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柏木山(岩国市美和町日宛) [県東部の山]

柏木山北側の大字境に、比較的明瞭な尾根伝いの道が残っている。こうした道を見つけるとつい嬉しくなり、何度か通うことになる。一昨年は、美和町渋前側からこの大字境の道を利用し、いくつかのルートを歩いた。渋前のお年寄りの話によると、終戦時には杭名側から山越えして帰省したらしい。
日宛側からもルートがありそうで気にかかっていたので、今回歩くことにした。H~Kの4ルートを歩いたが、惜しいことに、H~Jの3ルートはいずれも倒木伐採谷で荒れており、Kルートのみ荒れが少ない。したがって、ここでは、Hルート~縦走尾根~Kルートを説明することにしたい。
なお、ルート図には、一昨年歩いた渋前側のルート(A~G)も参考までに記した。ただし、Aルートは一部私有農地を通り、また倒木が酷い箇所や不明瞭なところがあること、ロングコースのGコースは、やや荒れ気味で何箇所か不明瞭なところがあることから、省略した。歩くとすればC、Fルートがよいだろう。
これらを組み合わせればいろんなコース取りができ、もちろん弥山への縦走も可能である。
柏木山.jpg (クリックで拡大)

(Hルート 林道魚切線ルート)
魚切橋のたもとに車を置き、、未舗装の林道魚切線に入る。現在も利用されているようで、道は荒れていない。魚切川はオオサンショウウオの生息地だそうである。
P1050410魚切橋.JPG魚切橋
P1050411林道.JPG林道

コンクリート橋を渡り右岸に移るとまもなく、右下の樹間から意外に大きな滝が現れる。水量もある。名前は不明だが、「魚切の滝」とでも呼ぶのだろうか。
P1050415滝.JPG
P1050417渓流沿いの林道.JPG渓流沿いを進む

左に小滝を見ると、林道が南に方向を変える。スギ植林の中を行くと、林道終点に着く。
P1050421.JPG林道
P1050422林道終点.JPG林道終点

ここから山道を期待したが道はない。わずかな踏み跡が倒木の間に残っているので、歩きやすいところを探しながら、伐採倒木谷をとにかく詰めることにした。
P1050423倒木谷.JPG倒木谷P1050425倒木谷.JPG倒木谷

三方谷の分岐では真ん中の谷に入り、さらに詰める。ヒノキ林に変わると、杭名へ抜ける峠のところで山道に出会う。
P1050426三方谷.JPG三方谷
P1050429谷上部.JPG谷上部
P1050430峠.JPG

ここで道は四方に分かれるが、右の柏木山へ続く尾根道を取る。
P1050432柏木山への山道.JPG柏木山への尾根道

松の多い雑木尾根をたどり、大字境の小ピークで南西へ方向を変えて進むと、柏木山山頂に着く。
P1050433雑木尾根道.JPG雑木尾根道
P1050434前方樹間に柏木山.JPG前方樹間に山頂
P1050435山頂.JPG山頂

南に大きく開け、高照寺山、蓮華山、烏帽子岳などが見渡せる。
P1050437高照寺山方向.JPG高照寺山方向
P1050438蓮華山.JPG蓮華山
P1050439物見ヶ岳.JPG物見ヶ岳

(縦走尾根)
帰路は大字境をたどる。手前の小ピークまでもどり、北に延びる雑木尾根を下る。
P1050440尾根分岐小ピーク.JPG尾根分岐の小ピーク
P1050441分岐からの尾根道.JPG分岐からの尾根の下り

途中数メートルの高低差がある岩場があり、ロープもある。右側から慎重に下る。
P1050443岩場とロープ.JPGロープのある岩場

鞍部で右からの巻き道と出会う。
P1050445山道合流部(逆方向).JPG巻き道との出合い

ほぼ平坦な明瞭道を、小ピークを巻きながら進むと、天尾・日宛・渋前の三つの大字境が合わさる峠風のところに着く。(ここから明瞭道は左へ下り、そのまま行くと林道へ出る。これがFルートとなる。)
P1050448巻き道.JPG巻き道
P1050451巻き道.JPG巻き道
P1050452峠風の分岐.JPG峠風の分岐
P1050454左側・下山方向(分岐).JPG左下へ続くFルート方向

ここで右の尾根へ入る。入口付近は倒木等でヤブ気味で不安になるが、我慢してしばらく進むと歩きやすくなる。
P1050457ヤブの巻き道(逆方向).JPG分岐部のヤブを抜ける(逆方向)

この後も小ピークを巻きながらヒノキ林や雑木林沿いの道が続く。ところどころ被るところもあるが、道は明瞭である。また、鞍部は各所で土塁状の道が築かれており、アップダウンが少なくて済む。
P1050459巻き道.JPG巻き道
P1050461土塁状の山道(左は分岐道).JPG土塁状の山道(左はEルートの分岐道)

四等三角点(基準点名「日宛」)は、Eルートを左に分け少し進んだところの尾根上にある。適当にあたりを付けて、山道から左の雑木疎林の斜面を少し上ると、ヤブの中に見つけることができる。展望は全くない。
P1050462三角点(日宛).JPGヤブの中の四等三角点

Dルートを左に分け、ヒノキ林沿いに下ると、峠状となった標高約390mの鞍部へ着く。ここで四方へ道が分かれる。(左の植林谷を下るとCルート、右の巻き道を下ると、Iルート、Jルートとなる。)
P1050463土塁状の山道.JPG土塁状の山道
P1050468山道分岐.JPGDルート(左)分岐
P1050470巻き道(左ヒノキ林).JPGヒノキ林沿いの巻き道
P1050518分岐鞍部(進行方向).JPG分岐鞍部(進行方向)
P1050516分岐鞍部(逆方向).JPG分岐鞍部(逆方向)
P1050519下山道・下に林道終点が見える.JPG左の谷へ下るCルート方向

ここは直進の巻き道に進む。次の鞍部から一旦尾根道を取り(地形図上の破線道、右の巻き道は倒木等で荒れている)、再び鞍部へ下ると、左の植林谷側へBルートを分ける(入口は少し分かりにくい)。さらに少し先の土塁状の鞍部で、右の植林谷へKルートが分かれる。
P1050515土塁状の鞍部.JPG土塁状の鞍部(Kルート分岐点)
P1050514鞍部から谷を見下ろす.JPG鞍部からKルート側(右)の谷を見下ろす

ここで、直進すると、四等三角点(基準点名「渋前」)のあるピークを踏んでAルートを下ることになる。

(Kルート)
Kルートは、県道岩国錦線が大きくカーブする谷が起点となる。Jルートもこの谷を起点とする。
コンクリート張りの沢の右(左岸側)に山道がある。
P1050506両面コンクリート張りの沢・登山口.JPG登山口

右に取水施設を見て、スギ植林帯の中を沢沿いを進む。
P1050507取水施設.JPG取水施設
P1050508沢沿いの山道(コンクリート上)(逆方向).JPG沢沿いの山道(逆方向)
P1050509スギ谷・沢沿いの山道.JPG沢沿いの山道

まもなく沢を左(右岸)に渡り、山際の踏み跡を進む。
P1050510右岸に変わる.JPG右岸の道に変わる
P1050511山際の踏み跡となる.JPG山際の踏み跡となる

やがて谷が三方に分かれるので、左の谷に入り、踏み跡をたどる。
P1050512左の支谷へ入る.JPG左の支谷へ入る

道が怪しくなると、伐採木をよけながら、谷を詰め、斜面を登り切れば稜線の鞍部へ出る。
P1050513鞍部の稜線手前.JPG鞍部の稜線が見える