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大山(萩市相島) [離島の山]

相島へ渡り島内最高峰の大山をめざす。山頂部は耕作地跡が荒れてしまい、ほとんど人は入ってないようだ。
萩商港待合所に置かれている相島の紹介パンフレットには、「相島八景」など島内の見所が紹介されており参考になる。戦後まもなく風力発電機が山頂部に設置されたことがあることは、『読本あいしま』(相島郷土史研究会、昭和63年発行)で承知していたが、パンフレットの案内図には山頂の東ピーク上に発電機跡が記されている。
まずは大山山頂を踏み、島北端の灯台をめざすこととし、大山へは南麓から取り付くことにする。(2014.12.09)
P1200734船から大山.JPG船から大山
相島.jpg (1,2クリックで拡大)

萩商港午前8時発の定期船「つばき2」に乗る。強風注意報が出ていたこともあるが、瀬戸内側とは波の荒さが違う。航海中、徳佐から釣りに来たという80歳のお爺さんと話していたので何とか気が紛れたが、それでも30分弱で相島港へ着いたときには船酔い寸前だった。
P1200542萩商港の「つばき2」.JPG萩商港の「つばき2」
P1200543.JPG櫃島・尾島・大島・肥島
P1200727相島港.JPG相島港
P1200545港西側の断崖.JPG港西側の断崖

待合所の裏から集落道を上がると石仏のある分岐を直進する。
P1200544車道入口.JPG集落道入口
P1200546分岐・石仏.JPG分岐・石仏
P1200547石仏.JPG石仏

集落に入り、桜並木の先の分岐を左折、さらに墓のある所から左折し舗装農道へ入る。
P1200548桜並木.JPG桜並木
P1200549分岐.JPG分岐(左へ)
P1200550集落上方に大山.JPG集落上方に大山
P1200551段々畑.JPG段々畑
P1200552分岐.JPG分岐
P1200554舗装農道.JPG舗装農道

大山南麓から数箇所取り付いてみたが、すぐにヤダケヤブや城壁のような段々畑跡の石垣に阻まれ、やむなく断念。集落道へ戻り上方へ向かう。
P1200555大山.JPG大山
P1200557農道.JPG農道
P1200558南側の展望.JPG農道から南側の展望
P1200559切通し状.JPG切通し状
P1200560峠.JPG
P1200561葉タバコ.JPG葉タバコ畑
P1200567石積み.JPG石垣
P1200568貯水槽.JPG防火水槽
P1200570青海島展望.JPG青海島展望

ヘリポートでもある多目的広場に立ち寄り、立派な段々畑の石垣を左右に過ごしながら登っていくと、峠の頂上付近で「簡易浄水場」と出会う。
P1200595道路脇の墓.JPG道路脇の墓
P1200600広場入口.JPG多目的広場入口
P1200596多目的広場.JPG多目的広場
P1200598広場からの展望.JPG広場からの展望(集落・青海島)
P1200599大山方向.JPG大山方向
P1200603段々畑.JPG段々畑
P1200604.JPG段々畑
P1200602段々畑案内板.JPG段々畑案内板
P1200606相島浄水場.JPG相島浄水場
P1200605浄水場案内板.JPG浄水場案内板

浄水場横から尾根上をコンクリート道が上がっており、これに取り付く。
P1200607コンクリート舗装取付道.JPGコンクリート舗装道
P1200609赤瀬.JPG赤瀬

ササが茂る中を登っていくと勾配が緩み、右に作業小屋跡のある平坦荒れ地に出る。
P1200610ササ道.JPGササ
P1200611落ち葉が積もるコン道.JPG落ち葉が積もるコン道
P1200612コン道終わり・作業小屋跡.JPGコン道終点・作業小屋跡
P1200613平坦荒地.JPG平坦荒れ地

荒れ地の左の石垣沿いにツルなどが茂る幅広の作業道跡が延びており、これを進むと、尾根の突き当たりで終点となる。
P1200614荒地沿いの作業道跡.JPG荒地沿いの作業道跡
P1200615作業道終点部.JPG作業道終点部

