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八幡岳・山口尾〈八幡谷渓流ルート〉(防府市鈴屋) [県央部の山]

八幡谷側から両山を縦走するルートは5年前に歩いた。地籍調査が各所で実施された後だったため、いろんなルート取りができ、1ヶ月近くかけてこの山域を楽しんだ。この時の記憶があり期待して臨んだが、最近一部に調査測量が入ったもののほとんどは元のヤブに戻ってしまい、気軽に入れる山域ではなくなっている。
また、植林管理のため至るところに踏み跡が付いており、もともと支谷が多く分岐しルート取りが難しい上、旧測量時のテープがあちこちに残っているため、取り付きは見やすそうだが、なかなか手強い山域となっているので、心して臨んだ方がよい。

今回は、以前歩いたルートの一部を再度歩き何とか縦走したが、天候や時間切れのため一日での踏破はできず、数回に分けて歩いた。
ルート取りとしては、Aルートの支尾根を上りに使い、Cルートで支谷へ下る方が多少分かりやすいだろう。B、Cルートを上りに取ると支谷に入り込みやすく難しい。Bルートは縦走時のエスケープルートとして使うとよい。Dルートは、前回はシダ刈り後で快適に歩けたが、現在は295mピークあたりまでシダが深く、勧められない。
八幡岳・山口尾.jpg (クリックで拡大)

宇佐八幡宮入口石段の右手から林道に入り、墓地を右に過ごすと堰堤が現れ、すぐ先の広場に駐車する。八幡岳が眼前に広がる。
01P1030520第一堰堤から望む八幡岳.JPG第一堰堤から八幡岳を望む


未舗装の林道を進み、第二堰堤を過ごし、コンクリート橋で川を渡ると、S字状に曲がったところで林道が終わり山道に変わる。
01P1030521林道.JPG林道
02P1030418第二堰堤分岐.JPG第二堰堤への分岐
03P1030525コンクリート橋.JPGコンクリート橋

左の広葉樹植林で整備された斜面沿いに山道を進み、一旦沢と出会い、その先で左に分かれる支谷の沢を渡ると、山道分岐(a)に着く。
04P1030422植林斜面沿いの山道.JPG植林斜面沿いの山道
05P1030423沢出合い.JPG沢出合い
06P1030424渡渉点.JPG渡渉点
07P1030425前方に山口尾.JPG前方に山口尾
08P1030394山道分岐点.JPG山道分岐点

分岐を左に取り、100mほど進むと再び沢を渡り、さらに200mほどで分岐(b)に着く。
09P1030395渡渉点.JPG渡渉点
10P1030397支尾根取り付き.JPG支尾根取り付き

山道を直進するとBルートとなるが、左の支尾根に取り付く。深いシダヤブの尾根を急登する。今は測量時の切り開きがありロープも付けてあるので多少登りやすい。
11P1030398シダ尾根直登.JPGシダ尾根直登

緩い勾配の雑木シダ尾根に変わり、登り切ると主稜線に出会う(c)。振り返ると山口尾が望める。
12P1030401合流点より山口尾遠望.JPG合流点より山口尾遠望

ここで測量の切り開きは右折方向(山口尾への縦走路)へ続くが、左折し、まずは八幡岳をめざす。
シダヤブを避け右の雑木疎林へ逃げ込みながら100mほど進むと小ピークへ着く。ここで右折し、さらに深いシダヤブを100mほど漕ぎ、支尾根と合流した所で、突然前方に広葉樹の植林整備された斜面が開ける。
13P1030328深いシダ尾根.JPG深いシダ尾根
14P1030330雑木植林境.JPG植林尾根境

左折し、尾根伝いに植林境をたどり、やや下った鞍部で左の雑木疎林ヤブに突っ込む(d)。踏み跡はないが小谷を少し下ると、三谷森林公園側からの登山コース上に出る(e)。夏場はシダが被ったらしく、最近刈られた様子がうかがえる。左折すると山頂へ至る。
15P1030331登山道へ合流.JPG登山道へ出る
16P1030332八幡岳山頂.JPG八幡岳山頂
17P1030334八幡岳山頂から山口尾.JPG八幡岳山頂から山口尾

