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皇座山・八折ヶ岡(上関町室津) [県東部の山]

およそ5年半ぶりにほぼ同じルートを歩いてみる。皇座山では、今回の歩きで「伊保岩」と呼ばれる集塊岩を確認した。八折ヶ岡への縦走路は前回と同様やや荒れ加減である。
なお、八折ヶ岡の山名は『防長風土注進案』に拠った。(2015.04.16)
P1240104道路公園から.JPG道路公園から八折ヶ岡(左は腹巻ヶ嶽)
皇座山・八折岳.jpg (1,2クリックで拡大)

町民グラウンドの駐車場を借りる。上方にあるアスレチック公園を経由し、舗装林道へ出る。
P1230945取り付き.JPG取り付き
P1230947上盛山.JPGアスレチック公園から上盛山
P1230948遠見山・高遠山.JPG遠見山・高遠山
P1230949佐合島.JPG佐合島
P1230950アスレチック公園.JPGアスレチック公園
P1230951舗装林道へ出る.JPG舗装林道へ出る

舗装林道の途中から荒れ林道へ入り、右カーブ地点の斜面から支尾根に取り付く。
P1230952林道分岐.JPG林道分岐
P1230954荒れ気味の林道.JPG荒れ気味の林道
P1230955支尾根取り付き.JPG支尾根取り付き

支尾根上はヒノキ並木となり、シダが背丈を越えるほどに被るが長くはない。まもなく雑木林へ抜け出て、左からの古道と出会う。
P1230956ヒノキ並木・シダ.JPGヒノキ並木・シダ
P1230957背丈状のシダ.JPGシダ
P1230958シダが薄くなる.JPGシダが薄くなる
P1230959古道と出会う.JPG古道と出会う

古道をたどるとふたたび舗装林道へ出る。
P1230960雑木疎林の古道.JPG雑木疎林の古道
P1230961再び舗装林道.JPG再び舗装林道へ出る

林道を横切り、小崩落地の崖斜面を少しよじ登り、支尾根上へ上がると雑木疎林斜面に古道が巻き加減に続いている。
古道をたどると、平坦斜面で道が不明瞭となり消失する。
P1230963小崩壊地・取り付き.JPG小崩壊地の取り付き
P1230964古道が続く.JPG古道が続く
P1230965道消失.JPG道消失

東方向へ向かうと平坦尾根の鞍部でヒノキ林と出会う。
P1230967左ヒノキ林と出会う.JPG左ヒノキ林と出会う

ヒノキ植林の緩斜面を登っていくと、ニ、三重に積まれた低い石垣が何列か続く。以前歩いたときも見たが、何かの遺構だろうか。
P1230968低い石垣.JPG低い石垣
P1230969石垣.JPG石垣
P1230970頂部の石積み.JPG頂部の石積み

ヒノキ林が終わり雑木疎林の中を登っていくと、支尾根が合わさる標高380mの平坦ピークへ出る。
P1230971ヒノキ林・アオキ.JPGヒノキ林・アオキ
P1230972雑木疎林.JPG雑木疎林
P1230973雑木疎林.JPG雑木疎林
P1230975 380m平坦ピーク.JPG380m平坦ピーク

尾根を少し進むと、平坦ピーク上に標高396.2mの四等三角点(点名「大平」)を見る。
P1230976 四等三角点.JPG四等三角点

緩い尾根を登り返すとヤブ加減の灌木林となるので、右の斜面へ逃げると巻き道状の古道と出会う。
P1230977鞍部の小岩.JPG鞍部の小岩
P1230978雑木疎林.JPG雑木疎林
P1230979灌木ヤブっぽくなる.JPG灌木ヤブ
P1230980右に巻き道風の古道.JPG巻き道の古道

古道を進みヤブを抜けると、突然眼前に集塊岩が現れ、そばの木の幹には赤テープが巻かれているのを見る。高さは背丈の倍ほどある。(後ほど山上の展望所にある案内板で、これが「伊保岩」(いぼいわ)であることを知る。)
P1230981古道.JPG古道
P1230982伊保岩・赤テープ.JPG伊保岩・赤テープ゚P1230983伊保岩(南側から).JPG伊保岩(南側から)

踏み跡をたどって尾根を横切り、この先50mから100m間隔でテープが付けられた巻き道状の古道が続く。路上のアオキなどが切られ、最近この岩まで道を整備されたようだ。
P1230984踏み跡.JPG踏み跡
P1230986巻き道の古道・テープ.JPG巻き道の古道

雑木疎林の中、古道をたどっていくと展望台へ続く遊歩道の途中へ抜ける。
P1230987古道.JPG古道
P1230989古道.JPG古道
P1230990「縣」石杭.JPG 「縣」石杭
P1230991古道.JPG古道
P1230992古道.JPG古道
P1230993遊歩道合流部手前.JPG遊歩道合流部
P1230994遊歩道合流部(逆方向).JPG遊歩道合流部(逆方向)

