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桂ヶ岳・隠れ里山・江嶺山〈町絵ルート〉(美祢郡美東町長田・山口市吉敷) [県北部の山]

桂ヶ岳と江嶺山を町絵側から縦走してみた。当初江嶺山から取り付くつもりが、林道が市境近くまで延びていたため先に桂ヶ岳から歩くことにする。
江嶺山への縦走路は植林境が主体で、一部灌木等が茂るところもあるが概ね良好。江嶺山から北西尾根への下りは倒木等があり快適とは言えない。(2016.02.19)
P1310313江嶺山.JPG町絵より江嶺山
桂ヶ岳・江嶺山.jpg (1,2クリックで拡大)

町絵集落に入り東進、最奥民家近くの県道幅員が狭くなるところに駐車スペースがある。
コンクリート橋の手前で右折して林道へ入る。最近車両が入った形跡はなく、カヤ等が被り荒れている。
P1310113林道分岐・駐車地.JPG駐車地・林道分岐
P1310114荒れ気味の林道.JPG荒れ気味の林道

伐採跡の谷を右にいくつか過ごすと堰堤に出合う。町絵川上流端の標柱が立つ。
P1310119左に耕地跡.JPG左に耕地跡
P1310121堰堤・町絵川上流端標柱.JPG堰堤・上流端標柱

林道をさらに進むと対岸の左谷に落差のある細滝を見る。位置を変えると二条に別れた滝であることがわかる。以前はこのあたりで林道が終わっていた。
『防長風土注進案』長田村の町絵の項に「滝ノ上」や「滝ノ下」の小名があり、人家がそれぞれ1軒と2軒あったことが記されている。地下上申絵図にも滝ノ上付近に滝の絵が描かれており、この滝であろうか。
P1310123林道.JPG林道
P1310124滝.JPG

滝と対する右斜面には大岩があり岩下に石仏を見る。7年前に歩いた際のルート図にも記録している。「元治元年七月」の銘がある。
P1310126岩下の石仏.JPG大岩下の石仏
P1310127「元治元年七月」.JPG石仏

作業道風の傾斜のある道となり、右の支谷へ向かう道を二つ分け、左の谷沿いに進む。
P1310129林道.JPG林道
P1310130林道分岐①.JPG林道分岐①
P1310132林道分岐②.JPG林道分岐②
P1310133左の林道へ.JPG左の林道へ

丸太橋を渡した小沢を横切り、左に石垣を過ごし、道が北東方向に変わるとカヤ等が消え一旦歩きやすくなる。以前歩いたときはここで右の支谷へ入り、支尾根へ上がって市境尾根へ出た。
P1310134沢沿いの林道.JPG沢沿いの林道
P1310135丸太橋.JPG丸太橋
P1310136林道・石垣.JPG林道・石垣
P1310138林道(歩きやすくなる).JPG林道

左に作業道を二つ分け植林谷を詰めると、倒木帯にぶつかる。
市境尾根が近く左の植林斜面を直登すれば早いが、味気ないので、少し戻り、作業道②に上がる。
P1310140林道.JPG林道
P1310141作業道分岐(逆方向).JPG作業道①分岐(逆方向)
P1310144作業道分岐(逆方向).JPG作業道分岐②(逆方向)
P1310145炭焼窯跡.JPG炭焼窯跡
P1310146林道.JPG林道
P1310147倒木.JPG倒木帯

作業道終点部から左の市境尾根に取り付き、まずは桂ヶ岳をめざす。
P1310149作業道.JPG作業道
P1310151作業道終点部・市境尾根取り付き.JPG作業道終点部
P1310152市境尾根.JPG市境尾根

450mピークに上がると右側ヒノキ植林帯となり、植林境の平坦尾根から古道が残る雑木尾根をジグザグに上がると、「ヨシキ」と刻まれた石杭のある480mピークに出る。
P1310153450mピーク・ヒノキ植林出合い.JPG450mピーク
P1310154植林境尾根.JPG植林境尾根
P1310155雑木尾根・古道.JPG雑木尾根・古道
P1310157植林境.JPG植林境
P1310158 480mピーク・石杭「ヨシキ」.JPG480mピーク・石杭

