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大笠山・小笠山・王子山・とうらこ山(下関市吉見上) [県西部の山]

大笠山は『防長山野へのいざない第3集』にも紹介されており、過去数回歩いている。14年前には北東へ続く尾根を縦走したが、今回久しぶりに縦走を試みた。
大笠山までは概ね山道が残っている。その後は不明瞭なところもあり必ずしも良好とは言えないが、酷いヤブ漕ぎ箇所はなく、尾根伝いに歩けばよい。(2015.11.15)
P1290016駐車地から大笠山.JPG駐車地から大笠山
大笠山.jpg (1,2クリックで拡大)

南麓の安養寺の駐車場を借りるつもりが、舗装参道の途中に土砂崩れ危険箇所があり通行止めとなっているため、やむなく手前の墓地近くに車を置く。
P1290015安養寺道標.JPG安養寺道標
P1280889通行止区間.JPG通行止区間
P1280890舗装参道から大笠山.JPG舗装参道から大笠山
P1280891安養寺.JPG安養寺
P1280892案内板.JPG案内板

安養寺右手の石仏が並ぶ参道を進み、奥で毘沙門天に上がる。
P1280893案内板.JPG毘沙門天道標
P1280894安養寺・227mピーク.JPG安養寺・227mピーク
P1280895石仏が並ぶ参道.JPG石仏が並ぶ参道
P1280896毘沙門天入口(直進).JPG分岐を直進
P1280897毘沙門天.JPG毘沙門天

ここから右下の未舗装道を進むと、小尾根を左に回り込むところで右に小さな配水施設を見る。カーブを曲がるとすぐに行き止まりとなるので、カーブのところから左の踏み跡に入る。
P1280898幅広巻き道.JPG未舗装道
P1280899配水施設.JPG配水施設・取り付き

シイタケ栽培地沿いに雑木尾根を進み、栽培地が終わるところで道が不明瞭となるので、右へトラバースすると山道(地形図上の破線道)と出合う。栽培地等によりこのあたりの状況が以前と変わっているため、取り付きが分かりづらくなっている。
P1280900踏み跡・シイタケ畑.JPG踏み跡・シイタケ栽培
P1280902山道(下方).JPG山道出合い(右・下方)
P1280903山道(上方).JPG山道出合い(左・上方)

最近は歩く人もほとんどいないようだが、明瞭な山道が続く。
P1280904植林沿い.JPG植林沿い
P1280905山道.JPG雑木林の山道

途中で右方向に折れやや不明瞭な斜面上の道となるが、オレンジのテープが付けてあり、これを目印に登る。雑木の幹に食い込んだ古いロープが残っている。
P1280906右折道・テープ.JPG右折道・テープ
P1280907急斜面の山道.JPG急斜面に付けられた山道
P1280908ロープ.JPGロープ

斜面を登り切ると主尾根上へ出て、右からの切開きの道と合わさる。
P1280910主尾根(下方).JPG主尾根出合い(右・下方)
P1280909主尾根へ出る.JPG主尾根出合い(左・上方)

途中標高230m付近で右の東方向にやや展望が開け、鬼ヶ城方面が望める。
P1280911雑木切開き.JPG雑木切開き
P1280912小展望地.JPG小展望地
P1280913鬼ヶ城方向.JPG鬼ヶ城方向

すぐ先で切開きが不明瞭となるが、構わず尾根を進むと260m小ピークに至る。
P1280914尾根方向(やや不明瞭).JPGやや不明瞭な尾根
P1280915 260mピーク.JPG260mピーク

左折し、鞍部で右にスギ谷を過ごし雑木切開きの尾根をたどる。右下の木の幹に板のようなものが見えたので少し下ってみると、昔の道標が残っていた。以前は尾根の少し右斜面に登山道が付けてあったことを思い出した。
P1280916 250m鞍部.JPG250m鞍部
P1280917切開き.JPG雑木切開き
P1280918古い道標.JPG古い道標

広場風の平坦尾根を過ごし、切開きを登り切ると大笠山山頂である。
小広場の中央に三等三角点「永田」があり、戦時遺構のコンクリート基礎が残っている。雑木に囲まれ眺望は期待できない。
P1280919平坦尾根.JPG平坦尾根
P1280920切開き.JPG切開き
P1280922大笠山山頂.JPG大笠山山頂
P1280923三等三角点.JPG三等三角点
P1280926コンクリート基礎.JPGコンクリート基礎