近くには通信塔が建つ。
P1230995通信施設.JPG通信塔

展望台をめざし遊歩道を進む。
すぐに左の山側斜面にやや荒れた作業道があり登ってみると、尾根へ出たところに大小二つの集塊岩が見る。
P1240012作業道分岐.JPG作業道分岐
P1230998集塊岩(夫婦岩?).JPG集塊岩
P1230999集塊岩(南側から).JPG集塊岩(南側から)

その先にはコンクリート製のベンチもある。現在展望は得られない。
そのまま尾根上に残る遊歩道跡(?)をたどって下ると、先ほどの遊歩道へ合流する。
P1240001尾根上の作業道・ベンチ.JPG尾根上のベンチ
P1240002遊歩道.JPG遊歩道と合流

コンクリート電柱状の通信施設を左に過ごすと、遊歩道の終点広場に木製の展望台がある。
展望台へ上がってみた。上盛山、八島、平郡島、周防大島、皇座山山頂などが見渡せる。
P1240004展望台.JPG展望台
P1240005上盛山.JPG上盛山
P1240006平郡島.JPG平郡島
P1240007頂海山(周防大島).JPG周防大島
P1240008皇座山・周防大島.JPG皇座山山頂

遊歩道を戻ると展望地の山上広場へ出る。
木製展望台と東屋のある展望所があり、それぞれ展望案内図がある。
P1240014展望所.JPG展望所
P1240013展望所の案内板.JPG展望案内図①
P1240017.JPG展望案内図②
P1240016展望所の案内板.JPG展望案内図②説明文

今回は白雲稲荷神社はパスし、直接三角点ピークの皇座山山頂へ向かう。
車止めのある舗装道から相の浦コース分岐点のカーブで未舗装の道に変わり、終点までたどると山頂へ着く。
P1240018道標.JPG道標
P1240021舗装道.JPG舗装道
P1240022未舗装道.JPG未舗装道
P1240023皇座山山頂.JPG皇座山山頂広場

山頂広場の中央に一等三角点(点名「室津山」)がある。雑木が伸び、南側しか展望は得られなくなっている。
P1240028一等三角点.JPG一等三角点
P1240026平郡島.JPG平郡島
P1240027八島.JPG八島
P1240025展望台ピーク.JPG展望台ピーク(奥側)

相の浦コース分岐点のカーブまで戻り、八折ヶ岡への縦走に入る。
P1240029相の浦コース分岐.JPG相の浦コース分岐
P1240030道標.JPG道標

すぐ先で右に相の浦コースを分け、直進方向に付いている踏み跡をたどる。ところどころに国土調査の白プラ杭が打たれている。
P1240031右は相の浦コース.JPG右は相の浦コース
P1240032踏み跡.JPG踏み跡
P1240048国土調査の白プラ杭.JPG国土調査の白プラ杭

角張った石が重なる490mピークで北方向へ向かう。
P1240033小岩が続く.JPG小岩が続く
P1240035角岩の小ピーク(490m).JPG490mピーク

小岩が重なる470mピークを過ぎ、490m小ピークあたりから小岩が散在する尾根が続き、ヤブ気味で踏み跡も不明瞭となる。
P1240036踏み跡.JPG踏み跡
P1240037踏み跡.JPG踏み跡
P1240038小岩が連なるピーク(470m).JPG470mピーク
P1240039踏み跡.JPG踏み跡
P1240041 490mピーク.JPG490mピーク
P1240045小岩が続く.JPG小岩が続く

480mピークから下りとなり、鞍部の倒木を左によけながら登り返すと、雑木ヤブの中の平坦ピーク上に四等三角点(点名「峯尾」)を見る。八折ヶ岡山頂だが、展望もなく登頂感に乏しい。
P1240046 小岩が終る(480mピーク).JPG480mピーク
P1240047倒木ヤブを抜ける.JPG倒木ヤブを抜ける
P1240049四等三角点.JPG四等三角点
P1240050八折岳山頂.JPG八折ヶ岡山頂

さらに尾根上を進むと、三市町境の平坦ピークへ着く。ここから直接東方向の町境尾根を下るつもりだったが、踏み跡もないので、一旦北方向へ市町境尾根を下り、地形図上の破線道が残っているか探してみることにする。
P1240051雑木疎林.JPG雑木疎林
P1240052薄い踏み跡.JPG薄い踏み跡
P1240053市町境分岐・平坦ピーク.JPG三市町境の平坦ピーク

少し下って左下方を見ると、疎林越しに道らしきものが見えたので、雑木疎林斜面を下ると、そま道程度の道の名残りがあった。
P1240054直進(北)方向.JPG直進(北)方向の雑木疎林
P1240056そま道(左方向).JPGそま道に出る

左折したどるとヒノキ林の頂部となり、植林沿いに巻き道を進む。
この道は破線道の名残りというより、むしろ植林時のそま道跡のようである。
P1240057右ヒノキ林.JPG右ヒノキ林