ここから尾根に取り付くとすぐに、尾根左側のスギとヤダケヤブの中に踏み分けた跡があり、これを進む。
ヤダケヤブを抜け、少し先でスギ並木沿いに右へ行き、左に作業小屋跡を過ごすと平坦ピークの最高所に出る。
P1200616尾根取り付き.JPG尾根取り付き
P1200617スギ林沿いのヤダケ道.JPGスギ林沿いのヤダケ道
P1200620.JPGヤダケヤブ
P1200621ヤダケヤブを抜ける.JPGヤダケヤブを抜ける
P1200622右のスギ並木沿いの作業小屋.JPGスギ並木沿いの作業小屋

パンフレットにあった風力発電機跡を探してみると、倒木等でやや荒れた植林帯の中に、コンクリートの基礎が四隅に4基、その中心部に1基を見付けた。四隅の台座にはそれぞれアンカーボルト2本を見ることができる。
P1200631スギ・雑木混交林のピーク.JPG平坦ピーク
P1200623風力発電機台座跡①.JPGコンクリート基礎①
P1200624アンカーボルト.JPGアンカーボルト
P1200625跡②.JPG基礎②
P1200627中央部分.JPG中央台座部分
P1200628跡③.JPG基礎③
P1200629跡④.JPG基礎④

次は西方向の大山山頂をめざす。雑木林と果樹園跡境と雑木林の歩きやすいところを選びながら南西方向へ向かい鞍部へ下ると、前方がヤダケの斜面となる。
P1200633果樹園跡境.JPG果樹園跡境
P1200636尾根伝い(左方向).JPG雑木尾根
P1200637鞍部方向.JPG鞍部方向

山頂ピークまでは長くないと思われるので、意を決し方向を定めて突っ込む。石垣沿いの旧山道に出会い、これをたどって上方をめざすと山頂尾根の一角に出る。
P1200638ヤダケヤブの斜面.JPGヤダケヤブの斜面
P1200640石垣沿い.JPG石垣沿い
P1200641旧山道.JPG山頂尾根へ出る

ここでなんとなく最高所とは反対方向の左側の平坦地が気になり、下草が被る植林帯の中を進むと、すぐに先ほどと同じようなコンクリートの台座が目に入ってきた。パンフレットでは山頂手前ピークのみ発電機跡の表示があったが、ここにも発電機跡があった。
『読本あいしま』によると、大山の山頂と高平口の二箇所に風力発電機が設置されたとの記述があるが、そうすると、手前ピークが「高平口」であろうか。
P1200642発電機台座跡①.JPGコンクリート基礎①
P1200643跡②.JPG基礎②
P1200644跡③.JPG基礎③
P1200646跡④.JPG基礎④
P1200648中央の台座.JPG中央の台座

右方向の最高所へ向けて並木状にならぶ雑木沿いに進むと、並木の間にポツンと二等三角点(基準点名「相島」)見る。そばの木には赤テープが巻かれている。三角点マニアの所業だろうか。
P1200649雑木並木沿い.JPG雑木並木沿い
P1200650三角点山頂.JPG大山山頂・三角点
P1200651二等三角点「相島」.JPG二等三角点「相島」

帰路は北尾根を下ってみた。踏み跡もないので、すぐに右の石垣沿いにトラバースしたあと、疎林斜面の歩きやすいところを適当に選びながら下方の谷へ向けて下る。
P1200653北尾根.JPG北尾根
P1200654石垣.JPG石垣
P1200655疎林斜面.JPG疎林斜面

作業道跡に出会い、これを横切りさらに下ると、ササ被りのコンクリート舗装道に降り立つ。右上方はササ道が続いている
P1200656荒れた作業道跡?.JPG荒れた作業道跡
P1200657疎林斜面.JPG疎林斜面
P1200659コンクリート道のササ道へ出る.JPGササ被りのコン道
P1200658右上方のササ道.JPG右上方のササ道

