る。
P1070643大岩.JPG大岩

まもなく倒木帯にぶつかるので谷詰めをあきらめ、左のヒノキ植林斜面に取り付く。
P1070646少し先で倒木となるので左のヒノキ尾根へ上がる.JPGヒノキ植林斜面

植林尾根を登り切ると主尾根に出る。
P1070647植林尾根.JPG植林尾根
P1070648主尾根へ出る(右方向).JPG主尾根へ出る

右折し、やや荒れ加減の植林尾根を一旦鞍部へ下り、登り返すと四等三角点(点名:日の峰)が設置された299.6mピークに着く。片側植林で展望はない。
P1070650植林尾根を進む・地籍多角点コン杭.JPG植林尾根
P1070649三角点山頂.JPG299.6mピーク

ここでいよいよ縦走にかかる。少し荒れたヒノキ植林境を進む。
P1070651植林尾根.JPG植林尾根

標高300mの小ピークを越え、左ヒノキ林境を登ると、コンクリート製の地籍多角点のある311mピークに着く。展望はない。この後も随所に多角点のコンクリート杭がある。
P1070653植林尾根.JPG植林尾根
P1070654 311mピーク・地籍多角点コン杭.JPG311mピーク

少し下ると雑木尾根となり、鞍部を登り返すと、再びヒノキ林境の尾根となる。
P1070655雑木尾根.JPG雑木尾根
P1070656左ヒノキ林境.JPG左ヒノキ林境

350mピークの手前でイバラ交じりの伐採ヤブとなり、まもなくピークに着く。前方に如意ヶ岳が近い。
P1070657 伐採ヤブの350m小ピーク.JPG伐採ヤブの350mピーク
P1070658 小ピークから如意ヶ岳.JPG如意ヶ岳

ヤブ気味の尾根を進み、鞍部から少し登るとまもなく左に踏み跡が分かれるが、構わずそのままヒノキ林境を直登すると380m小ピークに着く。
P1070659山道が左へ分岐・ヤブ尾根を登る.JPG山道が左へ分岐
P1070660左ヒノキ林境.JPG左ヒノキ林境
P1070661 380m小ピーク.JPG380m小ピーク

雑木尾根に変わり少し登り返すと、突然左支尾根から上がっている明瞭な山道に出る。あちこちの雑木の幹に木の名前を記した札がかけてあり、参考になる。
P1070662雑木尾根.JPG雑木尾根
P1070663 山道に出会う(支尾根方向).JPG山道に出会う(支尾根方向)
P1070664木名札.JPG木名札

このあたりは山陽小野田市の水源涵養林となっており、5、6年前に新聞記事で駐車場や散策路が整備されたことを知り、如意ヶ岳と合わせて散策路を登ったことを思い出した。それがこの明瞭道である。如意ヶ岳登山口の反対側に駐車場が整備され、散策道の起点となり、この尾根まで道が上がっている。(後日、水源涵養林の駐車場へ立ち寄ったところ、散策道入口となる木橋の傍に、散策道は入口から300mあたりまでで、その先は公社造林のため許可なしでは入山できない旨記した看板があった)
一部ヒノキ林があるものの、両側雑木の尾根が約500m続く。途中下り斜面となった道の真ん中に枯れ松がある(過去の山行地図にもこの松を記している)。
P1070665雑木尾根.JPG雑木尾根
P1070667雑木尾根(下り).JPG雑木尾根(下り)
P1070668枯れアカマツ.JPG枯れアカマツ

散策道は370m小ピークの手前鞍部で左へ巻き加減に下るので、ここはヤブ尾根を直登する。
P1070669山道が左へトラバース.JPG山道が左へトラバース
P1070671雑木ヤブ尾根.JPG雑木ヤブ尾根

アオキなどが目立つ不明瞭な尾根がしばらく続くと、やがて左側植林境となり420mピークに達する。展望は南東方向の樹間に秋吉台方面が少し望める程度である。
P1070672雑木ヤブ尾根.JPG雑木ヤブ尾根
P1070673荒れ加減の植林境.JPG荒れ加減の植林境尾根
P1070674 420mピークから樹間の展望(秋吉台方面).JPG 420mピークから樹間の展望

すぐ先で地籍図根三角点を見て、両側スギ谷の鞍部へ下りると石杭がある。
P1070675地籍図根三角点コン杭.JPG図根三角点コン杭
P1070676鞍部の石杭.JPG鞍部の石杭

両側の谷方向へ踏み跡が分かれるが、そのまま右側植林の尾根境を登る。
P1070677右植林尾根.JPG右植林尾根

右の支尾根と合わさるあたりから雑木尾根となり、アオキのヤブを抜けていくと石杭のある550mピークに着く。
P1070680雑木尾根・残雪.JPG雑木尾根
P1070681アオキのヤブ.JPGアオキのヤブ
P1070683 550mピーク・石杭.JPG550mピーク・石杭