小休止後、縦走にかかる。雑木切開きを下ると左にヒノキ並木が続く。
鞍部でコンクリート杭「市、林」を見る。ここで切開きは左(西)の谷へ下る。
P1280927ヒノキ境.JPGヒノキ並木
P1280928石杭.JPG石杭
P1280929切開き.JPG切開き
P1280930鞍部・コン杭.JPG鞍部・コン杭

雑木疎林尾根を直進すると前方にヒノキ林が現われ、310mピークに着く。ここは植林境を右に進む。
P1280931雑木疎林尾根.JPG雑木疎林尾根
P1280932 310mピーク・ヒノキ植林.JPG310mピーク・ヒノキ植林
P1280933植林境下り.JPG植林境下り

雑木尾根に変わり登り返すと、縦走中最高峰、330mピークの小笠山山頂へ着く。展望もなく、これといった特徴のないピークである。
P1280934鞍部.JPG鞍部
P1280935雑木疎林尾根上り.JPG雑木疎林尾根上り
P1280936 330mピーク.JPG小笠山山頂

雑木尾根を東方向へ進むが、切開きが不明瞭で歩きづらいので、尾根よりやや左寄りの植林境を下る。途中から右へトラバースすると尾根上で石杭と出合う。
P1280937植林境.JPG植林境下り
P1280938右へトラバース.JPG右へトラバース
P1280939石杭・雑木尾根.JPG石杭・雑木尾根

少し下ると280m鞍部へ出て、雑木尾根を登り返すと290mピークに着く。
P1280940鞍部.JPG鞍部
P1280941 290mピーク.JPG290mピーク

小岩が重なる支尾根分岐点から切開きの不明瞭な雑木尾根を下り、登り返すと前方ヒノキ植林の285m平坦ピーク、王子山山頂である。
P1280942左植林境.JPG左植林境
P1280943小岩の重なり・支尾根分岐.JPG小岩の重なり・支尾根分岐
P1280945雑木尾根.JPG雑木尾根
P1280946 285mピーク・ヒノキ植林.JPG王子山山頂・ヒノキ植林

右の植林境へ進む。260m鞍部で一旦左側植林が終わり、雑木尾根となる。
P1280947植林境尾根下り.JPG植林境尾根下り
P1280948鞍部.JPG鞍部

270mピーク①でふたたび左ヒノキ林となり、次の270mピーク②の先、260m支尾根分岐で主尾根が北方向へ変わる。
P1280949 270mピーク.JPG270mピーク①
P1280950植林境下り.JPG植林境下り
P1280951植林境上り.JPG植林境上り
P1280952 270mピーク②.JPG270mピーク②
P1280953 260m支尾根分岐点.JPG260m支尾根分岐点
P1280954植林境下り.JPG植林境下り

植林境のヤセ尾根が続き、尾根上で随所にコンクリート杭「市」を見る。
230m支尾根分岐で主尾根が北東方向に変わる。
P1280955植林境ヤセ尾根.JPG植林境ヤセ尾根
P1280956 240m支尾根分岐.JPG230m支尾根分岐

左スギ植林となり、210m鞍部を過ぎるあたりで両側雑木尾根となる。
P1280958スギ植林境下り.JPGスギ植林境下り
P1280959雑木尾根上り.JPG雑木尾根上り

小ピークを越え、次の210m支尾根分岐でヒノキ植林帯と出合い、方向を確認して植林境を左(北)方向へ向かう。
P1280960 210mピーク.JPG210mピーク
P1280961 210m支尾根分岐・ヒノキ植林.JPG210m支尾根分岐・ヒノキ植林
P1280963植林境下り.JPG植林境下り

170m鞍部あたりで右側ヒノキ林が終わり、雑木平坦尾根を進む。
P1280964植林終端部.JPGヒノキ植林終端部
P1280966 170m鞍部.JPG雑木平坦尾根

上りに変わり190mあたりで右からヒノキ林が合わさるが、すぐに雑木尾根となる。
P1280967雑木切開き.JPG雑木切開き
P1280968ヒノキ植林出合い.JPGヒノキ林出合い
P1280969切開き.JPG雑木切開き

