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黒石山・観音岳(周南市湯野) [県央部の山]

10数年前の真夏に観音岳へ登った際、山頂から西側の谷へ踏み跡があるのに気が付き、歩けそうなので下ってみたら、東麓の中村集落へ出た。今回、観音岳から黒石山まで縦走することにしたので、中村集落で駐車地を探したが、適当なところがなく、そのまま藤ヶ本へ向かって車を走らせていたところ、集落を外れて間もなく、左手に滝を見付けた。駐車も数台は可能である。滝の高さは10mほど。結局予定を変更し、逆ルートで歩くことにした。藤ヶ本集落で滝の名を尋ねたがご存知なかった。
黒石山へは巡視路と管理道を利用した。地形図の高圧線の位置は変わっている。縦走路は、中間点の鞍部までは山道を下った。峠からしばらくは踏み跡のない、だだっ広い雑木疎林尾根を歩くので、慣れない人が歩ける山域ではない。
P1040996二連の滝.JPG小滝
黒石山・観音岳.jpeg (クリックで拡大)

藤ヶ本集落へ入ると、右手に河内神社があり、立ち寄ってみた。石段を上がると、石鳥居があり、「文化四」の文字が刻まれている。境内には小社が建ち、藤ヶ本集落が見晴らせる。
P1040911河内神社.JPG河内神社
P1040914鳥居(文化四年).JPG文化四年の鳥居
P1040912河内神社.JPG境内

巡視路の入口に標柱はなく、地元の人に教えてもらった。ここにも駐車可能。
P1040917取り付き(上部から).JPG巡視路取り付き(上部から)

少し登るとすぐに小さな石仏に出会う。
P1040918石仏.JPG石仏

すぐ先で分岐となるので、左の尾根に上がる道を取る。古墓が並ぶ墓地を抜け、支尾根を左へ巻き加減に進む。
P1040920墓地(逆方向).JPG墓地(逆方向)
P1040921巡視路.JPG巡視路

左の支尾根に合流する手前で、右の支谷へ向かう道が分岐するので、これに入る。(分岐に気付かず直進すると、先で道が不明瞭となり消失する。)
P1040923巡視路分岐.JPG巡視路分岐

竹林の谷を詰め、右の支尾根に上がると、鉄塔に出会う。展望はない。
P1040924竹林の巡視路.JPG竹林の巡視路
P1040925鉄塔.JPG第一鉄塔

巡視路を上がると小広場に出る。ここから約2m幅の鉄塔管理道が山頂直下まで続く。
P1040926鉄塔管理道.JPG鉄塔管理道

途中第二鉄塔に支尾根上で出会うが、展望は前方の第三鉄塔方面が遠望できる程度だ。
P1040928鉄塔.JPG第二鉄塔

山頂手前ピークで左に山道を分け、次の鞍部で管理道が左カーブで下るところで、左の幅広山道に入る。
P1040930山道(左)分岐.JPG山道を左に分ける
P1040931山道分岐(左).JPG幅広山道(左)

すぐ右手にコンクリート境界柱「徳山市」を見る。
P1040932コン柱「徳山市」.JPGコン柱「徳山市」

ここから雑木疎林に付いたわずかな踏み跡をたどる。テープもある。
P1040933踏み跡・テープ.JPG踏み跡・テープ
P1040937踏み跡・テープ(逆方向).JPG踏み跡・テープ

登り切ると、測量のため広く伐採された黒石山山頂へ着く。中央部分に三等三角点(基準点名「黒石」)がある。
P1040936黒石山山頂.JPG黒石山伐採山頂

雑木に囲まれ、樹間に高黒石方面がわずかに見通せる。
P1040935樹間に高黒石.JPG樹間に高黒石

鞍部へ戻り、管理道の続きを辿ってみた。10数年前に下河井側から歩いたときの道だ。このあたりでキツネに出会ったことを思い出した。
地形図で破線道のある鞍部あたりまで下った。
P1040938峠分岐.JPG峠への分岐

小さな切通しとなった峠から藤ヶ本側へも山道が残っているが、最近人が歩いた様子はない。
P1040941峠.JPG

管理道を下河井側へさらに下ると、右斜面に「馬頭観音」がある。ここで山頂下の鞍部まで引き返した。
P1040939河井側管理道(林道).JPG河井側の管理道(林道)
P1040943馬頭観音.JPG馬頭観音
P1040944馬頭観音.JPG

山頂から南の尾根には道がなさそうだったので、鞍部から幅広の山道を下ることにした。雑木林を抜けスギ林の明瞭な道をどんどん下っていくと、右に棚田跡のスギ谷を見るようになる。
P1040945山道.JPG山道
P1040946スギ谷の山道.JPGスギ谷の山道

