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堂ヶ原山(萩市三見、長門市三隅上) [県北部の山]

この山は、平成11年2月の積雪の後に足谷など東麓側から登っているが、今回は西麓の牧草地からアプローチしてみた。
P1060740牧草地から堂ヶ原山.JPG牧草地から堂ヶ原山
堂ヶ原山.jpg (クリックで拡大)

牧草地沿いの舗装道路分岐付近に駐車スペースがある。前方に堂ヶ原山を見ながら、分岐を右折する。
P1060743舗装道.JPG舗装道

舗装道路を進むと左折後まもなく右に作業道が上がっており、これに入る。
P1060744分岐.JPG分岐

登り切ると、牧草地に出る。
P1060745上部の牧草地.JPG上部の牧草地

牧草地の左端沿いに進み、最奥あたりから鞍部へ上がる。
P1060746植林鞍部.JPG植林鞍部

鞍部で左折し、踏み跡も不明瞭だが植林尾根境を登る。
P1060747植林境尾根.JPG植林境尾根

まもなく左の谷へトラバースし、スギ谷に出ると踏み跡が現われる。
P1060748左の植林谷.JPG左の植林谷
P1060749植林谷の踏み跡.JPG植林谷の踏み跡

大木に出会うと、左の尾根に向かって市境測量時のものと思われる踏み跡が付いているので、植林斜面に取り付く。(そのまま谷を詰め、適当なところで左の尾根に上がってもよい。また、さらに谷を詰めて、山頂部へ直登も可能と思われるが、尾根上の方が比較的歩きやすいだろう。)
P1060752<strong>目印の大木</strong>.JPG目印の大木
P1060754市境の植林斜面.JPG市境の植林斜面

尾根上に出ると、コンクリート杭が確認できる。
P1060751市境尾根のコンクリート杭.JPG市境尾根のコンクリート杭

しばらくは植林尾根境を登り、勾配が緩むと雑木尾根となる。
P1060756植林境尾根.JPG植林境尾根
P1060757雑木尾根.JPG雑木尾根

雑木ヤブを右によけて進むと、標高点457mの山頂に着く。古い山名札が二つ、木に付けてある。雑木疎林に囲まれ、展望はほとんど得られない。
P1060758山頂.JPG山頂

次は尾根伝いに三角点山頂をめざすことにする。
雑木疎林ヤブが続き、ヤブをよけながら平坦尾根を下っていくと、縦走路の最低鞍部に着く。鞍部は低いながら掘割り状となり、両側の谷に向かって旧山道の名残がある。
P1060760雑木疎林ヤブの縦走尾根.JPG雑木疎林ヤブの縦走尾根
P1060761雑木疎林ヤブの縦走尾根.JPG同上
P1060762鞍部に残る旧山道.JPG鞍部に残る旧山道

さらに疎林ヤブを進むと、密生した低木疎林ヤブの中に横たわった測量ポールと四等三角点(点名:「堂ケ原」)を見る。前回登ったときは「北北東および東側の樹間越しに展望あり」と記録しているが、現在全く展望はない。
P1060765雑木尾根.JPG雑木尾根
P1060768山頂手前の雑木尾根.JPG山頂手前の雑木尾根
P1060769三角点山頂.JPG三角点山頂

山頂から南南東に向けて、測量杭と踏み跡が急斜面についており、下りかけたが、予定を変更し、南尾根へ下ることにした。山頂から南方向はヤブで塞がっているため、やや迂回して南尾根に取り付く。
P1060771測量時の踏み跡(南東方向).JPG踏み跡(南南東方向)

雑木尾根の急斜面を下っていくと、尾根鞍部となり、その先で地籍多角点の杭を確認する。
P1060772雑木尾根.JPG雑木尾根
P1060773雑木尾根.JPG雑木尾根
P1060774雑木尾根鞍部.JPG尾根鞍部
P1060775市境杭.JPG地籍多角点杭

さらに平坦尾根を進むと、地籍多角点のある小ピークとなる。ここからから踏み跡をたどって急斜面を下りきると、沢に出会う。
P1060777雑木尾根の急な下り.JPG雑木尾根の急な下り
P1060778沢合流点(コンクリート杭ほか).JPG沢に出る

沢沿いに踏み跡を下るとすぐ右にナメ状の小滝がある。
P1060780ナメ滝上部.JPGナメ滝上部

左にややトラバースしながら植林の急斜面を注意しながら下り、再び沢と出会うと、炭焼窯跡がある。
P1060782植林帯急斜面の下り.JPG植林急斜面の下り
P1060783炭焼窯跡.JPG炭焼窯跡

植林された棚田跡の歩きやすいところを下って行き、まもなく沢を渡り右岸に移る。
P1060785棚田跡の植林谷.JPG棚田跡の植林谷
P1060786沢渡り.JPG沢渡り

右に道路面が見えると、斜面を少し上がり、林道終点部に出る。
P1060787林道終点.JPG林道終点

林道を下っていくと舗装道の林道大里(だいり)線に出る。
P1060788林道.JPG林道
P1060789林道合流部.JPG林道大里線と合流

ここで、分岐の少し手前で右に別の林道が分岐しており、これをたどることにする。
P1060790林道.JPG林道

まもなく終点となり、上方は伐採地となっている。
P1060791林道終点.JPG林道終点

終点奥から防獣ネット沿いに山道が続いており、これをたどると、すぐ先のネットが右に上がるところで道が消える。
P1060792ネット沿いの踏み跡.JPGネット沿いの踏み跡

やむなく左の谷へ下り進むと、踏み跡と出会う。
P1060793踏み跡.JPG植林谷の踏み跡

そのままスギ谷を詰め、牧草地奥の鞍部へ出た。あまり時間短縮にはならないので、舗装林道をたどって戻った方がよいだろう。

■山名考

地下上申の三見村石高境目書では「堂ヶ原山」、「大羽子山」、三隅村石高境目書では「大はご高つぶ」が見え、風土注進案の三見村の項には、「堂ヶ原山」、「大破古山」の名がある。
これらから類推するに、山頂尾根の北麓側では堂ヶ原山と呼び、南麓側では「おおはこやま」あるいは「おおはごやま」と呼んでいたのではないだろうか。

また、旧村界が尾根ではなく南側の中腹にあるのはなぜなのか、気になった。境界が複雑なため、地下上申の境目書でも詳細に記している。山頂尾根付近が神聖な区域か、あるいは立入制限する事情があった区域のため、こうした境界を設けたのだろうか。