So-net無料ブログ作成

掛山・大浴山・鳴滝山・水上山・天狗山・岩ヶ浴頭(下関市菊川町久野) [県西部の山]

鳴滝山・水上山・天狗山は『防長山野へのいざない改訂版第1集』で上久野からのコースが紹介されているが、南麓の妻月側からほぼ大字境をたどって縦走してみた。四等三角点「鶴ヶ浴」北側の280m鞍部から下権現までは15年前に一度歩いている。
取り付きと下降地点あたりで多少手こずったが、雑木尾根がかなり残っており、それなりに楽しめる。また、縦走中四つの三角点を確認できるのもうれしい。(2015.10.11)
P1270942天狗山・水上山.JPG天狗山・水上山
鳴滝山・天狗山.jpeg (1,2クリックで拡大)

取り付き付近に適当な駐車地が見当たらず、県道と里道の合流部になんとか駐車スペースを見つける。
県道沿いの雑木斜面に踏み跡があったので下草を分けて取り付く。雑木斜面を左へトラバース気味の登ると、緩い植林尾根へ出る。植林境となり測量杭のある切り開きの斜面を登る。当初主尾根上を歩いていると思っていたところ、谷を挟んで手前の緩い小尾根へ出たようだ。
P1270745取り付き.JPG取り付き
P1270746雑木林.JPG雑木林
P1270747平坦地・ヒノキ植林.JPG平坦地・ヒノキ植林
P1270749植林境の緩い尾根.JPG植林境

伐採尾根となり、背丈高のカヤヤブが続く。カヤと灌木の間を抜けながら展望尾根を進むと、左からこちらも広く伐採された主尾根と出合う。やはり主尾根を直登した方がみやすそうだ。(帰路、県道から主尾根方向へ向かう明瞭な山道を見つけたので登ってみると、まもなく竹林で不明瞭となった。雑木疎林斜面を少し登れば主尾根上へ出ると思われる)
P1270750伐採地.JPG伐採地
P1270755竜王山・鬼ヶ城・狩音山.JPG竜王山・鬼ヶ城・狩音山
P1270756笠ヶ岳.JPG笠ヶ岳
P1270757背丈高のカヤ.JPG背丈高のカヤ
P1270759主尾根出合い(下方).JPG主尾根出合い(下方)
P1270760伐採主尾根(上方).JPG主尾根(上方)

伐採尾根を登ると標高133.9mの三角点ピークに着く。三等三角点「掛山」がある。山頂部から六万坊山が間近に眺められる。
P1270761掛山山頂.JPG133.9mピーク
P1270763六万坊山.JPG六万坊山

雑木疎林尾根となり、ふたたび右の谷側が伐採斜面となる。
P1270764雑木疎林尾根.JPG雑木疎林尾根
P1270765伐採尾根.JPG伐採尾根
P1270767白山・菊川平野.JPG白山・菊川平野
P1270770伐採頂部・石杭.JPG伐採頂部・石杭

150mピーク手前で雑木尾根に変わり、雑木林を抜けると180mピークで共同受信施設を見る。
伐採帯が広がり、前方に230mピークの伐採斜面が現われる。
P1270771 150m平坦ピーク.JPG150m平坦ピーク
P1270772鞍部.JPG鞍部
P1270774雑木尾根上り.JPG雑木尾根上り
P1270775 180mピーク・共同受信施設.JPG180mピーク・共同受信施設
P1270777 230mピーク.JPG230mピーク
P1270778六部山(奥).JPG六部山(奥側)

伐採尾根上は作業道跡らしく、胸高のカヤが茂るものの、裸地部分も残っており、それほどヤブ漕ぎをしないで済む。伐採境を登り切ると雑木林に囲まれた230mピーク(掛山)へ着く。
P1270779伐採尾根.JPG伐採尾根
P1270780笠ヶ岳・勝陣山.JPG笠ヶ岳・勝陣山
P1270781伐採尾根.JPG伐採尾根
P1270782狩音山~勝陣山.JPG狩音山~勝陣山
P1270783 180mピーク(逆方向).JPG180mピーク(逆方向)
P1270785.JPG尾根上に残る枯れ木
P1270787伐採境.JPG伐採境
P1270788伐採頂部から狩音山.JPG伐採頂部から狩音山
P1270789 230mピーク.JPG掛山山頂