410mピーク近くで道が不明瞭となったので、左の尾根へ上がる。尾根上には明瞭な道はないが、疎林のためヤブコギするほどではない。
P1240059左の尾根上へ出る.JPG左の尾根上へ出る

すぐ先の鞍部付近で突然赤テープに出会う。測量目的か何かで付けられたようで、明瞭な踏み跡はないが、巻き加減に尾根伝いに続いており、389mピークを過ぎた小ピークあたりで見失う。
P1240060赤テープを見る.JPG赤テープ゚を見る
P1240061巻き道.JPG巻き道
P1240062雑木疎林尾根.JPG雑木疎林尾根
P1240063 389mピーク付近.JPG389mピーク付近
P1240064疎林尾根.JPG疎林尾根

そのまま尾根の雑木疎林斜面を下っていくと、前方に車道が見え、町境のカーブ地点に降り立つ。
P1240065疎林平坦尾根.JPG疎林平坦尾根
P1240066疎林斜面.JPG疎林斜面
P1240068車道が見える.JPG車道が見える
P1240070カーブの下降地点.JPG下降地点

車道を戻るのも面白くないので、車道から地形図の実線道へ下って西側の海岸へ出ることにする。
右折し、近道を探しながら車道を下ったが、適当な道が見当たらず、結局車道から直接林道へ入る。
P1240072林道分岐(逆方向).JPG林道分岐(逆方向)

整備された林道をたどるが、1kmほど進んだあたりから荒れ始める。ここ最近利用された形跡はない。
P1240073林道.JPG林道
P1240076やや荒れてくる.JPGやや荒れてくる

大きく右にカーブし支尾根沿いに下りにかかるあたりで、低木が林道上に被さり、さらに荒れてくる。
左の尾根上へ何度か逃げ込みながら下っていくと、作業小屋跡を見る。果樹園が放棄されたようで、林道がイバラ等で廃道化している。
P1240077低木が被さる.JPG低木が被さる
P1240078尾根上へ逃げる.JPG尾根上へ逃げる
P1240079林道へ戻る.JPG林道へ戻る
P1240080作業小屋跡.JPG作業小屋跡

当てにしていた林道が歩けないので、仕方なくスギが植林された小段状の尾根の歩きやすいところを探しながら下る。
廃道化した林道を横切りながら下っていくと、標高110mのカーブあたりで、やっと廃道状態が終わり歩きやすくなる。
P1240081段状のスギ林を下る.JPG段状のスギ林を下る
P1240082林道.JPG林道
P1240083イバラヤブの林道.JPGイバラヤブの林道
P1240084小段の尾根を下る.JPG小段の尾根を下る
P1240087荒れ林道を抜ける・廃車.JPG荒れ林道を抜ける

通信塔2基が建つあたりから舗装道に変わる。林道が何箇所も分岐するので、歩きやすそうなところを選びながら下るが、近道と思われるところは途中で道が怪しくなり、結局一番遠回りの舗装道を歩いて、なんとか県道へ出た。
P1240089林道.JPG林道
P1240091通信塔(逆方向).JPG通信塔(逆方向)
P1240093林道分岐(逆方向).JPG林道分岐(逆方向)

県道を海岸沿いに歩き、途中から新設車道に上がって町民グラウンドの駐車地へ戻る。
P1240097上盛山・鹿水山.JPG上盛山・鹿水山
P1240098遠見山・高遠山.JPG遠見山・高遠山

地形図を見ると、グラウンドの一角に三角点と通信塔のマークを合成したようなマークがあったので、探してみたら、「電子基準点」だった。初めて見たが、現在全国に約1300箇所設置されているらしい。小さなステンレス塔の中にGPS受信機や通信用機器が格納されているとのこと。
P1240103電子基準点.JPG電子基準点
P1240101.JPG説明文

■伊保岩、夫婦岩
山上の展望広場には展望所と二つの東屋がある。二箇所に展望案内図があり、いずれも「伊保岩」と「夫婦岩」の位置が記されている。あまりにも概略的な地図なので位置を特定できるほどではないが、敢えて図上で判断してみると、「伊保岩」はいずれの図もほぼ同じ位置にあり、今回確認した岩で間違いないと思われる。
一方夫婦岩については、『防長風土注進案』に、皇座山の三ピーク(常香盤、桜ヶ嶽、夫婦岩山)のひとつとして名前がある。ただ、同書では室津村の集落から各ピークへの方角が不明確であり、位置はあまりあてにならない。記載内容から強いて言えば、三角点ピーク(常香盤)の西側にあるピークが夫婦岩山の可能性が高いが、今回踏査できなかったので岩の確認はしていない。
案内図を見ると、それぞれの図で夫婦岩の位置がやや違っているが、展望台への遊歩道途中にある大小二つの集塊岩を夫婦岩としても位置的にはおかしくはない。夫婦岩という名は各所に見られるので、「夫婦岩山」以外の場所に夫婦岩があっても不思議ではないだろう。

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