すぐ先の鞍部で左の巻き道に入る。
P1310159鞍部・左巻き道分岐.JPG鞍部・左巻き道分岐
P1310160巻き道.JPG巻き道

尾根鞍部で私設道標と石杭を見て左折、右の明瞭な巻き道をたどる。
P1310161尾根鞍部出合い.JPG尾根鞍部
P1310162鞍部(逆方向)・道標・石杭.JPG道標・石杭(逆方向)
P1310165巻き道.JPG巻き道

切り通し状の鞍部の分岐へ出て、北側鳳翩山トンネルからのコースと出合う。
P1310166切通し状鞍部.JPG切通し状鞍部
P1310167北側の山道(2分岐).JPG北側の山道(2分岐)

テープに従い鞍部から右の巻き道を取るとすぐに谷方向へ向かう道を右に分ける。
P1310168道標.JPG道標
P1310169山道分岐(左へ).JPG山道分岐(左へ)

テープをたどり左雑木斜面の踏み跡を登ると尾根上へ出る。
P1310170そま状の巻き道.JPGそま状の巻き道
P1310171斜面を直登.JPG斜面を登る
P1310172尾根上に出る.JPG尾根上に出る

左折し、道標のある510m支尾根分岐を右に取る。
P1310173雑木切開き尾根.JPG雑木切開き尾根
P1310174 510m支尾根分岐点.JPG510m支尾根分岐点


520m平坦ピークを越え、巻き道から平坦尾根へ出て雑木切開きを登り切ると桂ヶ岳山頂へ着く。
三等三角点と石杭のほか「桂ヶ岳山塊図」と記された私設案内板がある。
P1310176尾根道.JPG尾根道
P1310177 520mピーク.JPG520mピーク
P1310178下り.JPG下り
P1310180鞍部.JPG鞍部
P1310181右の巻き道.JPG右の巻き道
P1310182尾根道.JPG尾根道
P1310185桂ヶ岳山頂(逆方向).JPG桂ヶ岳山頂(逆方向)

次は江嶺山をめざす。510m支尾根分岐点まで戻り、そのまま市境手前の鞍部へ下る。
P1310186 510m支尾根分岐点からの下り.JPG支尾根分岐点からの下り
P1310187雑木尾根下り.JPG雑木尾根下り
P1310188切通し鞍部出合い.JPG切通し鞍部出合い

左の巻き道に入り右に490mピークを過ごすと右植林境の鞍部へ出る。
P1310189巻き道.JPG巻き道
P1310190市境尾根出合い.JPG市境尾根鞍部

古道と交差しながら植林境を登り切ると500m平坦ピークの「隠れ里山」山頂に着く。
ここにも道標がある。南へ向かうと榾木山への縦走路となるが、見たところ明瞭な切開きはない。
P1310191植林境上り.JPG植林境上り
P1310193植林境上り・古道交差.JPG植林境上り・古道交差
P1310194 500mピーク・隠れ里山山頂.JPG隠れ里山山頂
P1310195ほだ木山縦走尾根方向.JPG榾木山縦走尾根方向

灌木ヤブ気味の植林境を北西方向へ下る。
P1310196植林境灌木ヤブ.JPG植林境灌木ヤブ
P1310197植林境鞍部.JPG植林境鞍部

490m①小ピークを越え、次の490mピーク②で植林境が北方向へ変わる。こちらの道が明瞭なのでうっかり入り込みやすいので注意を要する。
P1310198 490mピーク①.JPG490mピーク①
P1310199左に巻き道分岐.JPG左に巻き道分岐
P1310200490mピーク②.JPG490mピーク②
P1310201植林境下り(誤り).JPG北方向の植林境下り

雑木尾根を西方向へ下り、470m平坦ピークを越えて南西方向へ向かうと右ヒノキ植林となり、さらに左に植林が変わる。
P1310203雑木尾根下り.JPG雑木尾根下り
P1310205雑木尾根.JPG雑木尾根
P1310206植林境・灌木ヤブ.JPG植林境・灌木ヤブ
P1310207雑木尾根上り.JPG雑木尾根上り
P1310208 470m平坦ピーク.JPG470m平坦ピーク
P1310209右植林境・下り.JPG右植林境・下り
P1310211左植林境・下り.JPG左植林境・下り