さらに下り、石垣沿いに谷を右に回り込んで、今度は左に谷を見下ろすようになる。
P1040947山道(棚田跡沿い).JPG棚田跡石垣沿いの山道
P1040949山道(左スギ林).JPG山道(左スギ林)

山道分岐まで下ると、右の巻き道を取る。
P1040950山道分岐.JPG山道分岐

左カーブする少し開けたあたりでイバラがはびこるが、わずかな距離なので我慢して抜ける。
P1040951荒れ箇所.JPG荒れた山道

まもなく右へ鋭角に上がる山道が分かれるので、これを登る。
P1040952山道分岐(逆方向).JPG山道分岐(逆方向)

地形図上の破線道と思われる明瞭な山道が残っており、登り切ると、下河井へ抜ける峠へ着く。
P1040953山道.JPG山道
P1040954峠.JPG

下河井側はスギ林となっており、こちらからも道がありそうだ。
P1040955山道(河井側).JPG山道(河井側)

ここからいよいよ観音岳をめざす。道や踏み跡もないので、雑木疎林ヤブの中の歩きやすそうなところを選びながら進む。
P1040956雑木疎林ヤブ.JPG雑木疎林ヤブ

一旦ヒノキ林の鞍部へ下り、登り返すと、ピーク上で「徳山市」のコンクリート柱を見る。
P1040957ヒノキ林ヤブ.JPGヒノキ林ヤブ
P1040958コン柱「徳山市」.JPGコン柱「徳山市」

この先も道はなく、測量杭も全く見当たらない。ケモノ達も思い思いに歩いているらしく明瞭なケモノ道さえない。とにかく雑木疎林ヤブの中、緩い尾根上で方向を何度か確認しながら登る。
P1040960疎林ヤブ.JPG疎林ヤブ
P1040962.JPG疎林ヤブ

標高390mあたりで右の支尾根から続く測量の切り開きに出会う。ここからは測量杭もあり、切り開きも続くので途端に歩きやすくなる。
P1040963切り開き現る(西麓方向).JPG切り開き現る(西麓方向)
P1040964切り開き道).JPG切り開き道

標高400mの小ピーク右(南側)へ少し進むと展望地がある。湯野温泉郷や太鼓ヶ嶽などが樹間に望める。
P1040969展望地.JPG展望地
P1040968湯野温泉.JPG湯野温泉郷
P1040966太鼓ヶ嶽方面.JPG太鼓ヶ嶽方面

縦走路へ戻り、先へ進むと、すぐ前方に408mピークが現れる。
P1040970408mピーク.JPG408mピーク

ここからシダと低木ヤブとなり、踏み跡が不明瞭となる。方向を定めながら少し下ると鞍部付近に出て、測量テープや測量杭と再び出会う。
これらを目印に登り返すと主尾根上に出る。右折し切り開き道を辿ると、408mピークへ着く。測量多角点などがあるだけで展望はない。
P1040971切り開き道.JPG切り開き道
P1040972408mへの登り.JPG408mへの登り
P1040974408m山頂.JPG408m山頂

人声がする山頂へ向かう。切り開きの道を一旦下って登り返すと簡易トイレのところへ出る。その先が展望山頂だ。二組ほど先客があった。
P1040975踏み跡.JPG切り開き道
P1040977観音岳山頂.JPG観音岳山頂
P1040976黄金仏発見記念碑.JPG黄金仏発見記念碑

東側の展望が大きく広がる。写真の展望図が設置されていて、山座同定が簡単に楽しめる。
P1040979石ヶ岳・千石岳.JPG石ヶ岳・千石岳
P1040980四熊ヶ岳・嶽山.JPG四熊ヶ岳・嶽山

帰路は山頂部北端から西の谷側へ道が分かれるので、これを下り中村集落をめざす。下山口は以前よりさらに明瞭となっているので、楞厳寺への下山時に、うっかりするとこちらへ迷いこむかもしれない。
P1040983中村コース分岐.JPG中村コース分岐

雑木に囲まれた明瞭な谷道を左へやや巻き加減に下っていくと、竹林に変わる。
P1040985山道.JPG山道
P1040987山道.JPG山道
P1040989竹林.JPG竹林

丸太橋を渡ると植林帯となり、さらに下って左に二つ目の丸太橋を過ごすと(橋を渡ると、左手に石祠がある)、まもなく県道へ出る。
P1040990丸太橋.JPG丸太橋
P1040991山道.JPG山道
P1040992石祠.JPG石祠

入口には石仏があり、道の向かい側には猿田彦が祀られている。
P1040993中村コース登山口・石仏.JPG中村コース登山口・石仏
P1040994猿田彦大神.JPG猿田彦大神

この中村コースは、現在のところ観音岳への最短ルートだろう。登山口近くに適当な駐車地がないのが難点だが、草被りもほとんどなく、夏場でも歩けそうだ。