雑木尾根を下ると、210m鞍部で左植林境となり防獣ネットと出合う。ネット沿いは荒れているので右の雑木疎林へ逃げ込みながら登ると、230m支尾根合流点へ出て、左折してまもなく254mピークへ着く。
P1270790雑木ヤブ.JPG雑木ヤブ
P1270791雑木尾根下り.JPG雑木尾根下り
P1270792 210m鞍部.JPG210m鞍部
P1270793雑木切り開き.JPG雑木切り開き
P1270794 210m支尾根合流点.JPG210m支尾根合流点
P1270795ネット出合い・植林境.JPG210m鞍部・ネット出合い
P1270796ネット沿いの雑木ヤブ.JPGネット沿いの雑木ヤブ
P1270797植林境右側の雑木疎林.JPG植林境右側の雑木疎林
P1270799 230m支尾根出合い.JPG230m支尾根出合い
P1270801雑木ヤブ.JPG雑木ヤブ
P1270802 254mピーク・植林頂部.JPG254mピーク・植林頂部

ここでネットと分かれ、ヤブ気味の雑木尾根を下ると、タケ交じりの鞍部へ出る。
P1270803雑木ヤブ.JPG雑木ヤブ
P1270804タケ交じりの230m鞍部.JPGタケ交じりの230m鞍部

雑木尾根の切り開きを登り切ると地籍図根三角点のある290mピークへ着く。
P1270805コン柱「菊川町」.JPGコン柱「菊川町」
P1270806雑木切り開き.JPG雑木切り開き
P1270807植林境.JPG植林境
P1270809雑木切り開き.JPG雑木切り開き
P1270810290mピーク・ガレ石.JPG290mピーク
P1270811地籍図根三角点.JPG地籍図根三角点

切り開きの雑木尾根をたどり、鞍部から植林境を登り返すと300mの支尾根合流点へ出る。右折して登り切ると、植林境が終わり330.4mピーク(大浴山)に着く。小広場の中央に四等三角点「鶴ヶ浴」を見る。展望は得られない。
P1270812雑木切り開き平坦尾根.JPG雑木切り開き
P1270813 270m鞍部.JPG270m鞍部
P1270814植林境.JPG植林境
P1270815 300m支尾根合流点.JPG300m支尾根合流点
P1270816植林境上り.JPG植林境上り
P1270817植林頂部.JPG植林頂部
P1270818 330.4m四等三角点ピーク.JPG大浴山山頂
P1270819 四等三角点「鶴ヶ浴」.JPG四等三角点

雑木尾根をたどり310m支尾根分岐の岩尾根で方向を確認して下ると、右に炭焼窯跡を見る。P1270821 310m支尾根分岐.JPG310m支尾根分岐
P1270822岩尾根下り.JPG岩尾根下り
P1270825炭焼窯跡.JPG炭焼窯跡

鞍部(ほうづきが浴垰)で右、左と植林谷を過ごし、雑木尾根の切り開きを急登。一旦平坦尾根で緩んで登り返し、植林境の尾根に変わるとまもなく400mピークへ着く。
P1270826 270m鞍部.JPG280m鞍部(ほうづきが浴垰)
P1270827植林境.JPG
P1270828雑木切り開き.JPG雑木切り開き
P1270829雑木切り開き急登.JPG切り開きの急登
P1270830340m平坦尾根.JPG340m平坦尾根
P1270832 340m鞍部.JPG340m鞍部
P1270833雑木尾根上り.JPG雑木尾根上り
P1270834 380m支尾根合流点.JPG380m支尾根合流点
P1270835 380m鞍部.JPG植林鞍部
P1270836 400mピーク①.JPG400mピーク①

右折し、雑木尾根を進み、次の400mピークを過ぎ、雑木尾根を登り切ると、小伐採地の474.7mピークへ出る。三等三角点「久野」と山頂標識を見る(点の記には通称名「ホーヅキ」とある)。以前は南半面に大パノラマが広がっていたが、今は樹間にわずかな展望が得られるだけだ。
P1270837雑木尾根上り.JPG雑木尾根上り
P1270838 400mピーク②.JPG400mピーク②
P1270839 390m鞍部・倒コン柱「菊川町」.JPG390m鞍部・倒コン柱「菊川町」
P1270841雑木尾根上り.JPG雑木尾根上り
P1270842 410m平坦尾根.JPG410m平坦尾根
P1270843雑木尾根上り.JPG雑木尾根上り
P1270847三角点ピーク手前.JPG三角点ピーク手前
P1270848三等三角点「久野」・小伐採地.JPG三等三角点「久野」
P1270851 南方向.JPG南方向
P1270852 東南東方向.JPG東南東方向