切開きの尾根を登り切ると、雑木に囲まれた227.5m平坦ピーク、とうらこ山山頂に着く。中央部にポツンと四等三角点「一ノ瀬」があるくらいで展望もなく、やや素っ気無い山頂である。
P1280970山頂手前の切開き.JPG山頂手前の切開き
P1280971 227.5mピーク.JPGとうらこ山山頂
P1280972四等三角点「一ノ瀬」.JPG四等三角点

ここから右(東)方向へ向かうとすぐに切開きが現われ、下ると鞍部で右ヒノキ林となるが、まもなく雑木尾根に変わる。
P1280974雑木切開き.JPG雑木切開き
P1280975鞍部.JPG鞍部
P1280976ヒノキ林境.JPGヒノキ林境
P1280977雑木尾根.JPG雑木尾根

登り切りると210mピークに着く。ここも展望は得られない。
少し下ると前方にヒノキ植林が現われ、左右に植林境が分かれるので左を取る。
P1280978 210mピーク.JPG210mピーク
P1280979植林帯頂部.JPGヒノキ植林頂部

右側ヒノキ林の尾根境を下ると間もなく植林が終わり、雑木の切開き尾根に変わる。
P1280980右植林境.JPG右植林境
P1280981植林境・赤ポール.JPG植林境
P1280982雑木切開き.JPG雑木切開き

これも少し下ると終わり、ふたたびヒノキ林境尾根となる。ここで右にトラバース状に踏み跡が分かれるが、そのまま尾根を下る。
やや荒れただだっ広い植林尾根となり、切開きが消失する。構わず下っていくと両側水平方向に延びる明瞭な山道へ抜ける。
P1280983雑木交じりのヒノキ植林尾根.JPG雑木交じり植林尾根
P1280985雑木・植林尾根.JPG雑木交じり植林尾根
P1280986幅広道.JPG山道へ出る

右方向に向かい、谷を左に巻きながら下っていくと、左にコンクリート杭を見て右へ掘割り状の道を下る。
P1280988幅広道.JPG山道
P1280990炭焼窯跡.JPG炭焼窯跡
P1280993コン杭.JPGコン杭

左に古墓が並ぶ墓地を過ごし未舗装道へ出る。
P1280994墓地.JPG墓地
P1280995溝道.JPG掘割状の道
P1280996未舗装道出合い(逆方向).JPG未舗装道出合い(逆方向)

右折するとまもなく右奥に土塀で囲まれた石祠を見ると舗装道と出合う。
P1280998石祠・猿田彦.JPG石祠・猿田彦
P1280999石祠.JPG石祠
P1290002舗装道出合い(逆方向).JPG舗装道出合い(逆方向)
P1290003鬼ヶ城.JPG鬼ヶ城

一ノ瀬一里塚などに立ち寄り県道へ出る。
P1290005一里塚.JPG一ノ瀬一里塚(下方から)
P1290007横から.JPG一里塚(横から)
P1290004一里塚案内板.JPG案内板
P1290008石仏.JPG石仏
P1290009小堂.JPG小堂

途中工事中の新設道へ入り、市道を通って駐車地へ戻る。
P1290010新設道入口(右).JPG新設道入口(右)
P1290011小笠山.JPG小笠山(東麓の宗房付近から)
P1290012大笠山方向.JPG大笠山方向
P1290014竜王山.JPG竜王山

■山名考

◆大笠山
『地下上申』中畑村の境目書に拠った。 

◆小笠山
『地下上申』中畑村及び正吉村の境目書に拠った。

◆王子山
『豊浦藩村浦明細書』の厚母郷の項に拠った。
なお『地下上申』の正吉村境目書には「榎ヶ谷頭」、厚母村境目書には「ミいろすすきの頭」と記されている。

◆とうらこ山
『地下上申』黒井村の境目書に拠った。 
『豊浦藩村浦明細書』の吉見上村の項には「俵子山」、厚母郷の項には「俵ヶ尾山」、黒井村の項には「表ヶ尾山(俵ヶ尾山の誤りか?)」とあり、いずれも「とうらこ山」から派生、(あるいはその逆)したものと思われる。
なお『地下上申』中畑村及び厚母村の境目書では「柱松山」と記されている。
三角点ピークとその東の二つのピークのいずれが山頂なのか明確ではないが、これら三つのピークの総称としてもよいのかもしれない。


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