さらに緩やかな雑木尾根をたどると、小広場となった標高586.0mの四等三角点(点名:大谷西平)ピークに達する。ここも展望は得られない。
P1070684雑木尾根.JPG雑木尾根
P1070685雑木尾根.JPG雑木尾根
P1070687三角点ピーク.JPG三角点ピーク
P1070688三角点.JPG三角点

この先雑木尾根を下ると、やや荒れ加減となる。だだっ広い鞍部を進み、登り返すと前方に突然鉄塔が現われる。No.121鉄塔である。
P1070689雑木尾根.JPG雑木尾根
P1070690ヤブ加減の雑木尾根.JPGヤブ加減の雑木尾根
P1070691 高圧線鉄塔No.121.JPG鉄塔No.121

ヤブを分け鉄塔の建つ展望地へ出る。大滝、大谷山、天井山、権現山と続く稜線が望める。
P1070692大谷山・天井山.JPG大谷山・天井山
P1070694権現山.JPG権現山
P1070695大滝・大谷山.JPG大滝・大谷山

ここからは鉄塔巡視路をたどる。雑木平坦尾根を進み、左がスギ植林帯になると鉄塔No.120に着く。前方には桂木山山頂がのぞく。
P1070696兎の足跡?.JPG兎の足跡?
P1070697巡視路・雑木尾根.JPG巡視路・雑木尾根
P1070698鉄塔No.120.JPG鉄塔No.120
P1070699桂木山.JPG桂木山

さらに左スギ植林沿いに進み、巡視路を左に分けて岩場の急斜面を少し上がると609mピークに着く。地籍多角点があるのみで展望はない。
P1070702左スギ林境.JPG左スギ林境
P1070703609m.JPGピーク手前の登り
P1070704 609mピーク.JPG609mピーク

斜面を下って再び巡視路と合流すると、まもなくNo.119鉄塔に出会う。東方向には東・西鳳翩山が遠望できる。
P1070705巡視路合流点(逆方向).JPG巡視路合流点(逆方向)
P1070706 鉄塔No.119.JPG鉄塔No.119
P1070707ほうべん山方面.JPG東・西鳳翩山方向

少し先で地籍図根三角点を見て、ロープが設置された斜面を用心しながら下ると鞍部に着く。
P1070708地籍図根三角点.JPG地籍図根三角点
P1070709 ロープのある下り.JPGロープのある下り

登り返すと右方向への巻き道となり、ひとつ右の支尾根に出る。鉄塔標柱に従い右折するとNo.118鉄塔地に出る。鉄塔の後方には秋吉台が広がる。
P1070710巡視路が右へトラバース.JPG右へトラバース
P1070711 鉄塔No.118.JPG鉄塔No.118

巡視路を引き返し、分岐をそのまま直進する。スギ林の尾根を進み、標柱に従い右にトラバースする。途中の伐採地から秋吉台が展望できる。山焼きを見るには絶好の場所だろう。
P1070712巡視路.JPG尾根道の巡視路
P1070713標柱.JPG標柱
P1070714巻き道の岩のツララ.JPG岩下のツララ
P1070715巻き道の巡視路.JPG巻き道の巡視路
P1070716巻き道から鉄塔No.117.JPG巻き道から鉄塔No.117
P1070717伐採展望地(秋吉台方面).JPG伐採展望地から秋吉台方面

さらに巻き道を進むと主稜線に出て標柱に出会う。右折し少し下ると鉄塔No.117である。
P1070720鉄塔No.117.JPG鉄塔No.117

巡視路を引き返し、右側ヒノキ林境の尾根を登り切ると、ニ等三角点のある桂木山山頂に着く。山頂には二基の石祠がある。
P1070721山頂への登り.JPG山頂への登り
P1070725三角点.JPG三角点と石柱
P1070724石祠2基.JPG石祠2基

今回の縦走尾根などの展望を確認して、下山にかかる。
P1070723雨量測候所・縦走尾根(609mピーク・如意ヶ岳).JPG雨量計小屋・縦走尾根
P1070722山頂からの展望(権現山).JPG権現山

当初、日の峰側への谷コースへ下る予定だったが、No.117鉄塔からの上りで地図を落としてしまい、それを回収することもあって、かなり遠回りとなるが早栗林道の谷コースを取ることにした。
鐙コースとの分岐にはテープが巻かれており、道は明瞭である。ある程度コース利用者がいるようである。2時間半ほどかけて駐車地まで戻った。
P1070726雑木尾根.JPG鐙峠方面への雑木尾根
P1070727ロッキード分岐.JPG早栗林道コースへの分岐点

途中の林道で猟師の方に出会った。軽トラには元気そうな猟犬3頭が乗っている。「日の峰から登ってきた」と話したら、「道を間違ったのか」と聞かれた。親切にも「送ってあげよう」と言われたが、「歩くのが趣味ですから。日暮れまでには着くでしょう」と丁重にお断りした。