鞍部を登り返し、雑木ヤブ気味の430mピークで右の切開き尾根を下る。
P1310213 410m鞍部.JPG410m鞍部
P1310214 430mピークへの上り.JPG430mピークへの上り
P1310215 430mピーク.JPG430mピーク
P1310216雑木切開き・下り.JPG雑木切開き・下り

町有林コン杭「765」のある410mピークを越えると峠状の鞍部で左の七曲り(亀山)側へ下る山道と出合う。
P1310217 410mピーク.JPG410mピーク
P1310218町有林コン杭765.JPG町有林コン杭765
P1310219植林境.JPG植林境
P1310221 400m鞍部・山道分岐(逆方向).JPG400m鞍部・山道分岐(逆方向)

植林境を古道と交差しながら登り、440mピークを左に巻き460mピークを越えると、鞍部で市境尾根と分かれ右の巻き道に入る。分岐には道標が残っている。
P1310224雑木尾根・古道交差.JPG雑木尾根・古道交差
P1310226左巻き道.JPG左巻き道
P1310227尾根上へ出る.JPG尾根上へ出る
P1310228植林境上り.JPG植林境上り
P1310229 460mピーク・境界標.JPG460mピーク
P1310230雑木平坦尾根.JPG雑木平坦尾根
P1310231巻き道分岐・境界標・道標.JPG鞍部・巻き道分岐
P1310232道標.JPG道標


ヒノキ植林沿いに小谷を巻きながらたどる(途中巻き道が分岐するが先で合わさる)と、突然林道終点①と出合う。新設道のようだ。
P1310233巻き道・植林沿い.JPG巻き道・植林沿い
P1310235巻き道.JPG巻き道
P1310238林道終点出合い①.JPG林道終点出合い①

林道終点広場の先から尾根に付いた踏み跡を下る。右側がヒノキ幼木帯となり、日当たりがいいせいかイバラが混じり始める。
P1310239植林尾根・下り.JPG植林尾根・下り
P1310240鞍部.JPG鞍部

鞍部を登り返すと平坦ピーク近くで石杭を見る。北方向に矢櫃山や西・東鳳翩山などが樹間に覗く。
P1310241植林尾根・上り.JPG植林尾根・上り
P1310242石杭・幼樹植林境.JPG石杭・幼樹植林境
P1310244矢櫃山.JPG矢櫃山
P1310243西鳳翩山.JPG西鳳翩山
P1310245東鳳翩山.JPG東鳳翩山

次の鞍部で林道終点部②と出合う。
P1310246植林尾根・踏み跡.JPG植林尾根・踏み跡
P1310247林道終点出合い②.JPG林道終点出合い②
P1310248林道(左谷方向).JPG林道(左谷方向)

植林尾根のややシダが被る踏み跡をたどり、460mピークを越え、鞍部でカヤヤブを抜けると林道③と出合う。
P1310251植林尾根・シダ・踏み跡.JPG植林尾根上り・シダ
P1310252 460m平坦ピーク.JPG460m平坦ピーク
P1310253矢櫃山・男岳・西鳳翩山.JPG矢櫃山・男岳・西鳳翩山
P1310254カヤヤブ・道標.JPGカヤヤブ
P1310256林道出合い③.JPG林道出合い③

林道は右へ巻きながら続いているが、道標のある正面の尾根に取り付く。
植林尾根の踏み跡をたどり登り切ると490mピークへ出る。
P1310257道標.JPG道標
P1310258植林境.JPG植林境
P1310259490m支尾根分岐・植林境尾根.JPG490mピーク

左折し、平坦尾根からササ尾根を登ると右に絶壁を見る。かなりの高低差がある。
P1310260雑木平坦尾根.JPG雑木平坦尾根
P1310261ササ尾根.JPGササ尾根
P1310262ササ尾根ピーク.JPGササ尾根ピーク
P1310264絶壁.JPG絶壁

