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高尾山(周防大島町笠佐島) [離島の山]

笠佐島の七不思議のひとつに「マムシがいない」というので、夏場に登れる山と思いストックしていたが、夏を待ちきれず歩いてみた。島の人口は現在13名。
島を一周する周回道があるが、肝心の山は島の中心部にあるので、どこから取り付くか迷いながら歩いたところ、結局最西端あたりで分岐する旧作業道から取りつくことになった。
なお、山行にあたりネットで入手できる国土地理院の最新地形図を利用したが、網の目のように記されている作業道のほとんどは現在廃道もしくは不明瞭道となっている。中には現状とかなり異なる箇所もあり、不思議に思い旧地形図を調べたところ、むしろこちらの方が現状に近い形の部分が多い。今回の国土地理院の全体的な地図改製にあたり、何らかの事情で旧道(それもかなり古い)が復活したのかもしれない。したがって、ここでは旧地形図上にトラック表示したものを掲載した。(2014.12.14)
P1200876小松港から笠佐島.JPG小松港から笠佐島
笠佐島.jpg (1,2クリックで拡大)

小松港から午前8時の始発便に乗る。定期船は「かささ」。片道100円ぽっきり。消費税増税も関係がないようだ。乗船客は他に釣り人1名と小学生くらいの女の子。7分で対岸の笠佐港へ着く。
P1200746「かささ」(小松港).JPG小松港の定期船「かささ」
P1200748.JPG笠佐港を出航する「かささ」
P1200749笠佐港北西側・琴石山.JPG笠佐港北西側・琴石山

下船するとすぐそばの待合所(表示なし)に入り、まずは本日の行程計画を練る。
P1200750待合所.JPG待合所

港からすぐ南西へ向かう道へ入る。これが周回道だ。すぐ左に梵鐘のある建物がある。表示はないが集会所だろうか。公衆トイレがあり利用できる。
敷地内に石仏が二体ある。「寺がない」のが島の七不思議にあるが、梵鐘といい石仏といい、もともとここに寺があったのではなかろうか。『防長地下上申』の小松村の項にも笠佐島に妙円寺抱の小寺があったことが記されている。
P1200751周回道.JPG周回道
P1200752集会所?.JPG集会所?
P1200753鐘.JPG梵鐘
P1200755石仏.JPG石仏

すぐ先の分岐を右に取り、八幡宮へ立ち寄る。なお、地形図の神社マークの位置は実際とは違っている。
P1200757周回道.JPG分岐
P1200758八幡宮石鳥居.JPG石鳥居
P1200759石段.JPG石段
P1200760参道.JPG参道
P1200761八幡宮.JPG八幡宮

周回道へ戻る。最奥民家を過ぎ道なりに進む。車の通行もほとんどないせいか、ところどころ草被りの荒れた箇所があるが、歩く分には支障はない。
P1200763周回道.JPG周回道
P1200764周回道(最奥民家を過ぎる).JPG周回道(最奥民家を過ぎる)
P1200765.JPG周回道
P1200766周回道・果樹園.JPG周回道・果樹園
P1200767.JPG周回道
P1200768竹林.JPG竹林沿い
P1200769植林.JPG植林沿い
P1200770竹林.JPG竹林沿い
P1200774.JPG周回道

旧道分岐が数箇所あり、展望箇所もある。道は次第に高度を下げ、海岸が見え始める。
P1200775右荒れ作業道が分岐.JPG荒れ作業道が右へ分岐
P1200777南方向に展望.JPG南東方向に展望
P1200779左に浜への道分岐.JPG浜への道が左へ分岐
P1200782.JPG周回道

カヅラとヤダケのヤブを分けていくと堤防に出会い、前方に白砂の海岸が広がる。
P1200784海岸への道・カヅラ・ササヤブ.JPGカヅラ・ヤダケのヤブ
P1200786高尾山.JPG後方山側に高尾山山頂

砂浜と岩の海岸を東方向へしばらく歩いてみる。ネット情報によると干潮時を利用すれば海岸沿いに島を一周できるようだ。
P1200787海岸(西側).JPG海岸(西側)
P1200790海岸(東側).JPG海岸(東側)
P1200793西から東方向.JPG西から東方向
P1200797野島・室津半島.JPG野島・鳩ヶ峰・大星山
P1200788皇座山・野島.JPG皇座山・野島
P1200791頂海山.JPG頂海山
P1200796鳥の足跡.JPG鳥の足跡

堤防へ戻り、堤防沿いの荒れ加減の作業道を進むと、ふたたび山道に入る。
P1200798堤防沿い.JPG堤防沿いの荒れ道
P1200799山道となる.JPG山道となる

ササ被りやササ刈り箇所を過ぎ、右カーブし東へ方向が変わったあたりで、竹林の旧作業道が右に分かれるので、これに取り付く。
P1200800ササ.JPGササ
P1200801タケ・ササ.JPGタケ・ササ
P1200802ササ刈りされた道.JPGササ刈りされた道
P1200803.JPG周回道
P1200804作業道分岐(右の竹林へ).JPG作業道分岐(右の竹林へ)

