So-net無料ブログ作成

天ヶ岳・宝禅寺ヶ岳(岩国市由宇町) [県東部の山]

両山とも11年前それぞれ単独で登ったので、今回は縦走を試みた。(2011.02.27)
天ヶ岳・宝禅寺ヶ岳.jpg (クリックで拡大)

横道コースを取り、民家上部の小谷へ入る。
P1010543登山口.JPG小谷入口

竹林の奥に堰堤を見る。
P1010501竹林奥の堰堤.JPG堰堤

公社造林看板を見て巻き道を進む。
P1010502公社造林看板.JPG公社造林看板
P1010503巻き道.JPG巻き道

「防長山野へのいざない第一集改訂版」では西へ二つ目の尾根を右折するよう紹介してあるが、取り付きがヤブ化しており、測量や目印のテープが直進方向の巻き道側へ延びているので、そのままテープ方向へ進む。(見落とさず右折してもすぐにヒノキの倒木で行き止まる。これが廃道化の一因と思われる)
新しいコースはシダが被る所もあるが、テープが随所に付けてあり踏み跡も明瞭なので、そのままたどると、相撲広場の手前で従来コースに合流する(ただし、下りの際は分岐を見落としやすい)。
相撲広場からは展望が楽しめる。
P1010505相撲広場からの展望(大将軍山)「.JPG大将軍山
P1010507由宇川.JPG由宇川
P1010506相撲広場から足王社方向.JPG足王社方向

足王社の方では道普請をしているらしく重機の音と人声がした。足王社へ続く上下二つの道とも荒れており、特に下側の平行道はヤブ化がひどく、ここ最近歩かれた様子はない。
上の道を取り主尾根に出ると、右の足王社へは向かわず左折し、尾根伝いに山頂をめざした。
P1010508相撲広場からのシダ道(逆方向).JPG相撲広場からのシダ道(逆方向)

四等三角点(基準点名「横道」)のある山頂は展望がないので、少し先の展望地で小休憩した。
P1010509天ヶ岳山頂.JPG天ヶ岳山頂
P1010510天ヶ岳山頂.JPG山頂
P1010511展望地から琴石山、三ヶ岳.JPG展望地から琴石山、三ヶ岳
P1010512銭壷山.JPG銭壷山
P1010513城山.JPG城山

いよいよ縦走路に入る。縦走路はヒノキ植林境を主体とした尾根道が続き、一部ヤブで迂回するところもあるが、地図読みをきちんとしながら忠実に踏み跡をたどればよい(所々ブルーのビニールテープや旧町界標があるので目印になる)。ヒノキ幼木と竹林の境を下ると荒れ林道に出る。
P1010514390mピーク(西峰).JPG390mピーク(西峰)
P1010518小伐採ピーク(地籍図根三角点).JPG小伐採ピーク(地籍図根三角点)
P1010519峠.JPG

宝禅寺ヶ岳へは旧町境より少し南寄りの斜面に踏み跡があるので、これに取り付く。
P1010520宝禅寺ヶ岳取り付き.JPG取り付き

イバラ交じりの荒れたヒノキ林境を、ヤブを分けながら進む。
P1010521ヤブの植林境.JPGヤブの植林境

主尾根の旧町境に出てしばらく登ると、雑木林となるあたりから少し歩き易くなる。
P1010522雑木尾根.JPG雑木尾根

ふたたびヒノキ林境を抜けると少し開けた山頂に着く。三等三角点(基準点名「延安」)のある山頂からは氷室岳が望める。
P1010525宝禅寺ヶ岳山頂.JPG宝禅寺ヶ岳山頂
P1010526氷室岳を望む.JPG氷室岳を望む

旧町界標のナンバーを所々確認しつつ、緩いアップダウンを繰り返しながら植林境を下っていく。
P1010528420mピーク.JPG420mピーク(西峰)

P1010529植林境尾根.JPG植林境尾根

やがて薄いシダ被りの尾根道となり、国道437号と林道の交差部分へ出る。
P1010530シダ・植林境.JPGシダの植林境
P1010531下山口.JPG国道へ出る

帰路はそのまま南麓を戻るのが早道だが、北麓を巻く簡易舗装の林道をたどった。ほぼ廃村化した延安集落に抜け、県道141号線に出て、道しるべを兼ねた石仏に出会いながら、案内板の立つ正覚寺峠に着く。
P1010532石仏2体.JPG石仏
P1010533石仏2体.JPG石仏
P1010535石仏.JPG石仏
P1010536正覚寺峠案内板.JPG正覚寺峠案内板

ここから林道に入り、足王社に立ち寄って、従来コースを下る。倒木箇所は左によけ、植林斜面をヤブ漕ぎしながら、なんとか山道に下り立った。
P1010538林道.JPG林道
P1010540足王社.JPG足王社


■山名考
宝禅寺ヶ岳の山名は、「玖珂郡志」に「宝善寺嶽」・「宝善寺」を見ることができ、これに拠ると思われる。ただ、宝善寺は貞光にあったとされ、天ヶ岳南麓の横道集落とは由宇川を隔てた南の対岸にあたる。したがって宝禅寺ヶ岳は祖生境にあることから、寺との位置関係が微妙である。
なおネット情報によると、宝禅寺は廃寺後、黄檗宗派の通玄寺となり、現在は貞光班集会所に変わっている由。