樹間に東方向の展望を眺めながら、ヒノキ植林境の平坦尾根を進むと、平坦尾根の先端部となる標高480mの鳴滝山山頂へ着く。山頂部は角ばった岩が集まり山頂標識がある。樹間に華山方向が眺められる。
P1270853植林境.JPG植林境
P1270855鳴滝山手前の上り.JPG鳴滝山手前の上り
P1270856鳴滝山山頂.JPG鳴滝山山頂
P1270857華山方向(北東).JPG華山方向(北東)

雑木尾根の切り開きを下る。460m支尾根分岐点で方向を確認し右の切り開きを下る。忠実にたどると380m鞍部へ着く。道標があり上久野からの登山コースとここで合わさる。
P1270859山頂からの下り(逆方向).JPG山頂からの下り(逆方向)
P1270860雑木疎林尾根下り.JPG雑木疎林尾根下り
P1270861 460m支尾根分岐点.JPG460m支尾根分岐点
P1270863切り開き下り.JPG切り開き下り
P1270865 420m支尾根分岐点.JPG420m支尾根分岐点
P1270867雑木切り開き.JPG雑木切り開き
P1270868 380m鞍部.JPG380m鞍部
P1270869鞍部道標.JPG道標
P1270870左の杉谷.JPG鞍部左の杉谷
P1270871右の雑木谷.JPG右の雑木谷

直進し、雑木平坦細尾根の切り開きをたどり、急勾配の切り開きを登り切ると、480m支尾根合流点に出て、まもなく490mピークへ着く。
P1270872雑木細尾根.JPG雑木細尾根
P1270874切り開き急登.JPG切り開き急登
P1270875切り開き急登.JPG切り開き急登
P1270876 480m支尾根合流点.JPG480m支尾根合流点
P1270877雑木尾根.JPG雑木尾根
P1270878 490mピーク.JPG490mピーク

鞍部を登り返し、490m支尾根合流点で右折するとすぐに506mの平坦ピーク、水上山山頂へ着く。倒れた山名標識がある。
P1270879雑木尾根下り.JPG雑木尾根下り
P1270880 480m鞍部.JPG480m鞍部
P1270882 500m支尾根合流点.JPG500m支尾根合流点
P1270883 506m水上山山頂.JPG506m水上山山頂
P1270885山頂標識.JPG山名標識

雑木平坦尾根を下り登り返すと平坦ピークへ出る。その先の岩が重なるピークが標高500mの天狗山山頂である。岩上に登ってみたが展望は優れない。
P1270886雑木尾根下り・石杭「村有林」.JPG雑木尾根下り・石杭「村有林」
P1270887雑木尾根下り.JPG雑木尾根下り
P1270889480m鞍部.JPG480m鞍部
P1270890雑木尾根上り.JPG雑木尾根上り
P1270891天狗山山頂部の一角.JPG山頂部の一角
P1270892天狗山山頂.JPG天狗山山頂
P1270894天狗山山頂(逆方向).JPG

雑木尾根の切り開きを下る。まもなく岩のそばに石杭「村有林」見て、切り開きが左右に分かれるので、ここで『防長山野へのいざない』で紹介されたコースと分かれ、右の旧町境を下る。
P1270895雑木尾根下り.JPG雑木尾根下り
P1270896旧町境の切り開き分岐・石杭(右へ).JPG旧町境の切り開き分岐・石杭
P1270897分岐(逆方向).JPG分岐(逆方向)

急勾配の切り開きを下る。勾配が緩み、410m支尾根分岐点で方向確認して、尾根を左へ進むと380m鞍部へ着き、防獣ネット跡と出合う。このあと下降地点近くまでネット沿いに下ることになる。
P1270898雑木尾根急な下り.JPG雑木尾根急な下り
P1270899 410m支尾根分岐.JPG410m支尾根分岐
P1270900 380m鞍部.JPG380m鞍部
P1270901ネット出合い.JPGネット出合い

ネット沿いに登ると、角張った小岩の多い410mピーク「岩ヶ浴頭」へ着く。雑木ヤブ気味で展望は得られない。
P1270902ネット沿いに登る.JPGネット沿いに登る
P1270903岩尾根.JPG岩尾根
P1270904下権現山頂.JPG岩ヶ浴頭山頂
P1270905山頂(逆方向).JPG山頂(逆方向)

ネット沿いに雑木疎林ヤブを下り、すぐに登り返すと小空間のある400.6mピークへ着く。三角点が見当たらないので、周辺を探したところ、小空間より手前の松の根元に四等三角点「権現」を見つけた。
15年前に登ったときは、三角点ピークから410mピークあたりまで細長く伐採されたばかりで展望が広がり、響灘まで見晴らせたが、今はすっかりヤブに戻ってしまった。
P1270906雑木疎林ヤブ.JPG雑木疎林ヤブ
P1270907ネット沿い.JPGネット沿い
P1270908小空地.JPG三角点先の小空間
P1270910松の根元に三角点.JPG松の根元に三角点
P1270909四等三角点「権現」.JPG四等三角点「権現」