左折するとすぐに舗装農道に出る。右折して下ると左道と合わさり、段々畑沿いに進むと浄水場から灯台へ続く道と出会う。
P1200663コン道下降部分(逆方向).JPG農道出合い(逆方向)
P1200662段々畑.JPG段々畑が広がる
P1200665切り通し.JPG切り通し
P1200666分岐(逆方向).JPG灯台への道出合い(逆方向)

パンフレットにある「大石」が近そうなので、右折して少し先へ行くと、右手に石がある。大石というので「大岩」をイメージしていたが、高さ2mほどの石で拍子抜けした。『読本あいしま』には「周囲の松林と調和して一つの景観をなしている」と記されているが、松は枯れてしまったようだ
P1200668大石.JPG大石
P1200667大石案内板.JPG案内板

道を戻り灯台へ向かう。分岐が数箇所あり、地図読みしながら下っていくと、コンクリート道が終わり、両側に竹垣が続く地道に変わる。ほどなく前方に相島灯台が現れる。
P1200669分岐(右へ).JPG分岐(右へ)
P1200670農道.JPG農道
P1200671農道.JPG農道
P1200672分岐(右へ).JPG分岐(右へ)
P1200673コン農道終わり.JPG舗装終わり
P1200674相島灯台.JPG相島灯台
P1200691相島灯台.JPG相島灯台
P1200678相島灯台案内板.JPG案内板

灯台の右手には絶壁となった通ヶ鼻の壮観な景色が望める。
P1200681通ノ鼻.JPG通ヶ鼻
P1200676通ノ鼻.JPG通ヶ鼻
P1200687青海島.JPG青海島

帰路、左に垣間見える海岸線を見ながら戻る。
P1200692大山.JPG北麓から大山
P1200696椎木岩.JPG椎木岩

入海海岸へ下ってみたが、途中で道が消失する。右の谷の竹林へ続く踏み跡をたどってみたが、すぐに消える。今回は時間もなく、無理をせず引き返す。
P1200697入海海岸への分岐(逆方向).JPG入海海岸への分岐(逆方向)
P1200699浜への道.JPG海岸への道
P1200700.JPG海岸への道
P1200701道消失.JPG道消失
P1200704谷側の竹林に踏み跡.JPG谷側の踏み跡

途中、大日如来堂、相島八幡宮などに立ち寄りながら港へ戻る。
P1200707赤瀬.JPG赤瀬
P1200711大日如来堂.JPG大日如来堂
P1200714石段(逆方向).JPG石段
P1200715大日如来堂案内板.JPG案内板
P1200716路地.JPG路地に入る
P1200717神社?.JPG浄土宗来迎院?
P1200718大山.JPG寺院横から大山を望む
P1200720石仏.JPG石仏2体(享保年間の銘あり。島に天然痘が流行した際、回復を祈願して作られたという)
P1200721八幡宮.JPG相島八幡宮
P1200722.JPG社殿
P1200723相島小・中学校.JPG相島小・中学校
P1200726車道合流点.JPG集落道合流点
P1200728電気導入記念碑.JPG電気導入記念碑
P1200730相島港の「つばき2」.JPG相島港の「つばき2」
P1200733.JPG相島港から尾島など遠望

帰りの船では船酔い防止になるかとデッキに出ていると、行きで知り合ったお爺さんも寒中にもかかわらずお付き合いいただいた。釣りで寒さには慣れっことのこと。またどこかの島でお会いしましょう。

P1200738唐鳩.JPG唐鳩
P1200740船尾から相島.JPG相島
コメント(2) 

コメント 2

yamakan

航空灯台の基礎を調査している人はいるが、さすがに風力発電所跡を探しているのは全国でもgomenさんだけではないでしょうか。新境地開眼。

もう百年ぐらいしたら、白滝山や大星山の風力発電所もなくなり、巨大な基礎と立派な道路だけ残るのでしょうか
by yamakan (2014-12-19 20:31) 

gomen

棚ボタといったところで偶然の所産です。どんなものでも観光名所にしてしまうのが島のいいところではないでしょうか。
といっても訪れる人はいないようですが…

by gomen (2014-12-20 00:52) 

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