竹ヤブの旧道を登り、一旦雑木尾根に変わる。道の中央部にところどころ測量の小プラ杭を見る。
P1200805竹林.JPG竹林
P1200806.JPG竹林
P1200807.JPG竹林
P1200808コン杭・竹林終わる.JPG竹林終わる
P1200809雑木尾根.JPG雑木尾根

ふたたび竹ヤブとなり、まもなく巻き道の旧作業道と出会う。
P1200810ふたたび竹林.JPG竹林
P1200811.JPG竹林
P1200812作業道出合い.JPG作業道出合い
P1200813作業道(左方向).JPG作業道(左方向)

右折し雑木ヤブの巻き道を進む。支尾根を横切るあたりで左斜面に取り付き、雑木ヤブ尾根を登る。
P1200814右方向.JPG作業道(右方向)
P1200816取り付きの支尾根斜面.JPG取り付きの支尾根斜面
P1200817雑木ヤブ尾根.JPG雑木ヤブ尾根

ヤダケが現われるが、構わず突っ込むとすぐに山頂へ出る。ヤブに囲まれ展望はまったくない。
三角点はと思い探しかけると、足元にあった。三等三角点(点名:笠佐島)である。
P1200818ヤダケ尾根.JPGヤダケ
P1200821高尾山山頂.JPG高尾山山頂
P1200819三等三角点.JPG三等三角点

一旦旧作業道へ戻り、そのまま東方向へたどる。シダやひどい竹ヤブ箇所を抜けると歩きやすくなり、左斜面の巻き道に変わる。
P1200822作業道.JPG作業道
P1200824ササヤブ.JPGササヤブ
P1200825タケヤブ.JPGタケヤブ
P1200826.JPGタケヤブ
P1200827.JPGタケヤブ
P1200828ササ・タケヤブ.JPGササ・タケヤブ
P1200829作業道.JPGヤブを抜ける
P1200831植林.JPG植林沿い

右に分岐道を分け、尾根伝いに下っていくと、尾根を左へ回り込んだところで周回道とふたたび出会う。
P1200832分岐・竹林.JPG分岐
P1200833.JPG尾根伝い
P1200834.JPG尾根伝い
P1200835左カーブ地点.JPG左カーブ地点
P1200836周回道出合い.JPG周回道出合い

分岐を左に取り北側の海岸へ下ってみる。竹林沿いから雑木林へ変わり下っていくと、周回道とわかれ、北側のコンクリート舗装の道に入る。
P1200837周回道.JPG周回道
P1200838竹林.JPG竹林
P1200839分岐.JPG分岐
P1200840.JPGヤダケ
P1200841ササ.JPGササ
P1200842分岐(逆方向).JPG海岸への分岐(逆方向)

途中分岐を直進、舗装が終わり、ササヤブを分けていくと砂浜の海岸へ出る。
P1200843分岐.JPG分岐
P1200844浜へ下る道.JPG浜へ下る地道に入る
P1200845ササヤブ.JPGササヤブ
P1200846砂浜(西方向).JPG砂浜(西方向)
P1200847砂浜(東方向).JPG砂浜(東方向)

以前はきちんとした海水浴場だったらしくシャワー室など当時の施設やその残骸が残っている。
P1200848シャワー施設跡.JPGシャワー施設跡
P1200849海水浴場施設の残骸?.JPG海水浴場施設の残骸?
P1200850.JPG施設跡
P1200851東から西方向.JPG海岸東から西方向
P1200854桟橋跡?.JPG桟橋跡?
P1200852琴石山.JPG琴石山
P1200853城山.JPG城山・銭壷山
P1200855東側・周防大橋.JPG大島大橋

海岸をしばらく散策したあと、周回道出合いの分岐まで戻り、そのまま周回道を下る。果樹園に出て集落が現れると港の堤防沿いの道へ出る。
P1200856周回道.JPG周回道
P1200857果樹園.JPG果樹園
P1200858分岐.JPG分岐
P1200859消防機庫.JPG消防機庫
P1200860堤防沿いの落.JPG堤防沿いの道
P1200867民宿かささ.JPG民宿かささ
P1200862笠佐港・大島アルプス.JPG笠佐港・大島アルプス
P1200868大島大橋・飯の山.JPG大島大橋・飯の山
P1200869城山.JPG城山・銭壷山
P1200870琴石山.JPG琴石山

12時10分発の第二便に間に合ったので、島をあとにする。なお、最終の第三便は17時10分発なので乗り遅れると約5時間待ちとなる。
P1200872笠佐島.JPG笠佐島
P1200874笠佐島.JPG笠佐島

■山名考
点の記によると、三角点の土地の字名が「高尾」であり、山名はこれに由来すると思われる。「尾根の高所」という意であろうか。

◆山のエピソード
待合所で地図を眺めながら思案していたら、同船した釣り人の男性から「調査か何かですか?」と尋ねられた。
「いえ、山歩きです」と答えたら、怪訝な顔で「山はどこにありますか?」ともう一度尋ねられ、返答に窮した。
本土ならともかく島にまで来て低山歩きとは、よほどの変わり者と思われたことだろう。

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