竜王山〈中町ルート〉・牡鋤先山〈船越ルート〉(下関市吉見下) [県西部の山]
龍王神社上宮のある446mピークへ北西麓の中町側から直登してみた。墓地上部から雑木疎林尾根が続き、これといったヤブもなく感じのよい尾根である。測量杭もまったくない。最後は岩場を回り込むと「征露紀念」の石灯籠がある展望地へ出る。
竜王山山頂から牡鋤先山まで縦走し、帰路は西尾根を船越側へ下った。
前半は雑木疎林の明瞭な尾根道が続き、測量杭のほかテープやペンキの印が続き期待したが、後半は踏み跡が不明瞭となり、倒木等でやや荒れた尾根を抜けると、最後はだだっ広い疎林尾根を下った。(2015.12.19)
船越側から竜王山
(1,2クリックで拡大)
吉見コースの駐車場に車を置く。墓地の取り付きまで県道を北上すれば早いが、幅員の狭い車道をひっきりなしに車が行き交うのでとても歩く気がせず、集落道をたどり迂回する。
吉見コース登山口付近
工事中道路のガード
県道への取り付け道
大笠山・小笠山
中町集落の南端にある墓地から取り付く。墓地内にある「田代家家老の墓所」に立ち寄り、コンクリート階段を登って墓地の最上部まで上がる。
墓地取り付きの案内板
墓地の小コン道
田代家家老の墓所
案内板
コン段
平坦道を進み最奥墓地に出ると、右手から延びる小道に入り、背後の平坦地に石祠2基と墓を見る。
コン道
最奥の墓地・右の細道
石祠・墓
雑木疎林尾根に取り付き、踏み跡もなく測量杭もないだだっ広い尾根をひたすら登る。
雑木疎林尾根
雑木疎林尾根
左、右、左と支尾根を合わせながら標高360mの小ピークへ着く。
270m尾根合流点
310m尾根合流点
350m尾根合流点
360m平坦ピーク
小岩が連なる尾根を過ごすと、標高400mあたりで前方に大岩が立ちはだかる。
小岩が連なる
急勾配の岩尾根
直登は厳しそうなので、右に回り込みながらやり過ごすと「征露紀念」の石灯籠が建つ展望地へ出る。
前方に鬼ヶ城へ続く縦走尾根が望める。少ししぐれて小雨がぱらつき始めた。
右へ回り込む
征露紀念石灯籠
吉見方面
大笠山・草場山・小倉ヶ辻
室津方面
鬼ヶ城
尾根伝いに進むと龍王神社上宮に出る。
尾根道
龍王神社上宮
そのまま踏み跡をたどって尾根を下ると、登山道と合わさる。
疎林尾根・踏み跡
登山道出合い
縦走尾根を進むと七合目表示を過ぎた460m鞍部に北方向の展望地があり、新たに丸太のベンチが設置されている。
七合目
登山道
丸太ベンチ
室津・鬼ヶ城
緩い勾配の縦走路をたどり、550m平坦ピークを越え左から吉見峠コースを合わせると竜王山山頂広場へ着く。先客が数名。休憩しているとそれぞれのコースから登山者が次々上がってくる。
登山道(480m付近)
コン杭
登山道
登山道(530m付近)
登山道(550mピークからの下り)
石杭
登山道(ロープ箇所)
登山道(570m付近)
登山道(アオキ)
吉見峠コース出合い
登山道
山頂・三角点
鬼ヶ城・狩音山
華山・六万坊山
四王司寺山・老僧山
彦島、牝・牡鋤先山
蓋井島
帰路は牡鋤先山まで縦走を続ける。山頂では子供連れの若者グループが休憩していた。
高木がないのでぐるりと展望が楽しめる。
登山道
深坂峠コース分岐
擬木階段
570mピーク
牡鋤先山山頂
竜王山
吉見方面・蓋井島
方向を確認し西尾根へ下る。多少ヤブ漕ぎを覚悟していたが、雑木の中を明瞭な尾根道が続いている。
快適にどんどん下っていくと、要所に赤プラポール、測量杭、テープなどを見る。480m付近に分岐を示すテープがいくつか巻かれてあり気になったが、そのまま直進する。
下山口
尾根道
尾根道(520m付近)
赤プラポール
尾根分岐点(480m付近のテープ)
公社プラ杭
平坦小ピーク(440m付近)
尾根道(410m付近)
標高400mの支尾根分岐あたりで、やや切り開かれた感じのところへ出る。このあたりから踏み跡が不明瞭となり、勾配のある尾根に切開きが所々残る程度となる。
方向を確認しながら下り、左に岩を過ごす。赤ポール、プラ杭、赤ペンキなどが所々確認できる。
支尾根分岐点(400m付近)
切開きのヤブ尾根
公社プラ杭・ペンキ(逆方向)
切開き・岩(逆方向)
赤プラポール(360m付近)
尾根道不明瞭
切開き・ペンキ(逆方向)
320m鞍部で左にヒノキ植林と出合う。倒木の目立つ不明瞭な植林境から雑木尾根を進むと、328m平坦ピークを過ごす。
植林出合い(320m鞍部)
左谷のヒノキ植林
植林境尾根
雑木ヤブ尾根(328m平坦ピーク付近)
雑木ヤブ尾根を下ると290m鞍部で左ヒノキ植林となる。植林境を下ると標高250m付近でふたたび雑木尾根に変わり、いつしかテープやペンキ印も消失する。