ここから先も旧町境にネットが残っており、これを目安に下る。以前は素晴らしい雑木尾根だったと思われるが、今は不粋なネット跡が続いてる。
P1270912ネット沿い.JPGネット沿い
P1270913ネット沿い・支尾根分岐①.JPG支尾根分岐①
P1270914 支尾根分岐②。平坦尾根.JPG支尾根分岐②
P1270915石杭.JPG石杭
P1270916ネット沿い・280m平坦尾根.JPG280m平坦尾根
P1270917 280mピーク.JPG280m平坦ピーク
P1270918ネット沿い.JPGネット沿い

260mの支尾根を過ぎるとカヤ被りの尾根に変わり、前方に展望が広がる。伐採後茂ったのだろう。旧町境のネット方向はヤブっぽいので、わずかな踏み跡が残るカヤヤブの左端付近を下ることにする。いくつか測量杭も確認できる。
カヤヤブを下り切ると作業道風の幅広山道に降り立つ。上方にも続いており少したどってみたが、倒竹が現われ荒れ始めたので引き返す。
P1270919 260m支尾根分岐・カヤ被り尾根.JPGカヤ被り尾根
P1270920カヤ被り尾根・展望地.JPGカヤ被り尾根の展望地
P1270922高地山・首かたげ山.JPG高地山・首かたげ山
P1270923竜王山・狩音山・鬼ヶ城・勝陣矢魔.JPG竜王山・狩音山・鬼ヶ城・勝陣山
P1270924カヤ被り尾根.JPGカヤ被り尾根
P1270925カヤ被り左端部.JPGカヤ被り左端部
P1270926 幅広山道・下降地点(逆方向).JPG幅広山道・下降地点(逆方向)
P1270927幅広山道.JPG幅広山道
P1270929倒竹の山道(上方).JPG倒竹の山道(上方)

やや荒れ気味の幅広山道を下っていくとふたたびネットと出合い、ネット沿いに植林沿いを下る。
P1270931カヤ被りの山道.JPGカヤ被りの山道
P1270932ネットと合流.JPGネット出合い
P1270933ネット・植林沿い.JPG植林沿い
P1270935両側植林帯.JPG両側植林沿い

ゲートを二つ抜けると里道と県道の交差地点へ出た。
P1270936ネットゲート①.JPGネットゲート①
P1270937シダ刈りされた山道.JPGシダ刈りされた山道
P1270938ネットゲート②.JPGネットゲート②
P1270940下降地点.JPG下降地点

県道を左折し、途中二つの四等三角点を確認したり、日瀬神社に立ち寄りながら駐車地へ戻る。
P1270943鳴滝山.JPG鳴滝山
P1270945天狗山・水上山.JPG天狗山・水上山
P1270948日瀬神社.JPG日瀬神社
P1270954 280mピーク・254mピーク.JPG290mピーク・254mピーク
P1270958六万坊山.JPG六万坊山
P1270960 230mピーク.JPG230mピーク(掛山)

■山名考

◆鳴滝山・水上山・天狗山
これらの山名については『防長山野へのいざない改訂版第1集』に拠った。
鳴滝山は地下上申久野村境目書や絵図から「奥ノ山」と推定したが確証はない。
水上山については、15年前地元の古老から聞いた話では、水上山あたり一帯の山を「水神山(みずかみやま)」と言っていて、雨乞いの千把焚をやっていたとのこと。天狗山の名は地下上申にはなく、その後の呼称かもしれない。水上山・天狗山の両山を総称して水上山と呼んでいたのではなかろうか。

◆掛山
掛山は三角点名でも使用されているが、地下上申久野村境目書に「かけ山」・「掛山」の名があり、久野村・楢崎村・貴飯村の旧三村境の山である。なお、楢崎村・貴飯村の境目書では、それぞれ「岩ヶ迫之頭」、「笠嶽山」と記されている。

◆大浴山
三角点名は貴飯側の字名である「鶴ヶ浴」を使用しているが、地下上申久野村境目書や絵図から「大浴山」と推定し採用した。

◆岩ヶ浴頭
四等三角点名の「権現」は川棚側の字名を使用しており、点の記には通称名として「下権現」が記されている。ただし、上記の古老は「下権現」の名をご存知なかった。
したがって、地下上申川棚村境目書や絵図から隣の410mピークを「岩ヶ浴頭」と推定し採用した。

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。