雑木尾根を登り切ると江嶺山山頂へ着く。山頂は狭いが日当たりがいいせいかカヤが茂る。雑木疎林に囲まれ、展望は樹間に北方向が覗ける程度である。
P1310265平坦尾根.JPG平坦尾根
P1310266山頂手前の上り.JPG山頂手前の上り
P1310268江嶺山頂(逆方向).JPG江嶺山山頂(逆方向)
P1310269山頂部からの展望(西方向).JPG西方向の展望
P1310271桂ヶ岳.JPG桂ヶ岳
P1310272南尾根.JPG山頂南尾根

帰路は北西側の尾根を伝って町絵側へ直接下ることにする。
490mピークまで戻り植林境を北へ下る。鞍部から雑木尾根に変わり不明瞭な切り開きを登る。
P1310274 490m支尾根分岐からの下り・植林境.JPG490mピークからの下り
P1310275 470m鞍部.JPG鞍部
P1310276雑木尾根上り.JPG雑木尾根上り

480m平坦ピークの先端部から方向を定めて、北西支尾根へ下る。雑木が混じり不明瞭な植林境を急降する。7年前に下ったときは急斜面に倒木が多く難渋したが、朽ちたのか当時ほどではない。
P1310277 480m平坦ピーク.JPG480m平坦ピーク
P1310278西尾根下り.JPG北西尾根下り
P1310279不明瞭な植林境.JPG不明瞭な植林境

左下に巻き道が見えたので一旦巻き道へ降りたがすぐに尾根上に出る。
P1310280左の巻き道に出合う.JPG左下の巻き道に出る
P1310281尾根上へ出る.JPG尾根上へ出る

まもなく灌木ヤブとなるので右の植林帯へ逃げ込み、尾根上へ戻ると地籍多角点の赤プラ杭を見る。近年測量が入ったようだ。
P1310282灌木ヤブ.JPG灌木ヤブ
P1310284右の植林帯へ逃げる.JPG植林帯へ逃げる
P1310285尾根へ戻る.JPG尾根へ戻る
P1310286地籍多角プラ杭.JPG地籍多角プラ杭

植林沿いに尾根を下り、370m鞍部付近で倒木帯を抜ける。
P1310287スギ・アオキの尾根.JPGスギ・アオキの尾根
P1310288倒木をよける.JPG倒木をよける
P1310290倒木.JPG倒木帯

370m、310mの支尾根分岐点で筆界基準点の黄プラ杭を確認しながら下ると280m鞍部で山道と出合う。
P1310291 370mピーク.JPG370m支尾根分岐点
P1310292植林尾根.JPG植林尾根
P1310293タケ・ヒノキ.JPGタケ・ヒノキ
P1310295 310m支尾根分岐点.JPG310m支尾根分岐点
P1310296下り.JPG下り
P1310297 290m平坦ピーク.JPG290m平坦ピーク
P1310298下り.JPG下り
P1310299灌木・山道.JPG灌木・山道
P1310300 280m鞍部.JPG280m鞍部

右の植林谷へ下り山道をたどっていくと麓へ抜け、廃屋を見て県道へ出る。右折し駐車地へ戻る。
P1310302植林谷沿い・山道.JPG植林谷沿いの山道
P1310303山道分岐(左へ).JPG山道分岐
P1310304右方向.JPG分岐(右方向)
P1310305左方向.JPG分岐(左方向)
P1310307土堰堤.JPG土堰堤
P1310308炭焼窯跡.JPG炭焼窯跡
P1310309山道.JPG山道
P1310311コン橋・廃屋.JPGコン橋・廃屋
P1310312県道出合い.JPG県道出合い(逆方向)

■山名考
◆隠れ里(かくれざと)山
小郡上郷・吉敷・長田の旧村境となっており、山名は『地下上申』長田村境目書に拠った。
先の山塊図には南麓に集落と神社跡が記されている。以前周辺を歩いたことがあるが、尾根上に石段跡等があり、下の平坦地はスギ倒木で荒れていた。このあたりが集落跡だったのだろうか。山名は長田村側での当時の呼び名だが、この集落が山名由来の可能性もある。

◆江嶺山
『美東町史 資料編』の地名地図を見ると西麓の武士ヶ河内側に江嶺の地名があり、山名はこれに由来すると思われる。長田村の地下上申絵図には「エビ子山」と記されており、元々はエビネの名から由来するのかもしれない。

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