雑木尾根
左ヒノキ林(290m鞍部)
雑木尾根に変わる(250m付近)
雑木疎林
標高210m付近で右ヒノキ植林と出合うが、すぐに雑木に変わり、南西方向に尾根を下るようになる。
切り開きが不明瞭な疎林尾根を下っていくと古道の名残りが現われるが、やがて不明瞭となる。
右ヒノキ林出合い(210m付近)
雑木疎林
雑木疎林
途中左ヒノキ植林と出会いながら、だだっ広い疎林尾根を下っていくと林道へ降り立つ。
左ヒノキ林(130m付近)
疎林平坦尾根
段状地
林道下降地点(逆方向)
右折し林道をたどると県道へ抜け出る。
林道
県道出合い
ここでも往来の激しい車道を避け、集落道をたどって迂回することにする。
途中、四等三角点(点名:大場山)のある125.3mピークに上がってみる。
庚申塚
上堤沿いの舗装道
大場山取り付き
竹林谷
鞍部
尾根道
雑木疎林
大場山山頂
四等三角点「大場山」
雑木疎林尾根
シカの角研ぎ跡
疎林尾根
涸れ小溜池
農道
農道
大場山
横野鼻堤沿い
龍王神社に立ち寄りながら駐車地へ戻る。
龍王神社参道・446mピーク
竜王山山頂から牡鋤先山まで縦走し、帰路は西尾根を船越側へ下った。
前半は雑木疎林の明瞭な尾根道が続き、測量杭のほかテープやペンキの印が続き期待したが、後半は踏み跡が不明瞭となり、倒木等でやや荒れた尾根を抜けると、最後はだだっ広い疎林尾根を下った。(2015.12.19)

吉見コースの駐車場に車を置く。墓地の取り付きまで県道を北上すれば早いが、幅員の狭い車道をひっきりなしに車が行き交うのでとても歩く気がせず、集落道をたどり迂回する。
中町集落の南端にある墓地から取り付く。墓地内にある「田代家家老の墓所」に立ち寄り、コンクリート階段を登って墓地の最上部まで上がる。
平坦道を進み最奥墓地に出ると、右手から延びる小道に入り、背後の平坦地に石祠2基と墓を見る。
雑木疎林尾根に取り付き、踏み跡もなく測量杭もないだだっ広い尾根をひたすら登る。
左、右、左と支尾根を合わせながら標高360mの小ピークへ着く。
小岩が連なる尾根を過ごすと、標高400mあたりで前方に大岩が立ちはだかる。
直登は厳しそうなので、右に回り込みながらやり過ごすと「征露紀念」の石灯籠が建つ展望地へ出る。
前方に鬼ヶ城へ続く縦走尾根が望める。少ししぐれて小雨がぱらつき始めた。
尾根伝いに進むと龍王神社上宮に出る。
そのまま踏み跡をたどって尾根を下ると、登山道と合わさる。
縦走尾根を進むと七合目表示を過ぎた460m鞍部に北方向の展望地があり、新たに丸太のベンチが設置されている。
緩い勾配の縦走路をたどり、550m平坦ピークを越え左から吉見峠コースを合わせると竜王山山頂広場へ着く。先客が数名。休憩しているとそれぞれのコースから登山者が次々上がってくる。
帰路は牡鋤先山まで縦走を続ける。山頂では子供連れの若者グループが休憩していた。
高木がないのでぐるりと展望が楽しめる。
方向を確認し西尾根へ下る。多少ヤブ漕ぎを覚悟していたが、雑木の中を明瞭な尾根道が続いている。
快適にどんどん下っていくと、要所に赤プラポール、測量杭、テープなどを見る。480m付近に分岐を示すテープがいくつか巻かれてあり気になったが、そのまま直進する。
標高400mの支尾根分岐あたりで、やや切り開かれた感じのところへ出る。このあたりから踏み跡が不明瞭となり、勾配のある尾根に切開きが所々残る程度となる。
方向を確認しながら下り、左に岩を過ごす。赤ポール、プラ杭、赤ペンキなどが所々確認できる。
320m鞍部で左にヒノキ植林と出合う。倒木の目立つ不明瞭な植林境から雑木尾根を進むと、328m平坦ピークを過ごす。
雑木ヤブ尾根を下ると290m鞍部で左ヒノキ植林となる。植林境を下ると標高250m付近でふたたび雑木尾根に変わり、いつしかテープやペンキ印も消失する。
標高210m付近で右ヒノキ植林と出合うが、すぐに雑木に変わり、南西方向に尾根を下るようになる。
切り開きが不明瞭な疎林尾根を下っていくと古道の名残りが現われるが、やがて不明瞭となる。
途中左ヒノキ植林と出会いながら、だだっ広い疎林尾根を下っていくと林道へ降り立つ。
右折し林道をたどると県道へ抜け出る。
ここでも往来の激しい車道を避け、集落道をたどって迂回することにする。
途中、四等三角点(点名:大場山)のある125.3mピークに上がってみる。
龍王神社に立ち寄りながら駐車地へ戻る。
2015-12-30 22:26
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