c地点まで戻り、いよいよ縦走路にかかる。cからf地点の間は最近の地籍調査で尾根上の切り開きがあり、比較的歩きやすい。雑木尾根上に測量テープが続く。途中、地籍図根三角点のある伐採地では四方に展望が広がる。
18P1030403雑木尾根の縦走路.JPG雑木尾根の縦走路
19P1030406伐採展望地(360度・前方は山口尾).JPG伐採展望地

f地点に着くと、ここで測量の切り開きは終わり、右(東側)の支尾根上をシダヤブの切り開きが下っている(Bルート)。
20P1030541Bルート合流点.JPGBルート合流点

fから先は今回測量が入っていないためヤブに戻っている。倒木やイバラの酷い所は左右の雑木林に逃げ込みながら、ヤブ尾根との格闘が続く。途中で現在地確認をすると、実際の感覚より3分の1程度しか進んでいないので、がっかりさせられる。
21P1030542ヤブ尾根.JPGヤブ尾根

360m小ピークでは樹間に龍ヶ岳が望める。
22P1030545360m小ピーク.JPG360m小ピーク
23P1030546小ピークから龍ヶ岳.JPG小ピークから龍ヶ岳

地籍図根三角点のある市境尾根の小ピーク(g)は、以前は伐採展望広場だったが、すっかりヤブ化している。南東方向に八幡岳、北東方向に目指す山口尾が望める。この先からやや歩きやすくなる。
24P1030547400m小ピーク・地籍図根三角点.JPG400m小ピーク
25P1030550400m小ピークから山口尾.JPG小ピークから山口尾

鞍部のh地点に着くと、山口市側から山口尾を目指す登山者がいるらしく、尾根上に踏み跡が付いている。右には幅広の旧山道が下っている(C、Dルート)。
27P1030553鞍部.JPG鞍部

踏み跡をたどり尾根を直進すると、イバラがはびこる荒れた小ピークに出る。前回はここも伐採展望広場となっていたが、完全にヤブ化している。
28P1030448ヤブ化した伐採展望地.JPGヤブ化した旧伐採展望地

ヤブを避けて先へ進み、尾根を外さず登りきると、山頂へ抜け出る。
29P1030555山頂への雑木尾根.JPG山頂への雑木尾根

三等三角点のある山頂は雑木に囲まれ展望はないが、最近の測量で東西方向に幅広く切り開かれている。西は無線中継所へ通じる道である。東側は奈美側へ下る道で、少し先で二方向に分かれる(左の道には、真新しい測量テープが続いている)。
30P1030450山口尾山頂(西方向).JPG山口尾山頂(西方向)
31P1030451山頂(東方向).JPG山頂(東方向)

鞍部のh地点まで戻り、左折して旧山道を下る。巻き道から尾根道に変わるとまもなく右の支谷へ旧測量テープがあり、これを下る(i地点、Cルート)。なお、この地点より少し下った所にも下降箇所があり、テープが付いている。沢沿いの左右の踏み跡や沢上の歩き易いところを選びながら下り、いくつか支谷を合わせると(下方の支谷が合わさるあたりは踏み跡が分かりづらい)、何とかa地点へ戻る。
32P1030456支沢.JPG支沢
33P1030457支沢.JPG支沢

i地点から直進してDルートを下ることも可能だが、295mピークの次の小ピークあたりからシダが深くなるので勧められない。
なお、Dルートを上りに使う場合、a地点手前の渡渉点に目印はなく、対岸の支尾根取り付き地点に測量テープがまとまって付けてあるだけなので、分かりづらいだろう。
36P1030433南尾根取り付き点(Dルート).JPG南尾根取り付き点(Dルート)
37P1030439シダ尾根(Dルート).JPGシダ尾根(Dルート)

参考としてBルートの巻き道の取り付き部とシダ尾根直登部の写真を掲載しておくが、下りに取った方が無難である。
34P1030537巻き道分岐点(Bルート).JPG巻き道分岐点(Bルート)
35P1030538シダ支尾根取り付き点(Bルート).JPGシダ支尾根取り付き点(Bルート)

【追記】
縦走路を一日で踏破するには、時間と体力に十分余裕をもって臨む必要がある。特に縦走後半のヤブは荒れが酷く、イバラにも悩まされるので、思った以上に時間がかかる。
また、地図読みに加え、現地確認のためGPSも利用するとよいだろう。くれぐれも安易な入山は控えた方がよい。

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